Site Recovery Manager サーバ のインストール時に指定した情報を変更するには、Site Recovery Manager インストーラを変更モードで実行できます。

Site Recovery Manager サーバ をインストールすると、拡張する vCenter Server インスタンス、Site Recovery Manager のデータベース タイプ、DSN と認証情報、認証のタイプなどのユーザーが指定する一連の値がインストールにバインドされます。Site Recovery Manager インストーラでは、Site Recovery Manager サーバ のインストール時に構成した特定の値を変更できる変更モードがサポートされています。

  • vCenter Server 管理者のユーザー名とパスワード(Site Recovery Manager をインストールしてから変更している場合)
  • 認証のタイプ(証明書ベースまたは認証情報ベース)、認証の詳細、またはこの両方。
  • Site Recovery Manager データベースのユーザー名、パスワード、および接続番号
  • Site Recovery Manager サーバ サービスを実行しているユーザー アカウント

インストーラの変更モードでは、Site Recovery Manager サーバ インストーラに含まれる一部のページを変更したバージョンが表示されます。ローカル サイト名、Site Recovery Manager の管理者の電子メール アドレス、ローカル ホスト アドレス、リスナー ポートを含むホストと管理者の構成情報は変更できません。インストーラを変更モードで実行する場合、このページは省略されます。Site Recovery Manager は、インストール時に指定した管理者の電子メール アドレスを使用しないので、Site Recovery Manager サーバ をインストールした後で Site Recovery Manager 管理者が変更されても、Site Recovery Manager の動作には影響しません。

注意: : サムプリントに影響する証明書を更新すると、保護サイトとリカバリ サイト間の接続に影響が及ぶことがあります。インストーラを変更モードで実行した後、保護サイトとリカバリ サイト間の接続を確認してください。保護サイトとリカバリ サイト間の接続を構成する方法については、 保護サイトとリカバリ サイトの Site Recovery Manager サーバ インスタンスの接続 を参照してください。

Site Recovery Manager のインストール時に組み込みデータベースを選択している場合は、外部データベースを使用するようにインストールを変更すること(またはその逆)はできません。

前提条件

  • Site Recovery Manager サーバ の管理者権限があること、または管理者グループのメンバーであることを確認してください。変更操作を行う前に Windows ユーザー アカウント制御 (UAC) を無効にするか、Site Recovery Manager インストーラを起動するときに、[管理者として実行] を選択します。

  • Site Recovery Manager インストールを認証情報ベースの認証ではなく証明書ベースの認証を使用するように変更する場合、または新しいカスタム証明書をアップロードする場合、リモート サイトの証明書を各サイトの vSphere Web Client サービスに提供する必要があります。vSphere Web Client への信頼された CA 証明書の提供 を参照してください。

手順

  1. Site Recovery Manager サーバ ホストにログインします。
  2. Windows の [コントロール パネル] から [プログラムと機能] を開きます。
  3. [VMware vCenter Site Recovery Manager] のエントリを選択し、[変更] をクリックします。
  4. [次へ] をクリックします。
  5. [変更] を選択して [次へ] をクリックします。
  6. Site Recovery Manager が拡張する vCenter Server インスタンスのユーザー名とパスワードを入力します。
    自動生成証明書を使用する場合、 Site Recovery Manager サーバ は、 Site Recovery Manager に接続する際に、必ずここで指定するユーザー名とパスワードを使用して vCenter Server との認証を行います。カスタム証明書を使用する場合、 Site Recovery Manager インストーラのみがこのアカウントを使用して、インストール中に Site Recovery ManagervCenter Server を登録します。
    インストーラの変更モードを使用して、 vCenter Server のアドレスやポートの変更はできません。 [次へ] をクリックすると、インストーラは指定した vCenter Server に接続して入力情報を検証します。
  7. 認証方法を選択し、[次へ] をクリックします。
    オプション 説明
    現在の認証方法を変更せずにそのままにします。 [既存の証明書を使用] を選択します。インストールされている証明書が有効でない場合、このオプションは使用できません。
    認証情報ベースの認証を使用します。 [証明書を自動的に生成] を選択し、新しい証明書を生成します。
    証明書ベースの認証を使用します。 [PKCS #12 証明書ファイルを使用] を選択し、新しい証明書をアップロードします。
    [既存の証明書を使用] を選択しない場合は、証明書の場所、組織や組織単位に使用する文字列などの認証の詳細の追加入力を求めるプロンプトが表示されます。
  8. データベース構成情報を入力または変更し、[次へ] をクリックします。
    オプション 説明
    [ユーザー名] 指定されたデータベースの有効なユーザー ID。
    [パスワード] 指定されたユーザー ID のパスワード。
    [接続数] 初期接続プール サイズ。
    [最大接続数] 同時にオープンするデータベース接続の最大数。
  9. データベースのコンテンツを維持するか、または破棄するかを選択し、[次へ] をクリックします。
    オプション 説明
    [既存のデータを使用] 既存のデータベースの内容を保持します。
    [データベースを再作成] 既存のデータベースを上書きして、その内容を削除します。
  10. [ローカル システム アカウントの使用] チェック ボックスを選択または選択解除し、Site Recovery Manager サーバ サービスを実行しているユーザー アカウントを変更し、[次へ] をクリックします。
    • [ローカル システム アカウントの使用] を選択解除する場合は、有効なユーザー アカウントのユーザー名とパスワードを指定する必要があります。
    • SQL Server を統合 Windows 認証とともに使用する場合、ユーザー名のテキスト ボックスにはインストーラを実行しているアカウントのユーザー名が表示され、変更できません。
  11. [インストール] をクリックして、インストールを変更します。
    インストーラは要求されている変更を行ない、 Site Recovery Manager サーバ を再起動します。
  12. 変更操作が終了し、Site Recovery Manager サーバ が再起動したら、vSphere Web Client にログインし、保護サイトとリカバリ サイト間の接続のステータスを確認します。
  13. (オプション) 保護サイトとリカバリ サイト間の接続が切断された場合は、更新した Site Recovery Manager サーバ から起動して接続を再構成します。