保護サイトにあるストレージ ポリシーをリカバリ サイトにあるストレージ ポリシーにマッピングすると、リカバリ プランの実行時に Site Recovery Manager は、リカバリ サイト上のマッピングしたストレージ ポリシーに従って、リカバリ サイトの vCenter Server インベントリやデータストアに、リカバリした仮想マシンを配置できます。

前提条件

保護サイトとリカバリ サイトの両方にストレージ ポリシーが作成されています。

手順

  1. vSphere Client または vSphere Web Client で、[Site Recovery] > [Site Recovery を開く] の順にクリックします。
  2. [Site Recovery] ホーム タブでサイトのペアを選択して、[詳細表示] をクリックします。
  3. [サイト ペア] タブで、[構成] > [ストレージ ポリシーのマッピング] の順にクリックします。
  4. サイトを選択し、[新規] をクリックしてマッピングを作成します。
  5. マッピングの作成を自動で行うか、手動で行うかを選択して、[次へ] をクリックします。
    オプション 説明
    名前が一致するストレージ ポリシーのマッピングを自動的に準備する Site Recovery Manager は、保護サイトのストレージ ポリシーを、リカバリ サイトにある同じ名前のストレージ ポリシーに自動的にマッピングします。
    マッピングを手動で準備する 保護サイトの特定のストレージ ポリシーを、リカバリ サイトの特定のストレージ ポリシーにマッピングします。
  6. 保護サイトのストレージ ポリシーを選択し、リカバリ サイトのストレージ ポリシーにマッピングします。
    • 自動マッピングを選択した場合、Site Recovery Manager は、リカバリ サイトに同じ名前のストレージ ポリシーがある保護サイトで、任意のストレージ ポリシーを選択します。
    • 手動マッピングを選択した場合は、保護サイトの特定のストレージ ポリシーを選択し、次にこのストレージ ポリシーのマッピング対象となる、リカバリ サイト上のストレージ ポリシーを選択します。
    手動マッピングを選択する場合、ローカル サイトの複数のストレージ ポリシーをリモート サイトの単一のストレージ ポリシーにマッピングできます。リモート サイトでは一度に 1 つの項目のみを選択できます。
  7. [マッピングの追加] をクリックします。
    マッピングは、ページ下に表示されます。
  8. [次へ] をクリックします。
  9. (オプション) [逆方向のマッピング] ページでマッピングのチェック ボックスを選択し、[次へ] をクリックします。
    このオプションを選択すると、リモート サイトのストレージ ポリシーからローカル サイトのストレージ ポリシーに、対応するマッピングが作成されます。双方向の保護を確立し、再保護操作を実行するには、逆方向のマッピングが必要です。複数のマッピングがリモート サイト上に同じターゲットを持つ場合、このオプションは選択できません。
  10. [終了] をクリックして、マッピングを作成します。