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Site Recovery Manager 8.6 | 2022 年 10 月 11 日 | ビルド 20555463 | ダウンロード

Site Recovery Manager 構成インポート/エクスポート ツール 8.6 | 2022 年 10 月 11 日 | ビルド 20554592

これらのリリース ノートへの追加や更新を確認してください。

新機能

  • VMware Site Recovery Manager 8.6 には VMware vSphere 8.0 との互換性が追加されています。

  • vSAN Express ストレージとの相互運用性。

  • REST API。Site Recovery Manager にエンドツーエンドの自動化を導入:

    • 保護グループとリカバリ プランの作成、編集、削除

    • 仮想マシンの保護およびリカバリ設定の取得

    • インベントリ マッピング、IP アドレスのカスタマイズ、リソース マッピングの作成、変更

    • 仮想マシンのリカバリ設定の再構成 - 呼び出しとプロンプトの追加/編集/削除、優先順位と依存関係の設定/取得

    • リカバリ プランの実行 - テスト、計画移行、フェイルオーバー、再保護、およびフェイルバック

    • VMware Site Recovery Manager アプライアンスを構成および管理するための API のフル セット

      詳細については、 ブログ を参照してください。

  • 製品内フィードバック:Site Recovery Manager ユーザー インターフェイスには、主要なワークフローと機能に対する評価とコメントをリアルタイムで提供できる製品内フィードバック オプションが導入されています。

  • Site Recovery Manager は、インベントリ マッピングの変更に基づいて、保護グループとリカバリ プランに含まれる仮想マシン保護を自動的に更新できます。

  • Site Recovery Manager ユーザー インターフェイスの機能強化:

    • ネットワーク階層データをネットワーク マッピングで確認できます。

    • Site Recovery Manager アプライアンスのユーザー インターフェイス - ネットワークのステータスをアップ/ダウンに設定できます。

    • データ セットのレプリケーションを有効にするための vSphere Replication オプション。

  • 製品ユーザー インターフェイスとドキュメントのイタリア語対応:Site Recovery Manager 8.6 では、ユーザー インターフェイスのイタリア語でのサポートが追加され、同言語での製品ドキュメントが提供されます。

  • vRealize Operations Management Pack for VMware Site Recovery Manager 8.6。管理パックの詳細については、『VMware vRealize Operations Management Pack for VMware Site Recovery Manager 8.6 リリース ノート』を参照してください。

製品サポートに関する注意事項

VMware Site Recovery Manager 8.5 は、ストレージ ポリシー保護グループ (SPPG) をサポートする最後の一般的なバージョンです。Site Recovery Manager 8.6 にアップグレードする前に、SPPG を削除するか、通常のアレイベースのレプリケーション保護グループに移行する必要があります。Site Recovery Manager 8.5.0.5 以降には専用のストレージ ポリシー保護グループ (SPPG) 移行ツールがあり、SPPG を通常のアレイベースのレプリケーション保護グループに移行する際に使用できます。ツールの使用方法については、「ストレージ ポリシー保護グループのアレイベース レプリケーション保護グループへの移行」を参照してください。

ローカライズ

VMware Site Recovery Manager 8.6 は次の言語で利用できます:

  • 英語

  • フランス語

  • ドイツ語

  • イタリア語

  • 日本語

  • 韓国語

  • 簡体字中国語

  • 繁体字中国語

  • スペイン語

互換性

Site Recovery Manager 互換性マトリックス

Site Recovery Manager 8.6 は vSphere 7.0 以降と互換性があり、ESXi バージョン 7.0 以降をサポートします。

Site Recovery Manager 8.6 には、保護サイトとリカバリ サイトの両方にサポートされている vCenter Server バージョンが必要です。

ゲスト OS のカスタマイズのサポートを含む相互運用性および製品互換性の情報については、VMware Site Recovery Manager 8.6 の互換性マトリックスを参照してください。

互換性のあるストレージ アレイおよびストレージ レプリケーション アダプタ

サポートされていて互換性のあるストレージ アレイおよび SRA の現在のリストについては、Site Recovery Manager ストレージ パートナー互換性ガイドを参照してください。

互換性のある vVol パートナー VASA プロバイダ

互換性のある vVol パートナー VASA プロバイダの現在のリストについては、VMware 互換性ガイドを参照してください。

VMware vSAN のサポート

Site Recovery Manager 8.6 は、vSphere Replication を使用して、VMware vSAN に常駐する仮想マシンを保護できます。vSAN では、Site Recovery Manager 8.6 との連携にストレージ レプリケーション アダプタ (SRA) を必要としません。Site Recovery Manager 8.6 には、vSAN Express Storage との相互運用性が追加されています。

インストールとアップグレード

Site Recovery Manager のインストールとアップグレードについては、『Site Recovery Manager のインストールおよび構成』を参照してください。

Site Recovery Manager でサポートされるアップグレード パスについては、VMware 製品の相互運用性マトリックスで「Upgrade Path」および「VMware Site Recovery Manager」を選択してください。

注:

  • VMware Site Recovery Manager 8.5.x は、ストレージ ポリシー保護グループ (SPPG) をサポートする最後の一般的なバージョンでした。Site Recovery Manager 8.6 にアップグレードする前に、SPPG を削除するか、通常のアレイベースのレプリケーション保護グループに移行する必要があります。Site Recovery Manager 8.5.0.5 以降には専用のストレージ ポリシー保護グループ (SPPG) 移行ツールがあり、SPPG を通常のアレイベースのレプリケーション保護グループに移行する際に使用できます。ツールの使用方法については、「ストレージ ポリシー保護グループのアレイベース レプリケーション保護グループへの移行」を参照してください。

  • 保護サイトとリカバリ サイトの vCenter Server インスタンスが拡張リンク モードの場合は、直接のレプリケーション パートナーである必要があります。そうでないとアップグレードが失敗することがあります。

ネットワーク セキュリティ

Site Recovery Manager では、ペアのサイト間に管理ネットワーク接続が必要です。保護サイト上およびリカバリ サイト上の Site Recovery Manager サーバ インスタンスは相互に接続できる必要があります。また、各 Site Recovery Manager インスタンスには、Site Recovery Manager がリモート サイトで展開する Platform Services Controller インスタンスと vCenter Server インスタンスへのネットワーク接続が必要です。Site Recovery Manager サイト間のすべてのネットワーク トラフィックには、インターネットからアクセスできない、制限されたプライベート ネットワークを使用してください。ネットワーク接続を制限することにより、特定のタイプの攻撃の可能性を抑制します。

