リカバリ サイトでのリカバリ中に仮想マシンを起動およびシャットダウンする方法を構成できます。

仮想マシンのゲスト OS を保護サイトでパワーオフする前にシャットダウンするかどうかを構成できます。リカバリ サイトで仮想マシンをパワーオンするかどうかを構成できます。リカバリ プランを続行する前に VMware Tools またはその他のアプリケーションをリカバリした仮想マシンで起動できるように、仮想マシンのパワーオン後の遅延を構成することもできます。

前提条件

リカバリ プランを作成しました。

手順

  1. vSphere Client または vSphere Web Client で、[Site Recovery] > [Site Recovery を開く] の順にクリックします。
  2. [Site Recovery] ホーム タブでサイトのペアを選択して、[詳細表示] をクリックします。
  3. [リカバリ プラン] タブをクリックし、リカバリ プランをクリックして、[仮想マシン] をクリックします。
  4. 仮想マシンを右クリックして、[リカバリの構成] をクリックします。
  5. [シャットダウン アクション] を展開し、この仮想マシンに対するシャットダウン メソッドを選択します。
    オプション 説明
    [パワーオフ前にゲスト OS をシャットダウン] 仮想マシンをパワーオフする前に正常にシャットダウンします。シャットダウン操作のタイムアウト期間を設定できます。タイムアウト期間を 0 に設定することは、パワーオフ オプションと同じです。このオプションを使用するには、VMware Tools が仮想マシンで実行されていることが必要です。
    注: タイムアウトになると、仮想マシンがパワーオフします。タイムアウトになったことによって仮想マシンの OS がシャットダウン タスクを完了しなかった場合には、データの損失が発生することがあります。シャットダウンに長い時間を要する大規模な仮想マシンには、それに応じてパワーオフのタイムアウトを長く設定します。
    [パワーオフ] ゲスト OS をシャットダウンすることなく仮想マシンをパワーオフします。
  6. [起動アクション] を展開し、リカバリ後に仮想マシンをパワーオンするかどうかを選択します。
    オプション 説明
    [パワーオンする] リカバリ サイトで仮想マシンをパワーオンします。
    [パワーオンしない] 仮想マシンをリカバリしますが、パワーオンはしません。
  7. (オプション) [VMware Tools の待機] チェック ボックスをオンまたはオフにします。
    このオプションは、 手順 6[パワーオン] を選択した場合のみ使用できます。
    [VMware Tools の待機] を選択すると、 Site Recovery Manager は仮想マシンのパワーオン後に VMware Tools が起動するまで待機してから、リカバリ プランの次の手順に進みます。 VMware Tools が起動するタイムアウト期間を設定できます。
  8. (オプション) [パワーオン後の手順の実行および従属仮想マシンの起動前の追加遅延時間] チェック ボックスを選択または選択解除し、追加の遅延時間を指定します。
    このオプションは、 手順 6[パワーオン] を選択した場合のみ使用できます。
    たとえば、仮想マシンをパワーオンした後に、別の仮想マシンが依存するアプリケーションが起動できるように、追加の遅延を指定することもできます。