このダッシュボードでは、Desktop as a Service (DaaS) のストレージ コンポーネントの全体的なパフォーマンスを把握できます。遅延時間の増大、I/O 残数の増加、使用率の低下など、ストレージに関連するパフォーマンスの問題が表示されます。このダッシュボードは、3 つのロール(Horizon 管理者、VMware 管理者、ストレージ管理者)すべてを対象に設計されており、チーム間の連携を強化することを目的としています。
このダッシュボードは、機能としては vSphere データストア パフォーマンス ダッシュボードのスーパーセットですが、Horizon で使用されているデータストアのみが一覧表示されます。
設計上の考慮事項
このダッシュボードでは、競合と使用率のメトリックが 1 つのダッシュボードにまとめられていますが、視覚的には使いやすさのために分離されています。ローカルのデータストアは、Horizon では原則として使用されていないため、対象外です。
ダッシュボードの使用方法
2 つの [データストア パフォーマンス] 棒グラフを確認します。
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幅の棒グラフは、影響を受ける仮想マシンの全数と割合 (%) を表します。
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これらはすべて緑色の範囲内にあることが求められます。これらのうち 1 つでも赤色になることは許容されません。
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棒グラフのバーのいずれかを選択すると、バケット内のオブジェクトが表示されます。ウィジェットのツールバーにある最大化ボタンをクリックすると、リストが見やすくなります。いずれかの行を選択して他のウィジェットを起動することはできません。
[Horizon 内のデータセンター] 表を確認します。
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最大の遅延が発生したデータセンターに注目します。列は色分けされています。運用で別のしきい値が必要な場合は、ウィジェットを編集して、それに応じて調整します。
[データセンター] 表からデータセンターを選択します。
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データセンター内の共有データストアのリストが KPI と共に表示されます。使用できないデータストアは表示されません。
[選択した DC 内のデータストア] 表を確認します
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これらはすべて緑色の範囲内にあることが求められます。これらのうち 1 つでも赤色になることは許容されません。
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パフォーマンスの高くないデータストアに注目します。
表からエントリの 1 つを選択します。
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KPI がスコアボードに表示されます。使用率と競合の表示方法は異なります。
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読み取り遅延と書き込み遅延は、インサイトの向上のため、個別に表示されます。読み取りと書き込みの問題の性質は同じでない場合があるため、違いを確認するのに役立ちます。
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関連するプロパティがプロパティ ウィジェットに表示されます。
スコアボードから 1 つまたは複数のエントリを選択します。
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スコアボードの下の線グラフに、選択したメトリックがプロットされます。
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メトリック チャート ウィジェットを使用してメトリックを比較すると、相関関係があるかどうかを確認できます。
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また、複数のメトリックを積み重ねることもできます。たとえば、読み取り IOPS と書き込み IOPS を組み合わせて IOPS の総数を取得できます。ただし、読み取り遅延と書き込み遅延を組み合わせて遅延合計を取得することは避けてください。読み取りと書き込みの比率を考慮する必要があるためです。
注意点
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vSphere ストレージはデータストアとして表されます。基盤となるストレージ プロトコルは、ファイル (NFS) またはブロック (VMFS) です。vSAN は、固有の使用レイヤーとして VMFS を使用するため、固有の監視のニーズがあります。IOPS とスループットが高くない場合、遅延が発生する可能性があります。遅延が発生した場合、トラブルシューティングにはかなりの時間がかかることがあります。
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IOPS とスループットが高くない場合、遅延が発生する可能性があります。さまざまなストレージ スタック(例:ドライバ)のログとキューを確認して、パフォーマンスを監視します。
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基盤となる同じ物理アレイを共有しているデータストアでは、同時に問題が発生することがあります。基盤となるアレイは、独立した磁気ディスクまたは SSD から構成されているため、単体でホット スポットが発生することがあります。
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ダッシュボードにはデータストア クラスタがありません。環境で使用されている場合は、ビュー リストを追加して一覧表示し、このビュー リストで [データストア パフォーマンス] ビュー リストを操作します。
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複数のデータストアの仮想ディスクを使用している仮想マシンが多数ある場合は、ビュー リスト ウィジェットを追加して個々の仮想ディスクを一覧表示します。このリストを使用して、個々の仮想ディスクの遅延をプロットします。