Site Recovery Manager Server をデプロイする前に、複数のタスクを実行して、特定の情報が揃っていることを確認します。

  • 両方のサイトに Platform Services ControllervCenter Server の適切なバージョンをインストールします。vCenter ServerSite Recovery Manager のバージョン間の互換性については、https://docs.vmware.com/jp/Site-Recovery-Manager/8.4/rn/srm-compat-matrix-8-4.html に掲載されている『Site Recovery Manager 8.4 互換性マトリックス』の「vCenter Server の要件」を参照してください。
  • Platform Services ControllervCenter Server および vSphere Replication のインストールと構成を行う場合、可能な限り IP アドレスではなく完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用します。IP アドレスではなく FQDN を使用すると、たとえば DHCP を使用して vSphere インフラストラクチャの変更が、Site Recovery Manager の再デプロイや再構成をすることなく、行えます。多くの認証局は SAN や CN 値の IP アドレスを使用する証明書を受け付けないため、カスタム証明書を使用する場合も FQDN を使用する必要があります。
  • Site Recovery Manager のデプロイ方法に影響を与えるサイト上での Platform Services ControllervCenter Server および vCenter Single Sign-On のデプロイ方法。vCenter Server のデプロイ モデルがどのような影響を Site Recovery Manager に与えるかについては、Site Recovery Manager と vCenter Server のデプロイ モデルを参照してください。
  • 両方のサイトの Platform Services Controller インスタンスのアドレスを取得します。Site Recovery Manager のインストール中は、Platform Services Controller を実行してアクセス可能な状態にしておく必要があります。
  • Platform Services ControllervCenter Server および Site Recovery Manager Server が実行されているシステムのクロック設定を同期します。これらのシステム間の時刻管理の競合を回避するには、NTPD (network time protocol daemon)、W32Time、VMware Tools の時刻同期などの永続的な同期エージェントを使用します。仮想マシンで Platform Services ControllervCenter ServerSite Recovery Manager Server を実行している場合は、仮想マシンを実行しているESXi ホストで NTP 時刻同期を設定します。時刻合わせのベスト プラクティスの詳細については、http://kb.vmware.com/kb/1318を参照してください。
  • ローカルおよびリモート サイト両方の vCenter Single Sign-On の管理者ユーザー名とパスワードを取得します。
  • カスタム証明書を使用する場合、適切な証明書ファイルを取得します。Site Recovery Manager でカスタム SSL/TLS 証明書を使用する際の要件を参照してください。
  • IPv6 ネットワークで Site Recovery Managerを構成する場合は、Site Recovery Manager ServervCenter ServerESXi ホストおよび外部データベース(使用されている場合)の IPv6 アドレスが DNS サーバの完全修飾ドメイン名にマッピングされていることを確認します。FQDN を使用して Site Recovery Manager Server をデプロイし、すべての接続に固定 IPv6 アドレスではなく、FQDN のみを使用します。
  • Site Recovery ManagervSphere Replication とともに使用する場合は、vSphere Replication をデプロイする前に、保護サイトとリカバリ サイトの両方に適切なバージョンの Site Recovery Manager Server をデプロイする必要があります。Site Recovery ManagervSphere Replication のバージョンに互換性がないと、vSphere Web Client が動作を停止することがあります。vSphere ReplicationSite Recovery Manager のバージョン間の互換性については、https://docs.vmware.com/jp/Site-Recovery-Manager/8.4/rn/srm-compat-matrix-8-4.html に掲載されている『Site Recovery Manager 8.4 互換性マトリックス』の「vSphere Replication の要件」を参照してください。

  • すでにインストールされている互換性のないバージョンの vSphere Replication をアップグレードできない場合は、vSphere Replication を両方の vCenter Server インスタンスから登録解除してから Site Recovery Manager をデプロイします。Site Recovery ManagervSphere Replication のバージョンに互換性がないと、vSphere Web Client が動作を停止することがあります。vSphere Replication の互換性のないバージョンの登録解除を参照してください。