保護グループや復旧プランの作成、フェイルオーバー、復旧、またはゲストのカスタマイズで問題がある場合は、その問題のトラブルシューティングが可能です。 コールアウトの実行時に Site Recovery Manager がコマンドラインのバックスラッシュの数を倍にするバックスラッシュがコールアウト コマンド ラインの一部になっている場合、Site Recovery Manager はすべてのバックスラッシュを倍にします。 復旧サイトで多数の仮想マシンを同時にパワーオンするとエラーが起こる場合がある多数の仮想マシンで同時に起動操作を実行すると、アレイ ベースの復旧または vSphere Replication の復旧時にエラーが起こる場合があります。 Site Recovery Manager のテスト フェイルオーバーの後、LVM.enableResignature=1 が設定されたままになる Site Recovery Manager は、LVM.enableResignature フラグが 0 に設定されている ESXi 環境をサポートしません。 仮想マシンの保護グループへの追加が未解決のデバイス エラーにより失敗する適切なインベントリ マッピングを構成しなかった場合は、仮想マシンの保護グループへの追加が失敗しエラーが発生します。 保護の構成がプレースホルダの作成エラーにより失敗する複数の仮想マシンの保護を構成した場合、プレースホルダの作成エラーにより構成が失敗します。 ホストが不正な状態にあるため計画移行が失敗する計画移行中にリカバリ サイトの ESXi ホストをメンテナンス モードにすると、計画移行が失敗します。 一部の仮想マシンでネットワークのカスタマイズ時にタイムアウト エラーにより復旧が失敗する復旧時に、一部の仮想マシンが復旧せず、ネットワークのカスタマイズ時にタイムアウト エラーが発生します。 リカバリが利用できないホストまたはデータストアのエラーで失敗する vCenter Server インベントリに変更が加えられた直後にリカバリまたはテスト リカバリを実行すると、ホスト ハードウェアとデータストアが使用できないエラーによりリカバリまたはテスト リカバリが失敗します。 再保護が vSphere Replication のタイムアウト エラーで失敗する vSphere Replication 保護グループを含むリカバリ プランに再保護を実行すると、操作がエラーでタイムアウトになります。 VMware Tools の待機中にリカバリ プランがタイムアウトするリカバリ プランの実行が、VMware Tools の起動待機中にタイムアウト エラーにより失敗します。 vCenter Server の再起動後に再保護が失敗する vCenter Server を再起動してから vSphere Replication を使用すると、再保護の操作に失敗することがあります。 データストアの再スキャンがストレージ デバイスの準備ができていないため失敗するテスト リカバリまたはリカバリを開始するときに、一部の SRA は ESXi ホストでリカバリ サイトの昇格ストレージ デバイスが使用可能になる前に、応答を Site Recovery Manager に送信します。Site Recovery Manager はストレージ デバイスを再スキャンし、再スキャンが失敗します。 短い RPO で多数の仮想マシンを ESXi Server 5.0 のデータストア上の共有 VMFS データストアにレプリケートする場合のスケーラビリティの問題短い目標復旧時点(RPO)で、リカバリ サイト上の複数のホストからアクセス可能な 1 つの仮想マシン ファイル ストア(VMFS)データベースに多数の仮想マシンをレプリケートすると、パフォーマンスが遅くなる可能性があります。 古いホストへの vMotion 中のアプリケーション静止からファイル システム静止への変更 vSphere Replication は、ESXi 5.1 以降のホストで実行される Windows Server 2008 と Windows 8 ゲスト オペレーティング システムをもつ仮想マシンのアプリケーション静止レプリカを作成できます。 データストア マッピングのない仮想マシン上のレプリケーションの再構成複数の仮想マシンで vSphere Replication を構成する前にデータストア マッピングを構成していない場合、レプリケーション構成に失敗します。 別々のデータストアに 2 つのディスクを持つ仮想マシンでのレプリケーションの構成が失敗する別々のデータストア内に含まれている 2 つのディスクが存在している仮想マシン上で vSphere Replication の構成を試みると、失敗します。 vSphere Replication RPO 違反復旧サイトで vSphere Replication が問題なく実行されている場合でも、RPO 違反が発生する場合があります。 ホストの移動後に vSphere Replication が起動しない vSphere Replication アプライアンスを実行している ESXi Server を別の vCenter Server インスタンスのインベントリに移動すると、vSphere Replication の操作が実行できません。vSphere Replication の操作は、vCenter Server を再インストールした場合にも実行できません。 vSphere Replication の予期せぬ不具合による一般エラー特定の予期せぬ不具合が発生した場合、vSphere Replication のログに一般エラー メッセージが記録されます。 サポート バンドルを生成すると vSphere Replication リカバリが中断される vSphere Replication ログ バンドルを生成するのと同時にリカバリを実行すると、リカバリに失敗する場合があります。 仮想マシン ファイル と VMware Virtual SAN ストレージ ファイルの初期完全同期が遅いVMware Virtual SAN ストレージを使用していて、vSphere Replication を複数の仮想マシンに構成している場合、初期完全同期が完了するまでに長い時間がかかることがあります。 レプリケーションの数が増えるにつれ vSphere Replication の操作の実行が遅くなるレプリケートする仮想マシンの数が増えるにつれ、vSphere Replication の操作が非常に遅くなる可能性があります。 親トピック: Site Recovery Manager のトラブルシューティング