以前の Horizon FLEX バージョンから Horizon FLEX システムをアップグレードできます。
前提条件
- すべての Mirage Server がシャットダウンしていること。
- 適切な Mirage アップグレード準備作業を実行します。『VMware Mirage インストール ガイド』のアップグレード準備作業に関連する情報を参照してください。
- Mirage Web Management サーバで、Rvm ディレクトリの web.config ファイルをバックアップします。ディレクトリのデフォルトの場所は C:\Program Files\Wanova\Rvm です。
Mirage Web Management サーバをアップグレードするときは、手順 cを参照してください。システムは web.config を新しいバージョンに置き換え、これによりファイル内のカスタマイズされた設定が削除されます。アップグレード後に、バックアップされたファイル内のカスタマイズされた設定を新しいファイルに適用して web.config ファイルを更新します。
注: :- この前提条件で説明したカスタマイズされた機能に影響するパラメータを除き、web.config ファイル内のパラメータ、特に RvmPolicyVersion パラメータは変更しないでください。サポートされるポリシーのバージョンは、6、7、8、9、10、および 11 です。ポリシー番号をサポートされないバージョンに変更すると、ユーザーは Horizon FLEX 仮想マシンへのアクセスを失うことがあります。
- Horizon FLEX 管理コンソール と Horizon FLEX ポリシー サーバ を異なるポートにデプロイする場合は、web.config ファイル のバックアップを Rvm ディレクトリではなく、RvmAdmin ディレクトリに作成します。RvmAdmin ディレクトリのデフォルトの場所は C:\Program Files\Wanova\RvmAdmin です。
手順
- バージョンをアップグレードするための Horizon FLEX Server と Horizon FLEX Client インストール ファイルをダウンロードします。
- Horizon FLEX サーバのアップグレード後のバージョンと互換性があるバージョンにすべての Horizon FLEX クライアントをアップグレードします。
- Fusion Pro または Workstation Player アップグレード バージョンのインストーラ ファイルをエンド ユーザーに提供します。あるいは、VMware の Web サイトからソフトウェアをダウンロードするよう指示することもできます。
- 大規模デプロイパッケージを使用して Horizon FLEX Client をアップグレードします。
- Horizon FLEX Server コンポーネントをアップグレードします。
次のタスク
Mirage のアップグレードに関する詳細な手順は、
https://www.vmware.com/support/pubs/mirage_pubs.html にある VMware
Mirage のドキュメントを参照してください。
注: :
Mirage 管理サーバのアップグレード時には、
[新しいストレージ領域の作成] を選択しないでください。このオプションを選択して元のストレージ領域のパスを入力すると、
Mirage インストール全体が削除されます。たとえば、バックアップが利用できなくなる場合、基本レイヤー、アプリ レイヤーおよび CVD データが削除され、回復不能になります。
大規模デプロイパッケージを使用して Horizon FLEX Client をエンド ユーザーに提供する方法については、エンド ユーザー向けの Horizon FLEX Client のインストールを参照してください。