復旧サイトの多数の仮想マシンに手動で IP 設定を構成すると、時間がかかり、構成中のエラーの原因となる場合があります。複数の仮想マシンの構成プロセスを簡単にするため、Site Recovery Manager には DR IP Customizer ツールが組み込まれています。
DR IP Customizer ツールを使用して、カスタマイズされたネットワーク設定を復旧サイト上での起動時に仮想マシンに適用します。カスタマイズされた設定を、コンマで区切られた値(CSV)ファイルで DR IP Customizer ツールに提供します。
CSV ファイルを手動で作成するのではなく、DR IP Customizer ツールを使用して、保護された仮想マシンのネットワーク構成情報を含む CSV ファイルをエクスポートできます。このファイルを CSV ファイルのテンプレートとして利用し、ファイル内の値をカスタマイズして復旧サイトに適用できます。
- DR IP Customizer を実行し、保護された仮想マシンのネットワーク情報を含む CSV ファイルを生成します。
- 復旧サイトに関連するネットワーク情報で、生成された CSV ファイルを変更します。
- DR IP Customizer を再度実行し、仮想マシンが復旧サイト上で起動するときに、ネットワーク構成情報を変更した CSV を適用します。
DR IP Customizer ツールを保護サイトか復旧サイトのいずれかで実行できます。保護された仮想マシンの仮想マシン ID は、サイトごとに異なるため、DR IP Customizer ツールを実行して CSV ファイルを生成するときにどのサイトを使用したとしても、設定の適用時に再度 DR IP Customizer を実行するときには、生成時と同じサイトを使用する必要があります。
保護サイトと復旧サイトの IP 設定をカスタマイズすると、再保護操作中に Site Recovery Manager が正しい構成を使用できます。
Site Recovery Manager が IP のカスタマイズをサポートしているゲスト OS のリストについては、『vCenter Site Recovery Manager 5.5 の互換性マトリックス』を参照してください。