Site Recovery Manager をアップグレードする前に、両方の Site Recovery Manager サイトに対し準備タスクを実行し、一定の情報を把握しているか確認する必要があります。

  • データベース ソフトウェアが提供するツールを使用して Site Recovery Manager データベースのフル バックアップをとります。組み込みデータベースのバックアップ方法については、組み込み vPostgres データベースのバックアップとリストアを参照してください。外部データベースから組み込みデータベースへのデータの移行はサポートされていません。アップグレードが失敗するとデータベースのバックアップ失敗が全 Site Recovery Manager データの消失につながります。
  • 既存のインストールで詳細設定をした場合は、Site Recovery ユーザー インターフェイスの [サイト ペア] > [構成] > [詳細設定] で設定した内容をメモしておきます。
  • アップグレードする前に、サポートされているアップグレード パスを確認してください。

    サポートされているアップグレード パスの詳細については、アップグレードの前に、「VMware 製品の相互運用性マトリックス」(英語版)の[アップグレード パス] > [VMware vCenter Site Recovery Manager]http://partnerweb.vmware.com/comp_guide2/sim/interop_matrix.php?)を参照してください。

  • Site Recovery Manager をアップグレードする場合、ローカルとリモートの Platform Services Controller インスタンスと vCenter Server インスタンスが動作している必要があります。
  • Site Recovery Manager をサポート対象のバージョンにアップグレードしているサイトで、Platform Services ControllervCenter Server をアップグレードします。
  • 両方のサイトの Platform Services Controller インスタンスのアドレスを取得します。
  • ローカルおよびリモート サイト両方の vCenter Single Sign-On の管理者ユーザー名とパスワードを取得します。
  • 組み込みデータベースを使用していない場合は、Site Recovery Manager データベースのユーザー名とパスワードを取得します。
  • Site Recovery ManagervSphere Replication と使用するには、vSphere Replication をアップグレードした後に Site Recovery Manager Server をアップグレードします。vSphere Replication をアップグレードした後、Site Recovery Manager Server を再起動する必要があります。vSphere および Site Recovery Manager コンポーネントのアップグレードの順序を参照してください。
  • すでにインストールされている互換性のないバージョンの vSphere Replication をアップグレードできない場合は、vSphere Replication を両方の vCenter Server インスタンスから登録解除してから Site Recovery Manager をアップグレードします。Site Recovery ManagervSphere Replication のバージョンに互換性がないと、vSphere Web Client が動作を停止します。vSphere Replication の互換性のないバージョンの登録解除を参照してください。
  • 起動する際に Site Recovery Manager インストーラは、検証のために vCenter Server コンポーネントの SSL/TLS 証明書を表示します。ローカル サイトの Platform Services Controller インスタンスとリモート サイトの Platform Services ControllervCenter Server インスタンスの証明書を検証するために、必要な情報を取得します。
  • カスタム証明書を使用する場合、適切な証明書ファイルを取得します。カスタム証明書には、少なくとも SHA1 またはできれば SHA256 サムプリント アルゴリズムを使用する必要があります。このリリースの Site Recovery Manager では、MD5 サムプリント アルゴリズムを使用する証明書はサポートしていません。Site Recovery Manager でカスタム SSL/TLS 証明書を使用する際の要件を参照してください。
  • Site Recovery Manager をアップグレードするマシンのフォルダに、Site Recovery Manager インストール ファイルをダウンロードします。
  • Site Recovery Manager Server をインストールする Windows マシンで、保留中になっている再起動がないことを確認します。Windows アップデータのサイレント インストールなど、他のインストールが実行されていないことを確認します。再起動が保留されていたり、インストールが実行中だったりすると、Site Recovery Manager Server または組み込みの Site Recovery Manager データベースのインストールに失敗することがあります。
  • 重要: リカバリ プランに保留中のクリーンアップ処理がないか、 Site Recovery Manager が保護する仮想マシンに構成上の問題がないか確認します。
    • すべてのリカバリ プランは「準備完了」状態。
    • 全保護グループの保護ステータスは OK。
    • 保護グループのすべての仮想マシンの保護ステータスは OK。
    • 全保護グループのリカバリ ステータスは「準備完了」。
  • ブラウザの Adobe Flash Player 設定を最適化して vSphere Web Client で使用可能なストレージ領域を増やします。Site Recovery Manager でリカバリを実行すると、Flash Player が消費を許可されているストレージ領域のデフォルト量を超える場合があります。vSphere Web ClientSite Recovery Manager 用に Flash Player 設定を最適化する方法については、http://kb.vmware.com/kb/2106096 を参照してください。