Site Recovery Manager を両方のサイトで開くために必要なネットワーク ポートのリストについては、「Site Recovery Manager のネットワーク ポート」を参照してください。

Site Recovery Manager 8.6 の操作上の制限

Site Recovery Manager 8.6 の操作上の制限については、「Site Recovery Manager の操作上の制限」を参照してください。

オープン ソースのコンポーネント

Site Recovery Manager 8.6 で配布されるオープン ソース ソフトウェア コンポーネントに適用される著作権表記とライセンスは、VMware Site Recovery Manager をダウンロードのリンクから参照できます。また、Site Recovery Manager の一般リリースの最新版で利用できるソースコードへの変更やソースコードを要求する GPL、LGPL、あるいはその他の同等のライセンスに対するソースファイルをダウンロードすることもできます。

  • vCenter Server インスタンスがリンクされているフェデレーション環境では、REST API ゲートウェイのローカル サイトにログインすると、リモート サイトに自動的にログインされます。POST /remote-session 要求を行う必要はありません。リモート サイトに別のユーザー名でログインすることはできません。

  • vSphere Replication を使用して暗号化された仮想マシンの保護とリカバリには、VMware vSphere 7.0 Update 2c 以降が必要です。

  • リンク クローン仮想マシンを作成すると、ディスクの一部がベース仮想マシンのディスクを引き続き使用します。vVol レプリケーションを使用する場合は、ベース仮想マシンと同じレプリケーション グループにリンク クローン仮想マシンをレプリケートする必要があります。そのようにしなかった場合、次のエラーメッセージが表示されます。"Virtual machine '{vmName}' is replicated by multiple replication groups." リンク クローン仮想マシンとは別のレプリケーション グループにベース仮想マシンをレプリケートする必要がある場合や、ベース仮想マシンをレプリケートすることが不可能な場合は、リンク クローン仮想マシンをフル クローンに変換する必要があります。

  • Site Recovery Manager は、スナップショットにのみ存在する未接続ディスクの Virtual Volumes レプリケーションをサポートしていません。

  • Site Recovery Manager は、アレイベース レプリケーション保護グループに対する NVMe over Fabrics (NVMe-oF) データストアの保護と調整されたリカバリをサポートしていません。NVMe ストレージの詳細については、VMware vSphere 7.0 ドキュメントの「VMware NVMe の概念」を参照してください。

  • VMware Site Recovery Manager では現在、レプリケーションのソースまたはターゲットとして AVS ANF for NetApp ONTAP NFS ストレージをサポートしていません。

  • VMware Site Recovery Manager 8.6 構成インポート/エクスポート ツールは、保護対象の仮想マシンが含まれるリカバリ プランが 1 つであるか複数であるかにかかわらず、保護対象の仮想マシンのリカバリ設定を 1 回のみインポートします。

  • vSphere Flash Read Cache はリカバリ後、仮想マシン上で無効にされ、予約はゼロに設定されます。vSphere Flash Read Cache を使用するように構成された仮想マシンでリカバリ処理を実行する前に、vSphere Web Client からの仮想マシンのキャッシュ予約をメモしてください。リカバリ後、仮想マシンで vSphere Flash Read Cache を再構成できます。

  • Site Recovery Manager 8.6 は、単一プロセッサの vSphere FT を使用する仮想マシンの保護をサポートしていますが、リカバリ後、リカバリ サイト上の仮想マシンの単一プロセッサの vSphere FT を無効にします。

    • 仮想マシンで単一プロセッサの vSphere FT を使用する場合は、Site Recovery Manager がリカバリ後に vSphere FT を無効にすることができるように、保護サイトの仮想マシンを構成する必要があります。保護サイトで単一プロセッサの vSphere FT 用に仮想マシンを構成する方法の詳細については、https://kb.vmware.com/kb/2109813 を参照してください。

  • Site Recovery Manager 8.6 では、vSphere Virtual Volumes を使用する vSphere Replication 8.6 が制限付きでサポートされます。制限を次に示します。

    • レプリケーション ターゲットが Virtual Volumes データストアである仮想マシンで vSphere Replications Point-in-Time Snapshots を使用することはできません。

    • vSphere Virtual Volumes ストレージをレプリケーション ターゲットとして使用する場合、仮想マシンに属するすべてのディスクを単一の vSphere Virtual Volumes データストアにレプリケートする必要があります。

    • レプリケートされる仮想マシンが vSphere Virtual Volumes ストレージに配置されている場合、その仮想マシンに属するすべてのディスクが単一の vSphere Virtual Volumes データストアに配置されている必要があります。

  • Site Recovery Manager 8.6 は、アレイベース レプリケーションに対して NFSv4.1 データストアをサポートしていません。Site Recovery Manager 8.6 では vSphere Replication 用に NFSv4.1 データストアを使用できます。

  • RSA SecurID またはスマートカード (Common Access Card) 認証で 2 要素認証を使用するには、使用環境が次の要件を満たしている必要があります。

    1. Platform Services Controller の管理者認証情報を使用して Site Recovery Manager 8.6 をインストールし、Site Recovery Manager 8.6 サイトをペアリングします。

    2. 両方の Site Recovery Manager 8.6 サイトの vCenter Server インスタンスは拡張リンク モードで動作する必要があります。Site Recovery Manager を 8.6 から新しいバージョンにアップグレードするときのエラーを防止するには、両方のサイトの vCenter Server インスタンスを直接レプリケーション パートナーにする必要があります。

既知の問題

  • 新規 - Site Recovery Manager ワークフローが NotAuthenticated エラーで失敗する

    リモート操作が NotAuthenticated エラーで誤って失敗する可能性がある期間が 8 時間ごとに 0 ~ 60 秒あります。再保護やフェイルオーバーなどの Site Recovery Manager ワークフローを実行しているときに、その時間枠に該当すると、ワークフローが失敗し、NotAuthenticated エラーが表示されることがあります。ワークフローの開始時にすべての接続が起動していても、ワークフローの実行中にアクティブなログイン トークンが期限切れになり、エラーが発生することがあります。

