自動保護の設定を調整して、 Site Recovery Manager によって仮想マシンの自動保護が処理される方法を変更することができます。

手順

  1. vSphere Client または vSphere Web Client で、[Site Recovery] > [Site Recovery を開く] の順にクリックします。
  2. [Site Recovery] ホーム タブでサイトのペアを選択して、[詳細表示] をクリックします。
  3. 左側のペインで [構成] > [詳細設定] > [自動保護] の順にクリックします。
  4. サイトを選択し、[編集] をクリックして、自動保護の設定を変更します。
    オプション 操作
    アレイベース レプリケーション保護グループの自動保護を有効または無効にします。この設定は、保護サイトとリカバリ サイトに対して個別に構成する必要があります。デフォルト値は true です。 スライダを移動して、[autoprotect.abrEnabled] の値を変更します。
    アレイベース レプリケーション保護グループの自動保護解除を有効または無効にします。この設定は、保護サイトとリカバリ サイトに対して個別に構成する必要があります。デフォルト値は false です。 スライダを移動して、[autoprotect.abrUnprotectEnabled] の値を変更します。
    バックオフ遅延時間を秒単位で設定します。デフォルト値は 60 秒です。この設定により、2 つの自動保護試行の間隔が、currentRetryAttempt * retryBackOffDelay と等しくなります。 [autoprotect.retryBackoffDelay] テキスト ボックスに別の値を入力します。
    自動保護操作に失敗した場合の再試行回数を構成します。デフォルト値は 5 です。 [autoprotect.retryCount] テキスト ボックスに別の値を入力します。
    仮想マシンおよび仮想マシン テンプレートに自動保護を適用する際に、ローカルの vCenter Server および Site Recovery Manager の権限を確認するために Site Recovery Manager で使用されるローカル アカウントを設定します。 [autoprotect.username] テキスト ボックスに別の値を入力します。空のままにすると、 Site Recovery Manager ではデフォルト ユーザーが使用されます。
    Virtual Volumes 保護グループの自動保護を有効または無効にします。この設定は、保護サイトとリカバリ サイトに対して個別に構成する必要があります。デフォルト値は true です。 スライダを移動して、[autoprotect.vvolEnabled] の値を変更します。
    Virtual Volumes 保護グループの自動保護解除を有効または無効にします。この設定は、保護サイトとリカバリ サイトに対して個別に構成する必要があります。デフォルト値は false です。 スライダを移動して、[autoprotect.vvolUnprotectEnabled] の値を変更します。
  5. 変更内容を保存するには、[OK] をクリックします。