DR IP Customizer ツールには、Site Recovery Manager が保護する仮想マシンのネットワーク 情報を収集するために使用できるオプションが含まれています。仮想マシンを復旧サイト上で起動するときに、これらのオプションを使用してカスタマイズを適用することもできます。

dr-ip-customizer.exe 実行可能ファイルは、Site Recovery Manager サーバ ホスト マシンの C:\Program Files\VMware\VMware vCenter Site Recovery Manager\bin にあります。dr-ip-customizer.exe を実行するときは、コンマで区切られた値(CSV)ファイルを収集するか適用するかによって異なるオプションを指定します。

dr-ip-customizer.exe 
--cfg SRM Server configuration XML
--cmd apply/drop/generate 
[--csv Name of existing CSV File] 
[--out Name of new CSV file to generate] 
[--vc vCenter Server address] 
[--ignore-thumbprint] 
[--extra-dns-columns] 
[--verbose]

DR IP Customizer ツールを保護サイトか復旧サイトのいずれかで実行できます。保護された仮想マシンの仮想マシン ID は、サイトごとに異なるため、DR IP Customizer ツールを実行して CSV ファイルを生成するときにどのサイトを使用したとしても、設定の適用時に再度 DR IP Customizer を実行するときには、生成時と同じサイトを使用する必要があります。

DR IP Customizer ツールが提供するオプションの中には、必須のものと任意のものがあります。

表 1. DR IP Customizer のオプション
オプション 説明 必須
-h [--help] dr-ip-customizer.exe に関する使用情報を表示します。 なし
--cfg arg Site Recovery Manager サーバ の XML 構成ファイル、vmware-dr.xml ファイルへのパス。
--cmd arg 別のコマンドを指定して、DR IP Customizer を別のモードで実行します。
  • apply コマンドは、既存の CSV ファイルから Site Recovery Manager サーバ インスタンスでの復旧プランに、ネットワーク カスタマイズ設定を適用します。
  • generate コマンドは、Site Recovery ManagervCenter Server インスタンスを保護するすべての仮想マシンの基本 CSV ファイルを生成します。
  • drop コマンドは、入力 CSV ファイルで指定された仮想マシンから復旧設定を削除します。

CSV を生成するために使用したものと同じ vCenter Server インスタンスを、常に apply および drop コマンドに指定します。

--csv arg 入力として使用する CSV ファイルへのパス。 applydrop コマンドを実行する場合は、はい。
-o [ --out ] arg generate コマンドが作成する新しい CSV 出力ファイルの名前。既存の CSV ファイルの名前を指定する場合は、generate コマンドで現在の内容が上書きされます。 generate コマンドを実行する場合は、はい。
--vc arg vCenter Server ホスト名。保護マシンの仮想マシン ID は、各サイトごとに異なります。CSV ファイルを作成する場合、およびそれを適用する場合には、同じ vCenter Server インスタンスを使用します。
-i [ --ignore-thumbprint ] vCenter Server サムプリント確認プロンプトを無視します。 なし
-e [ --extra-dns-columns ] 廃止されました。 なし
-v [ --verbose ] 詳細出力を有効にします。任意の dr-ip-customizer.exe コマンド ラインに -verbose オプションを含めて、追加の診断メッセージをログに記録できます。 なし