分析中に分析不可のコンポーネントとして識別された仮想マシン内のプロセスを変換できます。

前提条件

手順

  1. メイン メニューで、[変換] をクリックします。
  2. 左側のナビゲーション ページで、[インベントリ] > [仮想マシン] の順に移動します。
  3. 仮想マシン名の横にある 3 つのドットをクリックします。
  4. [プロセスのコンテナ化] を選択します。
    プロセスの Docker イメージを作成するためのさまざまなフェーズが表示されます。
  5. イメージ テンプレートの作成を開始します。
    1. イメージ テンプレートを識別するための一意の名前を入力します。
    2. OCI イメージを構築するために使用する基本イメージの名前を repository/image:tag の形式で入力します。
    3. 基本イメージをプルするソース レジストリを選択します。デフォルトでは、Application Transformer for VMware Tanzu は匿名アカウントを使用して Docker Hub からのプルを試みますが、その後、Docker の制限が原因で失敗する可能性があります。
    4. [検証] をクリックして、基本イメージが存在するかどうかを確認します。
    5. [保存] > [次へ] の順にクリックします。
  6. 環境変数を選択します。
    1. 検索またはスクロールダウンして、画面の左側のセクションでプロセスを選択します。
    2. 画面の右側のセクションで、必要な環境変数を選択します。
      注: カスタム変数を追加できます。
    3. [保存] > [次へ] の順にクリックします。
    これらは、Docker ファイル内の ENV パラメータの値です。
  7. ファイル ツリーを展開し、ソース仮想マシンからイメージにコピーするファイルとフォルダを選択します。
    注: ファイルまたはフォルダに 10 個を超える再帰シンボリック リンクがある場合、「 ファイル名の解決中に多数のシンボリック リンクが発生しました」エラーが表示されます。 Application Transformer for VMware Tanzu は、イメージ内のファイルのシンボリック リンクを作成せず、代わりにファイルの内容をコピーします。
  8. [アップロード] をクリックして構成をオーバーライドするか、カスタマイズを許可してファイルを選択します。

    同じ名前のファイル、または同じ名前の zip フォルダをアップロードして、ソース仮想マシンのファイルとフォルダをオーバーライドする必要があります。これらのオーバーライドされたファイルがイメージにコピーされます。オーバーライドされたファイルは、必要に応じて削除できます。

  9. [保存] > [次へ] の順にクリックします。
  10. シェル スクリプト(.sh ファイル)をアップロードして、実行可能ファイルとして実行されるコンテナを構成するか、Docker イメージを開始するコマンドを編集します。
    注: デフォルトでは、選択したプロセスのコマンド ラインが entrypoint.sh として使用されます。これは変更できます。
  11. [保存] > [次へ] の順にクリックします。
  12. Docker ファイルに指定したパラメータ値を確認または変更し、[次へ] をクリックします。
  13. イメージ タグを指定し、リポジトリを入力して、ビルドされた OCI イメージとアーティファクトをプッシュします。
  14. [検証] をクリックし、[コンテナ化] をクリックします。
    [最近のタスク] ペインに、 [イメージのビルド] タスクと [イメージのプッシュ] タスクが表示されます。

結果

作成した新しいイメージ テンプレートを表示するには、 [変換] > [アーティファクト] > [イメージ テンプレート] の順に移動します。

次のタスク

  • [イメージ アーティファクトのダウンロード] リンクをクリックして、イメージ テンプレートをダウンロードします。

    テンプレートには、ダウンロードしたファイル、サンプルの展開ファイル、Docker ファイル、およびエントリポイント スクリプト ファイルが含まれています。

  • 展開ファイルを使用して、イメージを編集し、Tanzu Kubernetes Grid クラスタに展開します。