VMware Site Recovery Manager 8.6 Configuration Import/Export Tool プロパティ ファイルを使用すると、構成データのエクスポートおよびインポートを自動化できます。

オプションで、srm_configuration.properties ファイルと スタンドアローン VMware Site Recovery Manager 8.6 Configuration Import/Export Tool を併用できます。

表 1. プロパティ ファイルに必要なパラメータ
パラメータ 説明
lookup.service.address vCenter Server アドレスです。IP アドレスまたは FQDN を指定できます。
local.srm.name ローカル Site Recovery Manager Server の名前。
local.auth.use.keystore Java キーストアを使用してローカル サイトにログインするには、このパラメータを true に設定します。デフォルト値は false です。
local.auth.credentials.vc.username ローカル vCenter Server のユーザー名。local.auth.use.keystorefalse に設定されている場合は必須です。
local.auth.credentials.vc.password ローカル vCenter Server のパスワード。local.auth.use.keystorefalse に設定されている場合は必須です。
local.auth.keystore.type Java キーストアのタイプ。local.auth.use.keystoretrue に設定されている場合は必須です。デフォルトのタイプは JCEKS です。
local.auth.keystore.path Java キーストアへのパス。local.auth.use.keystoretrue に設定されている場合は必須です。
local.auth.keystore.pass Java キーストアのパスワード。local.auth.use.keystoretrue に設定されている場合は必須です。
local.auth.keystore.certAlias Java キーストア内のローカル ソリューション ユーザーの証明書エイリアス。local.auth.use.keystoretrue に設定されている場合は必須です。
local.auth.keystore.keyAlias Java キーストア内のローカル ソリューション ユーザーのキー エイリアス。local.auth.use.keystoretrue に設定されている場合は必須です。
local.auth.keystore.keyPass Java キーストア内のローカル ソリューション ユーザーのキー パスワード。local.auth.use.keystoretrue に設定されている場合は必須です。
remote.auth.use.keystore Java キーストアを使用してリモート サイトにログインするには、このパラメータを true に設定します。デフォルト値は false です。
remote.auth.credentials.vc.username リモート vCenter Server のユーザー名。remote.auth.use.keystorefalse に設定されている場合は必須です。環境が連携されていない場合は必須です。
remote.auth.credentials.vc.password リモート vCenter Server のユーザーのパスワード。remote.auth.use.keystorefalse に設定されている場合は必須です。環境が連携されていない場合は必須です。
remote.auth.keystore.type Java キーストアのタイプ。remote.auth.use.keystoretrue に設定されている場合は必須です。デフォルトのタイプは JCEKS です。
remote.auth.keystore.path Java キーストアへのパス。remote.auth.use.keystoretrue に設定されている場合は必須です。
remote.auth.keystore.pass Java キーストアのパスワード。remote.auth.use.keystoretrue に設定されている場合は必須です。
remote.auth.keystore.certAlias Java キーストア内のリモート ソリューション ユーザーの証明書エイリアス。remote.auth.use.keystoretrue に設定されている場合は必須です。
remote.auth.keystore.keyAlias Java キーストア内のリモート ソリューション ユーザーのキー エイリアス。remote.auth.use.keystoretrue に設定されている場合は必須です。
remote.auth.keystore.keyPass Java キーストア内のリモート ソリューション ユーザーのキー パスワード。remote.auth.use.keystoretrue に設定されている場合は必須です。
array.manager.n.name アレイ マネージャの名前。n は数字です。すべてのアレイ マネージャを、少なくとも名前およびスキップ フラグで定義する必要があります。アレイ マネージャが使用環境内にある場合、インポートで必須フィールドです。
array.manager.n.skip アレイ マネージャをインポートするか、またはスキップするかを設定します。デフォルト値は false です。array.manager.n.name がある場合には必須。
array.manager.n.username アレイ マネージャのユーザー名。 array.manager.n.name があり、array.manager.n.skip の値が false に設定されている場合は必須です。
array.manager.n.password アレイ マネージャのパスワード。 array.manager.n.name があり、array.manager.n.skip の値が false に設定されている場合は必須です。
表 2. プロパティ ファイルのオプションのパラメータ
パラメータ 説明
port Lookup Service のポート番号。デフォルト値は 443 です。
continue.after.array.manager.errors 値を true に設定すると、アレイ マネージャが見つからない場合や、アレイベースのエラーが発生した場合でもツールは停止しません。デフォルト値は false です。

サンプル プロパティ ファイル

lookup.service.address=my.psc.address.com
port=443
local.srm.name=My local SRM
local.auth.credentials.vc.username=localAdmin
local.auth.credentials.vc.password=localAdminSecretPass
remote.auth.credentials.vc.username=remoteAdmin
remote.auth.credentials.vc.password=remoteAdminSecretPass
continue.after.array.manager.errors=false
array.manager.1.name=am_1
array.manager.1.skip=false
array.manager.1.username=am1AdminUserName
array.manager.1.password=am1AdminSecretPass
array.manager.2.name=am_2
array.manager.2.skip=true
array.manager.3.name=am_3
array.manager.3.skip=true
array.manager.4.name=am_4
array.manager.4.skip=true