VDI セッションは仮想マシンにマッピングされます。1 人のユーザーが同時に複数のセッションを持つことができ、各セッションには独自の仮想マシンがあります。

Horizon VDI セッションのパフォーマンス ダッシュボードには、セッションの全体的なパフォーマンスが表示され、セッションのパフォーマンスにドリルダウンしてトラブルシューティングを行うことができます。

設計上の考慮事項

このダッシュボードは、VDI プールのパフォーマンス ダッシュボードを補完するように設計されているため、類似の設計になっています。これは詳細ダッシュボードとして機能し、ファームから 1 つのホスト メンバーにドリルダウンすることができます。

大規模な環境では、セッションの数が数万に達する場合があります。パフォーマンスをリアルタイムで確認するには、ライブ! Horizon セッションのパフォーマンス ダッシュボードを使用します。

ダッシュボードの使用方法

ダッシュボードの上部に表示されている 2 つの健全性チャートを確認します。

  • 1 つ目の健全性チャートには赤色のデータセンター KPI のセッション数が、2 つ目の健全性チャートには赤色のネットワーク KPI のセッション数が表示されます。

  • どちらの健全性チャートも 0 が表示されて、ネットワークおよびデータセンターにパフォーマンスの問題が発生しているセッションがないことが示されている必要があります。

[プール] 表を確認します。

  • すべての VDI プールが一覧表示されます。

  • 各ポッドについて、過去 1 週間の最悪のパフォーマンスが示されます。vRealize Operations Cloud は 5 分ごとにデータを収集するため、1 週間では 12 x 24 x 7 = 2,016 のデータ ポイントとなります。この列には、2,016 のデータ ポイントのうちワーストのポイントが表示されます。

[プール内の VDI セッション] 表を確認します。

  • これらはすべて緑色の範囲内にあることが求められます。これらのうち 1 つでも赤色になることは許容されません。

表からエントリの 1 つを選択します。

  • 選択したエントリの KPI がスコアボードに表示されます。パフォーマンスのさまざまな側面を示す 5 つのスコアボードがあります。

  • 関連するプロパティがプロパティ ウィジェットに表示されます。

スコアボードから 1 つまたは複数のエントリを選択します。

  • スコアボードの下の線グラフに、選択したメトリックがプロットされます。

  • メトリック チャート ウィジェットを使用してメトリックを比較すると、相関関係があるかどうかを確認できます。