    回避策:ワークフローを再実行します。

  • 新規 - Firefox ブラウザを使用している場合、Site Recovery Manager クライアント統合プラグイン アイコンが表示されない

    Firefox ブラウザを使用している場合、Site Recovery Manager クライアント統合プラグイン アイコンが vCenter Server 7.0.x に表示されません。

    回避策:Site Recovery ラベルの上にある空白をクリックするか、Chrome または Edge ブラウザを使用します。

  • 新規 - 一部の仮想マシンでテスト リカバリと計画移行が複数のエラーで失敗する

    テスト リカバリおよび計画移行中に、vSphere Replication サーバが再起動し、一部のレプリケーションが次のエラーを表示して失敗することがあります。

    Cannot commit group '<group-id>' to an image on vSphere Replication Server '<VR-server>' (address '<VR-server-address>'). A generic error occurred in the vSphere Replication Management Server. Exception details: 'https://<VR-server-address>:8123/ invocation failed with "org.apache.http.conn.HttpHostConnectException: Connect to <VR-server-address>:8123 [/<VR-server-address>] failed: Connection refused (Connection refused)"'.

    Error : Cannot commit group '<group-id>' to an image on vSphere Replication Server '<VR-server>' (address '<VR-server-address>'). A generic error occurred in the vSphere Replication Management Server. Exception details: 'https://<VR-server-address>:8123/ invocation failed with "java.net.SocketException: Connection reset"'.

    Error : A runtime error occurred in the vSphere Replication Management Server. Exception details: ''. A runtime error occurred in the vSphere Replication Management Server. Exception details: ''.

    回避策:テスト リカバリ プランを再実行します。vSphere Replication サーバの再起動後、失敗した操作は正常に完了します。

  • 新規 - vCenter Server Client のプラグイン リストに VMware Site Recovery 統合プラグインの類似した項目が 2 つ表示される

    vSphere Replication または Site Recovery Manager を vCenter Server 8.0 にインストールした場合、vCenter Server Client のプラグイン リストには、VMware Site Recovery 統合プラグインの類似した項目が 2 つ含まれます。プラグインが両方とも有効または無効になっている限り、プラグインの機能には影響しません。

    回避策:プラグイン機能を引き続き使用するために必要なアクションはありません。プラグインを無効にする必要がある場合は、両方のプラグインを無効にします。プラグインを有効にする場合は、両方のプラグインを有効にします。

  • 新規 - ディザスタ リカバリがエラーで失敗する

    拡張されたストレージ上にある仮想マシンのディザスタ リカバリが次のエラーで失敗します。 "A general system error occurred: Cannot allocate memory"

    回避策:ディザスタ リカバリ操作を再実行します。

  • 新規 - リカバリが不完全な状態のリカバリ プランは正常に完了できない

    vMotion ステップ中に vMotion によるフェイルオーバーが中断され、プランが [リカバリ中断] の状態になると、[リカバリ サイト ストレージを書き込み可能] ステップで次のすべてのプランの再実行が失敗することがあります。このステップでのエラーは正しくなく、フェイルオーバーは正常に完了しています。ただし、プランは [リカバリが不完全] 状態のままになり、[準備完了] 状態に戻すことはできません。

    回避策:仮想マシンをプライマリ サイトに正常にフェイルバックするには、保護グループとリカバリ プランを再作成します。

  • 新規 - vmdk のターゲット データストアを変更すると、再保護後にレプリケーションの再構成に失敗する

    再保護操作を実行した後、ディスクを別のデータストアまたはパスに移動するなど、ディスクの移動を伴う再構成をレプリケーションに対して実行すると、次のエラーが発生して失敗します。

    Unable to complete the reconfiguration task at remote site for replication group 'hbr-vm' (managed object ID: 'GID-xxxx'): task 'HTID-xxxx'. Details: 'A runtime error occurred in the vSphere Replication Management Server. Exception details: 'VR Server error: 'Virtual Machine exists at the target datastore path'.

    回避策:ターゲットの場所にある元の仮想マシンの vmx を対象に、名前の変更や移動を行う必要があります。

  • 新規 - Site Recovery Manager 8.6 へのアップグレードが完了してもユーザー インターフェイスに通知されず、アプライアンスも再起動しない

    Site Recovery Manager 8.4.x からアップグレードする場合、環境内にストレージ ポリシー保護グループ (SPPG) があると、Site Recovery Manager 8.6 へのアップグレードはエラー メッセージが表示されずに失敗します。

    回避策:Site Recovery Manager バージョン 8.5.0.5 にアップグレードし、SPPG を削除するか通常のアレイベースのレプリケーション保護グループに移行してから、Site Recovery Manager 8.6 へのアップグレードを実行します。または、SPPG をアレイベース レプリケーション保護グループに手動で移行し、Site Recovery Manager 8.6 にアップグレードします。

  • 新規 - ストレージの同期ステップで再保護がエラーで失敗する

    デバイス検出のストレージ処理が進行中の場合、再保護ワークフローの最後のサブステップであるストレージの同期が時間内に終了しません。再保護が次のエラーで失敗します。"Operation timed out: 1080 seconds".再保護ワークフローが失敗した場合でも、デバイスの検出処理が完了すると、ストレージの同期サブステップが開始され、正常に完了します。

    回避策 1:デバイスの検出処理が完了するまで待機し、ストレージの同期が完了するまでさらに待機します。デバイスの検出処理とストレージの同期処理が完了したら、テスト フェイルオーバーを実行して、リカバリ プランに問題がないことを確認する必要があります。

    回避策 2:詳細設定で、remoteManager.taskDefaultTimeout の値を大きくします。

    1. Site Recovery のホーム タブでサイトのペアを選択し、[詳細表示] をクリックします。

    2. 左側のペインで [構成] > [詳細設定] > [リモート マネージャ] の順にクリックします。

    3. サイトを選択し、編集 をクリックして、リモート マネージャの設定を変更します。

    4. remoteManager.taskDefaultTimeout テキスト ボックスに別の値を入力します。

  • Updated: - 1 台の仮想マシンでエラーが発生して再保護操作が失敗する

    再保護操作が次のエラーで失敗します。

    Unable to reverse replication for the virtual machine '<vm-name>'. A general system error occurred: Fault cause: vim.fault.GenericVmConfigFault

