Site Recovery Manager のインストール後、ライセンス キーをインストールするまで Site Recovery Manager は評価モードのままになります。
評価ライセンスの有効期限が切れると、既存の保護グループは保護されたままでリカバリできますが、有効な Site Recovery Manager ライセンス キーを取得して割り当てるまでは、新しい保護グループを作成したり、既存の保護グループに仮想マシンを追加したりすることはできません。Site Recovery Manager をインストールしたら、なるべく早く Site Recovery Manager ライセンス キーを取得して割り当ててください。
Site Recovery Manager ライセンスにより、設定した数の仮想マシンを保護できます。Site Recovery Manager ライセンス キーを取得するには、VMware の営業担当者にお問い合わせください。
Site Recovery Manager ライセンス キーとリンク モードの vCenter Server インスタンス
vCenter Server インスタンスがリンク モードで vCenter Server に接続されている場合は、両方の vCenter Server に同じ Site Recovery Manager ライセンスをインストールします。
Site Recovery Manager ライセンス キーおよび保護サイトとリカバリ サイト
Site Recovery Manager には、仮想マシンを保護するすべてのサイトに対するライセンス キーが必要です。
- 保護サイトに Site Recovery Manager ライセンス キーをインストールし、保護サイトからリカバリ サイトへの一方向保護を有効にします。
- 再保護を含む双方向保護を有効にするには、両方のサイトに同じ Site Recovery Manager ライセンス キーをインストールします。
Site Recovery Manager は、保護グループに仮想マシンを追加する際、または保護グループから仮想マシンを削除する際に有効なライセンスがあるかどうかを確認します。ライセンスが順守されていない場合、vSphere はライセンス アラームをトリガーし、Site Recovery Manager はそれ以上の仮想マシンの保護を抑止します。ライセンスの管理者が E メールで通知を受け取れるよう、トリガーされたライセンス イベントのアラートを構成します。
リカバリと再保護に必要な Site Recovery Manager ライセンス
Site Recovery Manager が保護する 25 台の仮想マシンを含むサイトがあるとします。
- リカバリの場合は少なくとも 25 台の仮想マシンのライセンスが必要で、それを保護サイトにインストールすると、保護サイトからリカバリ サイトへの一方向保護が可能になります。
- 再保護の場合は少なくとも 25 台の仮想マシンのライセンスが必要で、それを保護サイトとリカバリ サイトにインストールすると、両方のサイト間の双方向保護が可能になります。