Site Recovery Manager の以前のリリースに戻すには、保護サイトおよび復旧サイトから Site Recovery Manager をアンインストールし、Site Recovery Manager クライアント プラグインのインスタンスをすべてアンインストールする必要があります。その後、以前のバージョンを再インストールできます。

前提条件

  • vCenter Server のインストールが、戻したい Site Recovery Manager のリリースをサポートしていることを確認してください。各種バージョンの Site Recovery Manager をサポートする vCenter Server のリリースの詳細については、http://www.vmware.com/support/pubs/srm_pubs.html の『Site Recovery Manager 互換性マトリックス』を参照してください。vCenter Server インストールを元に戻す方法の詳細については、vSphere のドキュメントを参照してください。
  • 以前のリリースからこのリリースへ Site Recovery Manager をアップグレードする前に、Site Recovery Manager データベースのバックアップを取っていることを確認してください。

手順

  1. Windows の [コントロール パネル] オプションを使用して、保護サイトと復旧サイトで Site Recovery Manager をアンインストールします。
    保護サイトと復旧サイトで Site Recovery Manager サーバ インスタンスに接続した場合は、両方のサイトで Site Recovery Manager をアンインストールする必要があります。サイト ペアリングの一方から Site Recovery Manager をアンインストールし、もう一方からはアンインストールしないと、残っているサイトのデータベースが不整合となります。
  2. Windows の [コントロール パネル] オプションを使用して、インストールした vSphere Client インスタンスから Site Recovery Manager プラグインをアンインストールします。
  3. 以前のリリースから Site Recovery Manager をアップグレードしたときに作成したバックアップから Site Recovery Manager データベースをリストアします。
    両方のサイトのデータベースをリストアし、同期させる必要があります。バックアップからデータベースをリストアする方法の詳細については、お使いのデータベース ベンダーのドキュメントを参照してください。
  4. 保護サイトおよび復旧サイトで Site Recovery Manager サーバ の以前のリリースをインストールします。
  5. Site Recovery Manager. に接続するために使用する vSphere Client インスタンスに Site Recovery Manager クライアント プラグインの以前のリリースをインストールします。
  6. 保護サイトと復旧サイトで Site Recovery Manager サーバ インスタンス間の接続を再確立します。

結果

以前のバージョンから Site Recovery Manager データベースのバックアップをリストアした場合は、Site Recovery Manager をアップグレードする前に作成した構成または保護プランが保持されます。