Site Recovery Manager は、vSphere Replication を使用してリカバリ サイトのサーバにデータをレプリケートできます。

仮想アプライアンスとして、vSphere Replication をデプロイします。vSphere Replication アプライアンスには 2 つの構成要素があります。

  • vSphere Replication 管理サーバ:
    • リカバリ サイトで vSphere Replication サーバを構成します。
    • 保護サイトからのレプリケーションを有効化します。
    • ユーザーを認証し、vSphere Replication の操作を実行する権限をチェックします。
    • レプリケーションのインフラストラクチャを管理および監視します。
  • vSphere Replication サーバ:
    • 保護サイトの vSphere Replication ホスト エージェントからの仮想マシンのアップデートを待機します。
    • リカバリ サイトの仮想ディスクにアップデートを適用します。

必要に応じて、サイト上に複数の vSphere Replication サーバをデプロイし、仮想インフラストラクチャのレプリケーションのロードのバランスを取ることができます。

vSphere Replication 管理サーバおよび vSphere Replication サーバがサポートできる負荷の詳細については、http://kb.vmware.com/kb/2034768 を参照してください。

vSphere Replication にはストレージ アレイは必要ありません。vSphere Replication ストレージ レプリケーションのソースおよびターゲットには、任意のストレージ デバイス (ストーレジ アレイに限定されない) を使用できます。

リカバリ サイトにある保護された仮想マシンのスナップショットを定期的に作成および保持するように vSphere Replication を構成できます。仮想マシンの複数の特定時点 (point-in-time, PIT) でのスナップショットを作成することにより、リカバリ サイトに仮想マシンの複数のレプリカを保持することができます。各スナップショットには、特定時点での仮想マシンの状態が反映されます。vSphere Replication を使用してリカバリを実行したときに、どのスナップショットをリカバリするかを選択できます。

図 1. Site Recovery Manager アーキテクチャと vSphere Replication の併用

SRM アーキテクチャと vSphere Replication の併用

vSphere Replication および Site Recovery Manager と vSphere Storage vMotion および vSphere Storage DRS の併用

vSphere Replication は、保護サイトの vSphere Storage vMotion および vSphere Storage DRS と互換性があります。Storage vMotion および Storage DRS を使用して、レプリケーションに影響を与えずに vSphere Replication が保護している仮想マシンのディスク ファイルを移動できます。

vSphere Replication および VMware Virtual SAN ストレージと Site Recovery Manager の併用

vSphere Replication および Site Recovery Manager とともに VMware Virtual SAN ストレージを使用できます。

注: : VMware Virtual SAN は、vSphere 5.5u1 で完全にサポートされている機能です。
  • Virtual SAN を vSphere Replication 5.5.1 および vSphere 5.5u1 と本番環境で併用することができます。
  • vSphere 5.5 の Virtual SAN は試験的な機能です。Virtual SAN のテストは vSphere Replication 5.5.0 および vSphere 5.5 を使用して実行できますが、本番環境での使用はサポートされていません。Virtual SAN を vSphere 5.5 で有効にする方法については、vSphere Replication 5.5.0 リリースのリリース ノートを参照してください。