    または Unable to reverse replication for the virtual machine '<vm-name>'. A general system error occurred:

    ターゲット vCenter Server サイトで、仮想マシンのタスクが失敗し、次の詳細が表示されます。

    Task Name: Remove all snapshots

    Status: A general system error occurred: Fault cause: vim.fault.GenericVmConfigFault

    または Status: A general system error occurred: Snapshot configuration missing for snapshot <>

    Initiator: <initiator>

    Target: <vm-name>

    Server: <VC-name>

    回避策:

    1. レプリケーションを削除します。

    2. シード ディスクを使用して、レプリケーションを再度構成します。

  • リモートの Site Recovery Manager のソリューション ユーザーを使用して Site Recovery Manager の構成をエクスポートすると、エラーが発生して失敗する

    アレイベース レプリケーションのみを使用する Site Recovery Manager 環境で、認証情報なしでスクリプトを使用して Site Recovery Manager の構成をエクスポートすると、エクスポートは失敗します。Impex ログに次のエラーが記録されます。

    2022-05-02 04:35:57,061 [srm-reactive-thread-13] ERROR com.vmware.srm.client.impex.Main - Export SRM configuration ended.(vim.fault.NoPermission) {
    faultCause = null,
    faultMessage = null,
    object = ManagedObjectReference: type = Folder, value = group-d1, serverGuid = e288c277-4377-4abe-80ad-0e981d64badf,privilegeId = StorageProfile.View }

    回避策 1:リモート SRM ソリューション ユーザー ロールに「ポリシー ベースのストレージ ビュー」を追加します。

    回避策 2:Site Recovery Manager の構成をエクスポートする場合は、プロパティ ファイルを使用するか、認証情報を使用してインタラクティブ モードで実行します。「プロパティ ファイルを使用した Site Recovery Manager の構成データのエクスポート」および「スタンドアローン インポート/エクスポート ツールを使用した Site Recovery Manager の構成データのエクスポート」を参照してください。 

  • アレイベース レプリケーション保護グループおよび vVol レプリケーション保護グループの自動保護解除が、自動保護の詳細設定がない場合に機能しない 

    自動保護解除の詳細設定のみを有効にし、自動保護設定を無効にした場合、アレイベース レプリケーション保護グループおよび Virtual Volumes レプリケーション保護グループの自動保護解除は機能しません。

    回避策:使用する保護グループ タイプに対し、自動保護の詳細設定と自動保護解除の詳細設定の両方を有効にします。

  • 再保護がエラーで失敗する

    仮想マシンを大規模にレプリケートする場合、再保護が次のエラーで失敗することがあります。 "Unable to reverse replication for the virtual machine A generic error occurred in the vSphere Replication Management Server "java.net.SocketTimeoutException: Read timed out"

    回避策: 

    1. /opt/vmware/hms/conf/hms-configuration.xml ファイルに移動します。

    2. 両方のサイトで、hms-default-vlsi-client-timeout の値を 15 分に増やします。

    3. HMS サービスを再起動します。

  • 追加の NIC がネットワーク構成を取得せず、停止状態のままになる

    構成サービス ユーザー インターフェイスから追加のネットワーク インターフェイスを構成しても、ネットワーク インターフェイスの状態は変更されず、ネットワーク インターフェイスはネットワークに接続されません。

    回避策:Site Recovery Manager アプライアンスまたは vSphere Replication アプライアンスに SSH 接続して、次のコマンドを実行します。

    1. "ip link" - 停止状態の必須の NIC を探します。出力は次のようになります。

      1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN mode DEFAULT group default qlen 1000 link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00

      2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc mq state UP mode DEFAULT group default qlen 1000 link/ether 00:50:56:bc:f4:db brd ff:ff:ff:ff:ff:ff

      3: eth1: <BROADCAST,MULTICAST> mtu 1500 qdisc noop state DOWN mode DEFAULT group default qlen 1000 link/ether 00:50:56:bc:53:2e brd ff:ff:ff:ff:ff:ff

    2. "ip link set dev <name> up" - ネットワーク インターフェイスの状態を UP に設定します。

  • vSphere Replication でレプリケートされた仮想マシンを使用したリカバリ プランがエラーで失敗する

    MPIT が設定されている、vSphere Replication によってレプリケートされた仮想マシンに複数のディスクがあり、これらがそれぞれ異なるデータストアにレプリケートされている場合に、1 つのディスクのレプリケーションを停止して保護グループから切り離すと、次のエラーが発生してフェイルオーバーは失敗します。 "Invalid configuration for device '0'".

    回避策:いずれかのディスクのレプリケーションを停止したり、保護グループからディスクを切り離したりしないようにします。

  • 大規模な仮想マシンの再保護操作がエラーで失敗する

    大規模な仮想マシンで再保護操作を実行しようとすると、次のいずれかのエラーが発生してプロセスが失敗することがあります。

    Unable to reverse replication for the virtual machine <VM_name>

    または

    A general system error occurred: Failed to open virtual disk

    これらの問題は、一時的なストレージの過負荷またはネットワーク問題が原因で発生する可能性があります。

    回避策:これらの仮想マシンの再保護操作を再試行します。

  • 拡張されたストレージ クラスタ環境でリカバリ プランの実行が失敗する

    vMotion を使用しないで、拡張されたストレージ クラスタ環境で仮想マシン保護グループの計画移行またはディザスタ リカバリを実行しようとすると、1 つ以上の仮想マシンの「書き込み可能なストレージのスナップショットの作成」手順中に操作が失敗することがあります。次のエラー メッセージが表示されます。 "Some virtual machines in the protection group [PGxxx] could not be recovered."

