VMware Site Recovery Manager 8.5 Configuration Import/Export Tool には、構成データのインポートまたはエクスポートに使用できるオプションが含まれています。オプションを使用して、仮想マシンのリカバリ設定をインポートするときの再試行の間隔を変更したり、再試行の回数をカスタマイズしたり、ネットワーク マッピングを XML ファイルからのマッピングでオーバーライドすることもできます。

表 1. VMware Site Recovery Manager 8.5 Configuration Import/Export Tool オプション
オプション 説明
--export エクスポートを実行するときに必要です。--import と一緒に使用することはできません。
--exportProperties プロパティ ファイルを使用してデータをエクスポートする場合に使用します。
--exportInteractive 必須情報を入力するプロンプトでインタラクティブなエクスポートを開始する場合に使用します。
--importProperties プロパティ ファイルを使用して構成データをインポートする場合は必須です。--export と一緒に使用することはできません。
--importInteractive 必須情報を入力するプロンプトでインタラクティブなインポートを開始する場合に使用します。
--lspp Platform Services Controller アドレスです。IP アドレスまたは FQDN を指定できます。
--port <[1, 2147483647]> Lookup Service のポート番号。デフォルト値は 443 です。
--localSrmName ローカル Site Recovery Manager サーバの名前。--localSrmGuid を使用する場合を除き、必須です。
--localSrmGuid ローカル Site Recovery Manager サーバの GUID。--localSrmName を使用する場合を除き、必須です。
--localAuthUseKeystore ローカル サイトへのログインに Java キーストア (JKS) ファイルを使用するかどうかを指定する場合に使用します。
--localAuthCredsUsername JKS を使用していない場合は必須です。ローカル vCenter Server のユーザー名。
--localAuthCredsPass JKS を使用していない場合は必須です。ローカル vCenter Server のパスワード。
--localAuthKsType JKS のタイプを指定する場合に使用します。デフォルトのタイプは JCEKS です。
--localAuthKsPath ローカル JKS へのパスを指定する場合に使用します。
--localAuthKsPass JKS のパスワードを指定する場合に使用します。
--localAuthKsCertAlias ローカル ソリューション ユーザー証明書エイリアスを指定する場合に使用します。
--localAuthKsKeyAlias ローカル ソリューション ユーザー キー エイリアスを指定する場合に使用します。
--localAuthKsKeyPass ローカル ソリューション ユーザー キー パスワードを指定する場合に使用します。
--remoteAuthUseKeystore リモート サイトへのログインに Java キーストア ファイルを使用するかどうかを指定する場合に使用します。
--remoteAuthCredsUsername JKS を使用していない場合は必須です。リモート vCenter Serverのパスワード。
--remoteAuthCredsPass JKS を使用していない場合は必須です。リモート vCenter Serverのパスワード。
--remoteAuthKsType JKS のタイプを指定する場合に使用します。デフォルトのタイプは JCEKS です。
--remoteAuthKsPath リモート JKS へのパスを指定する場合に使用します。
--remoteAuthKsPass リモート JKS パスワードを指定する場合に使用します。
--remoteAuthKsCertAlias リモート ソリューション ユーザー証明書エイリアスを指定する場合に使用します。
--remoteAuthKsKeyAlias リモート ソリューション ユーザー キー エイリアスを指定する場合に使用します。
--remoteAuthKsKeyPass リモート ソリューション ユーザー キー パスワードを指定する場合に使用します。
--path データのインポートに使用されます。以前にエクスポートしたファイルへのパス。
--delay <[1, 2147483647]> リカバリ設定をインポートするときに指定する再試行の間隔(ミリ秒単位)の整数値。デフォルト値は 10000 です。
--retries <[1, 2147483647]> リカバリ設定をインポートするときの再試行回数の整数値。デフォルト値は 5 です。
--overrideProtectionSettings ネットワーク マッピングのオーバーライドに使用されます。
  • 保護グループがある場合、ツールは保護された各仮想マシンのネットワーク マッピングを XML ファイルからのマッピングで更新(サイトレベルのマッピングをオーバーライド)します。
  • リカバリ プランがある場合、ツールはリカバリ プランのテスト ネットワーク マッピングを XML ファイルからのマッピングで更新します。
--format エクスポートした XML ファイルの形式を変更し、人間が解読できるようにするために使用します。--format オプションを使用すると、ファイルのサイズが大幅に増加します。
--exportPath エクスポートされたファイルを作成するディレクトリへのパス。