復旧プランに追加するカスタム復旧ステップのすべてのバッチ ファイルまたはコマンドは、一定の要件を満たす必要があります。
復旧プランに追加するコマンド ステップを作成する場合は、コマンド ステップの実行環境を必ず考慮してください。コマンド ステップでのエラーは、復旧プランの整合性に影響します。プランに追加する前に、コマンドを復旧サイトの Site Recovery Manager サーバ でテストしてください。
- ローカル ホストでフル パスを使用して Windows コマンド シェルを起動する必要があります。たとえば、c:\alarmscript.bat に配置されているスクリプトを実行するには、次のコマンド ラインを使用します。
c:\windows\system32\cmd.exe /c c:\alarmscript.bat
- バッチ ファイルとコマンドは、復旧サイトの Site Recovery Manager サーバ にインストールする必要があります。
- バッチ ファイルとコマンドは、300 秒以内に終了する必要があります。そうしないと、エラーが発生して復旧プランが終了します。この制限を変更するには、リカバリ設定の変更を参照してください。
- 出力に 127 よりも大きい ASCII 値を持つ文字が含まれているバッチ ファイルまたはコマンドでは、UTF-8 エンコードを使用する必要があります。Site Recovery Manager は、スクリプト出力の最後の 4KB のみをログ ファイルと復旧履歴に記録します。さらに多くの出力を生成するスクリプトでは、その出力を標準出力に送信してログに記録するのではなく、ファイルにリダイレクトされるようにします。