    回避策:リカバリ プランを再実行します。

  • ディザスタ リカバリの実行後に、同じサイトをパワーオンすると、一部の仮想マシンが実体なしの状態になる

    拡張されたストレージ環境でディザスタ リカバリを実行した後に停止したサイトをパワーオンすると、一部の仮想マシンが実体なしの状態になることがあります。この問題は、拡張されたストレージ環境内の仮想マシン保護グループで発生します。

    回避策:他の Site Recovery Manager ワークフローを実行する前に、vCenter Server インベントリから実体のないすべての仮想マシンのエントリを削除します。

  • リカバリ手順をエクスポートしたダウンロード済みファイルの名前が正しく表示されない

    名前に ASCII 以外の文字が含まれるリカバリ プランがある場合、リカバリ プランの手順をエクスポートするときに、ダウンロードしたファイルの名前が正しく表示されません。Site Recovery Manager は、ASCII 以外のすべての文字をアンダースコア記号に置き換えます。

    回避策:なし。リカバリ プランの名前に ASCII 以外の文字を使用しないようにします。

  • ネットワーク設定の DNS サーバに関する情報が空になり、編集および保存できない

    Site Recovery Manager アプライアンスが DCHP 設定とルーターのアドバタイズ設定を使用してデプロイされている場合、DNS サーバは自動的に受信されます。IPv6 を使用している場合に、新しい DNS サーバを手動で設定し、ネットワーク設定フォームを使用して設定を保存しようとすると、DNS サーバのデータは保存されず、Site Recovery Manager インスタンスで DNS が正しく設定されません。

    回避策:DNS サーバの設定を変更して、IPv6 アドレスに DHCP とルーターのアドバタイズを引き続き使用する場合は、[ネットワーク設定] フォームの [固定 IPv6 アドレスを使用] の設定をオフにする必要があります。これにより、新しい設定が正しく保存されるようになります。

  • レプリケートされたディスクが Virtual Volumes ストレージ上にあると、サイズ変更された場合に、元のディスク タイプに関係なく、ディスクがシン プロビジョニングとしてリカバリされる

    ディスクのサイズ変更操作の内部処理に、ディスクのコピー作成が含まれています。これにより、Virtual Volumes ストレージの仕様が原因で、ベース ディスク タイプに関係なく、シン プロビジョニング ディスク タイプにデフォルトで設定されます。ディスクのサイズ変更は完了しますが、結果としてサイズ変更されたディスクは、vSphere Replication によってリカバリされたときにシン プロビジョニング タイプになります。

    回避策:必要に応じて、リカバリ後にディスク タイプを手動で変更できます。

  • 保護操作後に 1 つ以上のレプリケーションがエラー(RPO 違反)状態になる

    再保護操作を実行すると、1 つ以上のレプリケーションがエラー状態になり、次のエラー メッセージが表示されます。

    A problem occurred with the storage on datastore path '[<datastore-name>] <datastore-path>/hbrdisk.RDID-<disk-UUID>.vmdk

    回避策:

    1. レプリケーションを削除します。

    2. シード ディスクを使用して、レプリケーションを再度構成します。

  • 再保護の進行中または再保護の完了直後に、保護グループの [サマリ] タブと [仮想マシン] タブに予期しないエラーが表示される

    再保護操作の進行中に [サマリ] タブまたは [仮想マシン] タブに移動すると、次のような予期しないエラー メッセージが表示されることがあります:'The ManagedObjects in 'spec.objectSet' belong to more than 1 server.'または'Missing value for non-optional field placeholderVmInfo'後者のメッセージが開いている場合は、仮想マシンが表示されない場合があります。

    回避策:エラーを破棄してしばらく待ちます。仮想マシンが保護グループに再び表示され、想定どおりに保護されてパワーオンします。

  • レプリケーションの構成ウィザードでラグが発生する

    Apple Mac OS で Mozilla Firefox ブラウザを使用している場合、[レプリケーションの構成] ウィザードでユーザー インターフェイスのパフォーマンスが低下し、ラグが生じることがあります。

    回避策:Chrome ブラウザを使用する。

  • 保護ネットワークやリカバリ ネットワークに NVDS を使用している Site Recovery Manager で保護されている仮想マシンで、NVDS-CVDS の移行後に保護の問題が発生する

    保護された仮想マシンを NVDS ネットワークに接続し、NVDS-CVDS の移行を実行すると、移行後に保護された仮想マシンに保護の問題が発生します。NVDS-CVDS の移行を実行する場合も同様で、ネットワークはリカバリ ネットワークに使用されます。

    回避策:該当する仮想マシンの保護を再構成します。

  • 再保護がエラーで失敗する:保護グループ「{protectionGroupName}」は、修復が必要なプレースホルダで仮想マシンを保護しています。

    Site Recovery Manager は、保護グループで再保護を実行すると、保護対象の仮想マシンを修復できなくなり、プレースホルダ仮想マシンをリストアできなくなります。このエラーは、使用しているプレースホルダ操作が失敗したために、仮想マシンで最初の再保護操作が失敗するときに発生します。保護された仮想マシンは構成エラーでマークされ、保護グループは部分的に再保護された状態になります。

    回避策:

    1. 強制クリーンアップオプションを有効にして再保護を再実行します。このオプションは、再保護操作を完了し、プレースホルダの再作成オプションを有効にします。再保護の実行は、完了すると成功ステータスとしてマークされます。

    2. プレースホルダの再作成の操作を明示的に開始して、該当する保護対象の仮想マシンを修復し、プレースホルダ仮想マシンをリストアします。これを行わずにディザスタ リカバリ ワークフローを実行すると、これらの仮想マシンのリカバリは、「Placeholder VM for the protected VM '<vm-name>' is missing」というエラーメッセージが表示されて失敗します。

  • Chromium ベース ブラウザを使用している場合に、グリッドの列のサイズを変更しようとすると、Site Recovery ユーザー インターフェイスがフリーズして応答しなくなる

    Chromium の LayoutNG に、パフォーマンス問題の原因となるバグがあります。詳細については、https://bugs.chromium.org/p/chromium/issues/detail?id=1008523およびhttps://bugs.chromium.org/p/chromium/issues/detail?id=1098231を参照してください。

    回避策 1:

    1. すべての Chrome ウィンドウを閉じます。

    2. Chrome のショートカット リンクを編集して、次のように更新します:"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --disable-blink-features=LayoutNG

