リカバリ プランに保護グループを追加しました。次の手順では、優先順位、電源状態、リカバリ プロンプト メッセージなど、仮想マシンのリカバリ設定を構成します。優先順位では、Site Recovery Manager プラグインが仮想マシンの電源のオンとオフを切り替える順序を定義します。
このシナリオでは、仮想マシンの順序で電源を設定し、プロンプト メッセージで電源を事前投入します。YourCo アプリケーション仮想マシンおよび YourCo Web 仮想マシンはデータベースを使用しているため、YourCo DB 仮想マシン、YourCo アプリケーション仮想マシン、YourCo Web 仮想マシンの順番に電源を投入する必要があります。
注: : 保護サイト A で現在のワークフローを実行します。
前提条件
- Orchestrator クライアントを使用して保護サイト A に接続します。
- 現在の Orchestrator クライアント セッションで [リモートサイトへのログイン] ワークフローを実行していることを確認します。
- リカバリ プランに保護グループを追加します。ユーザー シナリオ:リカバリ プランへの保護グループの追加 を参照してください。
手順
- Orchestrator クライアントの左ペインで [ワークフロー] ビューをクリックします。
- の順に選択します。
- YourCo DB 仮想マシン、YourCo アプリケーション仮想マシン、および YourCo Web 仮想マシンで [仮想マシン リカバリ設定の指定] ワークフローを実行します。
- ワークフローを右クリックして、[Start workflow(ワークフローの開始)] を選択します。
- [リカバリ プラン] 設定で、[設定されていません] をクリックして [YourCo RP] を選択します。
- [仮想マシン] 設定で、[設定されていません] をクリックし、構成する仮想マシンを選択して [次へ] をクリックします。
- [電源] 設定で、[設定されていません] をクリックし、[フィルタ] テキスト ボックスで powered と入力して、複製された仮想マシンの最終電源状態に [poweredOn] を選択します。
この機能を使用するには、仮想マシンで
VMware Tools を使用する必要があります。
- [次へ] をクリックします。
- [優先グループ] 設定で、[設定されていません] をクリックし、[フィルタ] テキスト ボックスで priority と入力して、仮想マシンの優先順位を選択します。
仮想マシンに次の優先順位を設定します。
仮想マシン名 |
優先グループ |
YourCo DB 仮想マシン |
優先順位 1 |
YourCo アプリケーション仮想マシン |
優先順位 2 |
YourCo Web 仮想マシン |
優先順位 3 |
- [次へ] をクリックします。
- (オプション) パワーオン前の手順を設定して、Site Recovery Manager がパワーオンする前に、ユーザーまたは Site Recovery Manager にメッセージを表示し、仮想マシンでタスクを実行します。
次のプロンプト メッセージが表示され、データストア B の空きディスク容量を確認するように指示されます。
データストアの空きディスク容量が 100 GB あることを確認します。
この機能を使用するには、仮想マシンで
VMware Tools を使用する必要があります。コマンド ステップの記述に関する詳細については、
Site Recovery Manager ドキュメント センターの「コマンド ステップとコマンド ステップの環境変数の記述に関するガイドライン」トピックを参照してください。
- (オプション) パワーオン後の手順を設定して、Site Recovery Manager がパワーオンした後に、ユーザーまたは Site Recovery Manager にメッセージを表示し、仮想マシンでタスクを実行します。
この機能を使用するには、仮想マシンで
VMware Tools を使用する必要があります。コマンド ステップの記述に関する詳細については、
Site Recovery Manager ドキュメント センターの「コマンド ステップとコマンド ステップの環境変数の記述に関するガイドライン」トピックを参照してください。
- [Submit(送信)] をクリックします。
次のタスク
リカバリ プランのテスト ワークフローを開始します。ユーザー シナリオ:リカバリ プランのテスト を参照してください。