完了するまでに長時間かかるタスクを実行する場合、タスクの完了前にリモート サイトのデフォルト タイムアウト期間が経過する可能性があります。時間のかかるタスクが完了できるように、追加のタイムアウトを構成できます。
時間のかかるタスクは、大きな仮想マシンのテスト リカバリまたはクリーンアップなどが考えられます。仮想マシンに大容量ディスクがある場合は、テスト リカバリまたはフル リカバリの実行に長時間かかることがあります。デフォルトのタイムアウト期間によってサイト間の接続性が監視されるので、タスクがデフォルトのタイムアウト期間より長い時間がかかり、実行中に他方のサイトに通知を送信していない場合はタイムアウトになります。その場合は、vmware-dr.xml 構成ファイルに設定を追加することで、時間のかかるタスクが完了するまでに Site Recovery Manager がタイムアウトしないようにできます。
<RemoteManager><TaskDefaultTimeout> 設定を vmware-dr.xml に追加することにより、リモート サイトでタスクが終了できるように追加のタイムアウト期間を構成します。タスクが定期的に進捗状況をレポートしている場合は、Site Recovery Manager がタスクに与える時間を延長するように <TaskProgressDefaultTimeout> 設定を構成することもできます。
<TaskDefaultTimeout> 期間を構成すると、タスクの完了に <DefaultTimeout> 設定で定義されている時間より長い時間がかかる場合にも、デフォルト タイムアウトによってタスクが失敗することはありません。Site Recovery Manager がリモート サイトからタスクの進捗状況通知を継続的に受信する限り、大きな仮想マシンのテスト リカバリまたはクリーンアップなどの時間のかかるタスクがタイムアウトすることはありません。
タスクを開始するための最初の呼び出しは、<DefaultTimeout> 設定の対象になります。タスクが開始された後の時間のかかるタスクは、<TaskDefaultTimeout> 設定の対象になります。<TaskDefaultTimeout> の有効期限が切れてもタスクが終了しない場合、進捗状況モニタはタスクが進捗状況通知を送信しているかどうかを確認します。タスクが通知を送信している場合、進捗状況モニタは <TaskProgressDefaultTimeout> 設定を適用して、タスクにより多くの時間を与えて終了できるようにします。<TaskProgressDefaultTimeout> の有効期限が切れると、進捗状況モニタは再度進捗状況通知を確認します。タスクが進捗状況通知を送信している場合、進捗状況モニタはタスクにさらに時間を与えます。このシーケンスは、タスクが終了するか、または進捗状況通知の送信を停止するまで繰り返されます。