    3. Chrome を再度開きます。

    回避策 2:Chrome ブラウザをバージョン 85.0.4183.83 以降にアップデートします。

  • リカバリされた仮想マシンの一部で「vSphere HA による仮想マシンのフェイルオーバーが失敗しました」というアラームが表示される

    Site Recovery Manager ワークフローで、テスト リカバリまたはフェイルオーバー操作の後、リカバリされた仮想マシンの一部で次のアラームが表示されることがあります。vSphere HA virtual machine failover failed.Site Recovery Manager の観点からは、すべての仮想マシンが正常にリカバリされているため、機能上の影響はありません。

    回避策:なし。アラームを確認する必要があります。

  • テスト リカバリの実行中に作成された仮想マシンが、テストの完了後に自動的に保護されない

    アレイ ベースの保護グループでテスト リカバリが実行されているときに、保護されたデータストアで仮想マシンを作成した場合、仮想マシンをプロビジョニングしてから 15 分以内にテスト リカバリ プロセスがクリーンアップされないと、その仮想マシンが自動的に保護されないことがあります。

    回避策 1:自動保護を開始するために、保護サイトで Site Recovery Manager サーバを再起動します。

    回避策 2:テスト リカバリ後、構成されていない状態の仮想マシンに対して手動の保護を使用します。

  • DNS サーバを使用しない固定 DNS を選択した場合でも、Site Recovery Manager アプライアンス管理インターフェイスのネットワーク構成で DNS サーバが利用可能になる

    ネットワーク設定の要件で、DNS サーバが不要で DHCP アダプタの自動構成が必要とされている場合、アダプタ構成に固定 DNS と DHCP を設定すると、DNS サーバが DHCP から取得されます。

    回避策:選択した IP プロトコルに応じて、固定 DNS サーバ リストで 127.0.0.1 または ::1 を使用します。

  • シングル サインオンでログインに成功した後、Site Recovery ユーザー インターフェイスにログインできない

    Site Recovery ユーザー インターフェイスのログに、次のエラー メッセージが記録されます。"Certificate for <host> doesn't match any of the subject alternative names: <subjectaltlist>"Site Recovery ユーザー インターフェイスでリモート ログイン ダイアログを使用してリモート ログインを実行すると、同様のエラー メッセージがユーザー インターフェイスに表示されます。Site Recovery ユーザー インターフェイスは、ホスト証明書の生成方法が原因で Platform Services Controller ホストに接続できないことがあります。

    • Platform Services Controller 証明書に Subject Alternative Names (SAN) としてホストのアドレス(IP または FQDN)がない場合

    • Platform Services Controller 証明書に Subject Alternative Names (SAN) が含まれておらず、証明書の CN フィールドのホスト名が一致していない場合。

    回避策:

    1. SAN(Subject Alternative Names フィールド)に Platform Services Controller のアドレス(エラーメッセージの「<host>」文字列)のエントリが含まれている証明書を使用して Platform Services Controller を再構成します。

    2. 証明書が正しく生成されているにもかかわらず、ユーザー インターフェイスで使用されるアドレスが正しくない場合は、Platform Services Controller の正しいアドレスを使用するように、ユーザー インターフェイスおよび対応する Site Recovery Manager と vSphere Replication アプライアンスを再構成する必要があります。

    3. アプライアンスの既存のペアリングを再構成します。

  • 一部のストレージ アレイで拡張されたストレージを使用すると、再保護が失敗する

    デバイスがすでに想定された状態になっている場合、一部のデバイスでレプリケーションを反転するコマンドが意図的にスキップされます。その結果、ストレージ アレイが必要な通知を受け取ることができず、再保護操作が失敗します。

    回避策:

    1. vmware-dr.xml ファイルに移動し、このファイルをテキスト エディタで開きます。

    2. 構成フラグ storage.forcePrepareAndReverseReplicationForNoopDevices を true に設定します。

      <storage>
      <forcePrepareAndReverseReplicationForNoopDevices>true</forcePrepareAndReverseReplicationForNoopDevices>
      </storage>
    3. ファイルを保存し、Site Recovery Manager サーバ サービスを再起動します。

  • Site Recovery Manager アプライアンスの管理インターフェイスを使用して IPv6 を構成しようとすると、invalid property - dns エラーが発生する

    Site Recovery Manager アプライアンスの管理インターフェイスを使用して IPv6 を構成し、自動的に割り当てられた DNS で [ルーターのアドバタイズを使用して IPv6 設定を自動的に取得] オプションを選択すると、invalid property - dns エラーが発生します。

    回避策:Site Recovery Manager アプライアンスのホスト マシンに SSH を使用して接続し、netmgr ip6_address --set --interface --dhcp 0 --autoconf 1 を実行します。DHCP を介して IP アドレスを受け取るには、代わりに netmgr ip6_address --set --interface --dhcp 1 --autoconf 1 を実行します。

  • Site Recovery Manager アプライアンスの管理インターフェイスを使用して IPv6 を再設定できない

    [ルーターのアドバタイズを使用して IPv6 設定を自動的に取得] オプションまたは [DHCP を使用して IPv6 設定を自動的に取得] オプションを使用して IPv6 ネットワークを構成している場合、[DHCP を使用して IPv6 設定を自動的に取得] のみを使用して IPv6 を再設定することはできません。両方のオプションを選択するか、どちらも選択しないようにする必要があります。

    回避策:Site Recovery Manager アプライアンスのホスト マシンに SSH を使用して接続し、netmgr ip6_address --set --interface --dhcp 0 --autoconf 1 を実行します。DHCP を介して IP アドレスを受け取るには、代わりに netmgr ip6_address --set --interface --dhcp 1 --autoconf 1 を実行します。

  • テスト リカバリ中に ESXi ホストのいずれかがクラッシュする

    テスト リカバリを実行しているときに、ESXi ホストのいずれかが PSOD でクラッシュすることがあります。Assert bora/vmkernel/main/bh.c:981

    回避策:vCenter Server 7.0 Update 1 にアップグレードするか、ESXi ホストを再起動します。

  • Site Recovery Manager 仮想アプライアンスの起動後、VMware コンソールが vSphere ユーザー インターフェイスに表示されないことがある

    ブルー スクリーンは表示されず、アプライアンスに関する情報が表示されます。Site Recovery Manager アプライアンス内の他のすべての VMware 関連サービスは実行されます。

    回避策:Site Recovery Manager アプライアンスを再起動します。

  • Microsoft Edge ブラウザでグリッドのエクスポートが機能しない

    グリッドを使用してビューを開いている場合は、[エクスポート] を選択し、[すべての行]/[選択された行] をクリックしても、ファイルがダウンロードされません。リカバリ プランの履歴をエクスポートしてダウンロードしようとすると、コンソールにエラーが表示され、ダウンロード ファイルが破損します。

    回避策:Chromium エンジンに基づいた最新バージョンの Microsoft Edge ブラウザにアップグレードします。

  • PowerCLI Connect-SrmServer コマンドが、デフォルト ポートを使用した Site Recovery Manager アプライアンスへの接続に失敗する

    PowerCLI Connect-SrmServer コマンドを使用して Site Recovery Manager アプライアンスに接続すると、接続に失敗し、次のエラーが表示されます。 Unable to connect to the remote server.

