Site Recovery Manager を使用する前に、保護サイトとリカバリ サイトの Site Recovery Manager Server インスタンスを接続する必要があります。これは、サイト ペアリングと言います。

重要: Site Recovery Manager では、ネットワーク アドレス変換 (NAT) はサポートされていません。 Site Recovery Manager サイトの接続に使用するネットワークで NAT が使用されている場合、サイトへの接続を試みるとエラーが発生します。サイトに接続するときは、認証情報ベースの認証および NAT なしのネットワーク ルーティングを使用します。

前提条件

  • Site Recovery Manager Server インスタンスが保護サイトとリカバリ サイトでインストールされていることを確認してください。
  • Site Recovery Manager Server をインストールしたときに、デフォルト プラグイン ID を選択しなかった場合は、それぞれのサイトの Site Recovery Manager Server インスタンスに同じカスタム プラグイン ID を割り当てているはずです。

手順

  1. vSphere Client または vSphere Web Client で、[Site Recovery] > [Site Recovery を開く] の順にクリックします。
  2. [新規サイト ペア] ボタンをクリックします。
  3. リストからローカルの vCenter Server を選択し、ペア タイプを選択して、[次へ] をクリックします。
    • 別の Single Sign-On ドメインにあるピア vCenter Server とペアリングする
    • 同じ Single Sign-On ドメインにあるピア vCenter Server とペアリングする
  4. 2 つ目のサイト上にある Site Recovery Manager ServerPlatform Services Controller のアドレスを入力し、ユーザー名とパスワードを入力して、[vCenter Server インスタンスの検索] をクリックします。
    Platform Services Controller に提供したアドレスは、リカバリ サイトに Site Recovery Manager Server をインストールしたときに提供したアドレスと正確に一致させる必要があります。
    重要: 使用するインフラストラクチャで IP アドレスの変更を簡単にするには、可能な限り IP アドレスではなく、完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定します。
  5. ペアを構成する vCenter Server とサービスを選択し、[次へ] をクリックします。
  6. [設定内容の確認] ページで、選択した設定を確認し、[終了] をクリックします。

結果

保護サイトとリカバリ サイトが接続されます。Site Recovery の [ホーム] タブの [サイト ペア] にペアが表示されます。