RDS ファームは、ほぼ同じ構成の Windows Server を RDS ホストとしてまとめたものです。このダッシュボードには、RDS ファームの全体的なパフォーマンスが表示され、ファームにドリルダウンしてパフォーマンスのトラブルシューティングを行うことができます。

設計上の考慮事項

これはエントリ ポイントとして、およびデータセンター ダッシュボードからのドリルダウンとして設計されています。このダッシュボードから、ファーム内のホストの 1 つにドリルダウンできます。

ダッシュボードの使用方法

ダッシュボードの上部に表示されている健全性チャートを確認します。

  • [赤色のファーム数] は、データセンター KPI が赤色になっている Horizon ポッドの数を示しています。赤はワースト レベルであり、これらはいずれも赤色になることは許容されないため、この値は常に 0 であることが求められます。

[ファームのパフォーマンス分布] 横棒グラフを確認します。

  • これらはすべて緑色の範囲内にあることが求められます。これらのうち 1 つでも赤色になることは許容されません。

  • 棒グラフのバーのいずれかを選択すると、バケット内のオブジェクトが表示されます。ウィジェットのツールバーにある最大化ボタンをクリックすると、リストが見やすくなります。いずれかの行を選択して他のウィジェットを起動することはできません。

[RDS ファームとホスト] 表を確認します。

  • これらはすべて緑色の範囲内にあることが求められます。これらのうち 1 つでも赤色になることは許容されません。

  • パフォーマンスの高くないホストに注目します。

  • セッション数には、接続されているセッションと切断されたセッションの両方が含まれています。

表からエントリの 1 つを選択します。

  • 選択したエントリの KPI がスコアボードに表示されます。パフォーマンスのさまざまな側面を示す 5 つのスコアボードがあります。

  • 関連するプロパティがプロパティ ウィジェットに表示されます。

スコアボードから 1 つまたは複数のエントリを選択します。

  • スコアボードの下の線グラフに、選択したメトリックがプロットされます。

  • メトリック チャート ウィジェットを使用してメトリックを比較すると、相関関係があるかどうかを確認できます。

  • また、複数のメトリックを積み重ねることもできます。たとえば、読み取り IOPS と書き込み IOPS を組み合わせて IOPS の総数を取得できます。ただし、読み取り遅延と書き込み遅延を組み合わせて遅延合計を取得することは避けてください。読み取りと書き込みの比率を考慮する必要があるためです。