    回避策:次のコマンド Connect-SrmServer -Port 443 を使用して、Site Recovery Manager アプライアンスにポート 443 を指定します。すべての Site Recovery Manager ネットワーク ポートの完全なリストについては、「 Site Recovery Manager のネットワーク ポート」を参照してください。

  • リカバリ プランの実行が、「InvalidArgument:path」というエラーで仮想マシンのパワーオンに失敗することがある

    リカバリ プランを実行すると、Site Recovery Manger が (vmodl.fault.InvalidArgument:path) エラーで仮想マシンのパワーオンに失敗することがあります。次のエラー メッセージが Site Recovery Manager のリカバリ サイト サーバ ログに表示されます。

    YYYY-MM-DDT20:24:35.996-08:00 error vmware-dr[02448] [SRM@6876 sub=Recovery ...] Plan execution (test workflow) failed; 
    plan id: 34f86036-3bc7-4c2d-a841-e15c5d781532, plan name: HBRRP_LIMITS, error: (vmodl.fault.InvalidArgument) {
    -->    faultCause = (vmodl.MethodFault) null, 
    -->    faultMessage = <unset>, 
    -->    invalidProperty = "path"
    -->    msg = "A specified parameter was not correct: path"
    --> }
    --> 

    このエラーは、ターゲット ESXi ホストで「パワーオン前の仮想マシンの再配置」操作が失敗したことにより発生します。ESXi vpxa サービス ログに関連するエラー メッセージは次のとおりです。

    YYYY-MM-DDT03:56:48.255Z error vpxa[2099931] [Originator@6876 sub=vpxaVmprov opID=failedOpId] 
    Failed to canonicalize vm register path; 
    /vmfs/volumes/.../recoveredVm.vmx, err: 16(Device or resource busy)
    ...
    YYYY-MM-DDT03:56:48.256Z info vpxa[2099931] [Originator@6876 sub=Default opID=failedOpId] 
    [VpxLRO] -- ERROR task-1824 -- vpxa -- vpxapi.VpxaService.registerVm: vmodl.fault.InvalidArgument:
    --> Result:
    --> (vmodl.fault.InvalidArgument) {
    -->    faultCause = (vmodl.MethodFault) null,
    -->    faultMessage = <unset>,
    -->    invalidProperty = "path"

    回避策:失敗したリカバリ プランを再実行します。

  • アレイベースのレプリケーション保護グループを使用したリカバリ プランのフェイルオーバー中に、デバイスとデータストアの情報が表示されない

    リカバリ プランのフェイルオーバーを実行すると、SAN のタイプやリカバリ中にホストからデータストアを切り離すかどうかによっては、フェイルオーバー中に [デバイス] タブと [データストア] タブの情報が表示されなくなることがあります。

    回避策:なし。再保護に成功すると、両方のタブの情報が再び表示されます。

  • 再保護が内部エラーで失敗する:準備フェーズで予期しない例外を受信しました。セッションが認証されていません

    再保護を実行すると、次のエラーで操作が失敗します。

    Internal error: Received unexpected exception during prepare phase. The session is not authenticated.

    回避策:再保護操作を再実行します。

  • レプリケーションを行うソース仮想マシンが ESXi 6.7 で実行されている場合、レプリケーションの同期は進行しているように見えるが、レプリケーションのインスタンスが正常に完了しない

    ESXi 6.7 では、実際に送信可能な数よりも多くの要求ログのチャンクがパラレル転送用にスケジューリングされることがあります。このようなホストで実行されている仮想マシンのレプリケーションを行う際に、ターゲット ホストの遅延やネットワークの一時エラーが同時に発生する場合、これによりレプリケーションは、「DiskQueue is full」というエラーとともに失敗します。

    回避策:

    1. すべての仮想マシンを別の ESXi ホストに移行します。

    2. ESXi の詳細設定で HBR.DemandlogTransferMaxNetwork の値を編集し、デフォルトの 64 から 63 に変更します。

    3. ESXi ホストをメンテナンス モードにします。

    4. ESXi ホストを再起動します。この問題は vCenter Server 6.7 Update 3 で修正されています。

    この問題は vCenter Server 6.7 Update 3 で修正されています。

  • レプリケーションを行うソース仮想マシンが ESXi 6.7 または ESXi 6.7 Update 1 で実行されている場合、初期の同期または完全同期の進行が、完了前に停止することがある

    vSphere Replication を使用している場合に、ESXi 6.7 または ESXi 6.7 Update 1 で保護された仮想マシンを実行すると、レプリケーションの初期同期または完全同期が完了前に停止することがあります。レプリケーションの同期は引き続き進行しますが、レプリケーションの詳細情報のチェックサム バイト値は進行しません。パワーオフ、スナップショットの作成、スナップショットに戻る、仮想マシンの移行などの処理は、タイムアウトになるか、「タスクが進行中です」というエラーとともに失敗します。

    回避策:

    1. ESXi の詳細設定で、HBR.ChecksumUseChecksumInfo = 0 と設定して、vSphere Replication のチェックサムを無効にします。

    2. すべての仮想マシンを移行し、ESXi ホストに移行できなかった仮想マシンをパワーオフします。

    3. ホストをメンテナンス モードにします。

    4. ESXi ホストを再起動します。

      注:この回避策は、同期プロセスのチェックサム部分を無効にします。割り当て済みのすべてのブロックは、異なるかどうかにかかわらず、リモート サイトに送信されます。この回避策は、シード機能を無効にします。

    この問題は vCenter Server 6.7 Update 2 で修正されています。

  • リカバリ プランのない状態で仮想マシンが保護されている場合、構成をインポートすると VMware Site Recovery Manager 構成インポート/エクスポート ツールでエラーが発生することがある

    リカバリ プランに保護済みの仮想マシンを配置し、これらの仮想マシンを含むリカバリ プランをすべて削除してから VMware Site Recovery Manager 構成インポート/エクスポート ツールを使用して構成をエクスポートすると、これらの仮想マシンのリカバリ設定はエクスポートされますが、あとでインポートできなくなります。設定をインポートしようとすると、次のようなエラーが表示されます。Error while importing VM settings for server with guid '6f81a31e-32e0-4d35-b329-783933b50868'.

