Connection Server と Unified Access Gateway では、サービス レベルの監視が可能です。Telegraf を構成すると、UAG および CS Web サービスに対する HTTP 健全性チェックに加え、Tomcat サービスの監視を実行できます。Horizon ユースケースの場合、vCenter Server アダプタで 20 秒の監視メトリックを有効にできます。
次の 3 つの構成を使用できます。
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[Telegraf の構成:]
[インベントリ] > [Telegraf エージェントの管理] の順に移動して、CS サーバに Telegraf エージェントをインストールします。Telegraf エージェントのインストール
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[環境] > [アプリケーション] > [Telegraf エージェントの管理] 画面の順に移動します。
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UAG/CS サーバを選択し、横方向の省略記号をクリックして、[インストール] をクリックします。
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サーバ管理者のユーザー認証情報を指定し、Telegraf をインストールします。
注:バージョン 21 以降の UAG サーバで Telegraf のインストールが失敗し、サーバからクライアントに SOAP 障害が通知されます。前提条件として、「exec」権限を持つ「tmp」フォルダを追加します。次のコマンドを使用して、インストールを再試行します。<mount -o remount,exec /tmp>
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Tomcat アプリケーション サービスを有効にします。プラグインの有効化
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Tomcat カスタム Httpcheck サービスを有効にします。Httpcheck の有効化
UAG サーバの構成例:-
Tomcat
ベース URL:http://localhost:8877/
インストール パス:/opt/vmware/gateway/data/authbroker/.extractOR /opt/vmware/gateway/.extract
注:インストール パスは、Horizon Client が UAG サーバを介して展開される場所です。hc.war はここに抽出されます
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HttpCheck:
URL:https://localhost:443/
メソッド:GET
ホストとチェーン検証のスキップ:true
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PingCheck
DisplayName:
FQDN/IP:UAG サーバの IP アドレスを指定
Connection Server の構成例:-
Tomcat
ベース URL:http://localhost:48080
インストールパス:C:\Program Files\VMware\VMware View\Server\broker\
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HttpCheck:
URL:http://localhost:48080
メソッド:GET
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PingCheck
DisplayName:
FQDN/IP:CS サーバの IP アドレスを指定
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[20 秒監視の有効化:]
[vSphere ソリューションのデフォルト ポリシー] をクリックします。
の順に移動し、-
[ポリシーの編集] をクリックして、仮想マシンのピーク メトリックを有効にします。
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[メトリックとプロパティ] をクリックし、オブジェクト タイプとして [仮想マシン] を選択します。
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[メトリック] セクションを展開し、状態を編集して次のメトリックを有効にします。
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CPU 関連
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収集サイクル内のピーク vCPU Co-Stop
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ピーク vCPU I/O Wait
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ピーク vCPU Overlap
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ピークの vCPU Ready
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ピーク vCPU Swap Wait
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ピーク vCPU システム
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メモリ関連 -> ピーク競合
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ゲスト関連
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ピーク CPU Context Switch
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ピーク vCPU キュー
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ピーク vCPU ディスク キュー
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ネットワーク関連
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ピーク使用レート
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仮想ディスク
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ピーク遅延
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[Unified Access Gateway の構成:]
UAG のデプロイ時に指定した UAG 仮想マシンのホスト名、DNS 名、Unified Access Gateway 名は、メトリックとセッションを監視する際に同じ順序にする必要があります。