    これ以外のエクスポートした構成は適切にインポートされます。

    回避策:リカバリ プランを作成し直し、リカバリ設定を再び設定してもう一度構成をエクスポートします。仮想マシンのリカバリ設定をエクスポート、インポートする場合はリカバリ プランを削除しないでください。

  • Linux 仮想マシンで複数の NIC が使用されていて、これらの NIC で DHCP と固定 IP アドレスが混在して設定されている場合、IP サブネット マッピング ルールによるカスタマイズが完全にはサポートされない

    Linux 仮想マシンで複数の NIC が使用されていて、これらの NIC で DHCP と固定 IP アドレスが混在して設定されている場合、Site Recovery Manager は IP アドレス ルールベースのカスタマイズを完全にはサポートしません。Site Recovery Manager でカスタマイズされるのは、IP サブネット マッピング ルールが一致している固定 IP アドレスが設定された NIC のみです。DHCP が構成された、それ以外の NIC では、設定の一部がクリアされることがあります。このシナリオに関連する既知の問題は、Red Hat Enterprise Linux 6.x/7.x および CentOS 6.x/7.x で確認されました。これらのバージョンに対して SRM カスタマイズを行うと、DHCP が設定されている NIC では /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethX ファイルが削除され、固定 IP アドレスが設定されているそれ以外の NIC では、一致する IP サブネット マッピング ルール通りに正常にカスタマイズされます。

    回避策:複数の NIC を使用していて、DHCP と固定 IP アドレスの設定が混在している Linux 仮想マシンで IP カスタマイズを適切に行うには、SRM で手動の IP カスタマイズ オプションを使用します。

  • リカバリ プラン名に特殊文字を使用した場合、IP カスタマイズに失敗する

    名前に特殊文字を含み、IP カスタマイズが構成されたリカバリ プランにテスト リカバリを実行すると、IP カスタマイズに失敗します。

    回避策:リカバリ プランの名前から OS 固有の特殊記号をすべて削除します。

  • 保護されている vCenter Server がダウンした場合は、リカバリ サイトの HTML 5 ユーザー インターフェイス(特に [リカバリの設定] ダイアログ)のパフォーマンスが低下することがある

    保護されている vCenter Server がダウンした場合は、リカバリ サイトの HTML 5 ユーザー インターフェイス(特に [リカバリの設定] ダイアログ)のパフォーマンスが低下することがあります。

    回避策:リカバリ サイトの HTML 5 ユーザー インターフェイスを更新して、操作を再試行します。

  • Site Recovery のユーザー インターフェイスが使用不能になり、「403 - OK」エラー メッセージが次々と表示される

    Site Recovery のユーザー インターフェイスにデータが表示されず、「403 - OK」エラーが表示されます。

    回避策:

    1. Site Recovery ユーザー インターフェイスからログアウトして、再度ログインします。

    2. ブラウザの [前回のセッションの復元] チェックボックスをオフにします。Chrome の場合は、[前回開いていたページを開く] オプションをオフにします。

  • レプリケートされていないデータストア、または Site Recovery Manager に表示される複数の整合性グループから取得されたデータストアで構成されているデータストア クラスタに、SRM に関する警告が表示されない。

    一部が異なる整合性グループに含まれているデータストア、またはレプリケートされていないデータストアで構成されているデータストア クラスタを作成します。この場合、Site Recovery Manager に関する警告が表示されるはずですが、表示されません。

    回避策:なし

  • フェイルオーバーを実行すると、ディザスタ リカバリ サイトの仮想マシン NIC が切断されたままになることがある

    IP アドレスのカスタマイズの失敗後にフェイルオーバーを再実行すると、前回の実行中にカスタマイズが失敗した仮想マシンの NIC が、再実行したフェイルオーバーでカスタマイズが正常に完了した後も切断されたままになることがあります。

    回避策:なし。仮想マシン デバイスを再構成して、NIC を手動で再接続します。

  • Microsoft Edge ブラウザを使用している場合、リカバリ プランの履歴やリカバリ手順の画面からレポートをエクスポートすることができない

    MS Edge ブラウザを使用している場合に、リカバリ プランの履歴やリカバリ手順の画面からレポートをエクスポートすると、開発者コンソールに次のエラーが表示されます。

    ERROR XML5610: Quote character expected.

    ERROR Error: Invalid argument.

    これは、サーバの xml を html に変換するために使用される XSLTProcessor で発生する、Microsoft Edge ブラウザの既知の問題です。

    回避策:Chrome、Microsoft Internet Explorer、または Firefox ブラウザを使用します。

    この問題は、Microsoft Edge ブラウザの Chromium ベースのバージョンで修正されています。

  • Mozilla Firefox ブラウザを使用して、vSphere ユーザー インターフェイスで複製された仮想マシンを右クリックし、[レプリケーションの再構成] を選択すると、Site Recovery ユーザー インターフェイスのポップアップ ウィンドウがブロックされ、通知が表示されない

    デフォルトで、Site Recovery ユーザー インターフェイスは新しいタブで開きます。Mozilla Firefox ブラウザを使用して、vSphere ユーザー インターフェイスで複製された仮想マシンを右クリックし、[レプリケーションの再構成] を選択すると、Site Recovery ユーザー インターフェイスのポップアップ ウィンドウがブロックされ、通知は表示されません。

    回避策:Mozilla Firefox の [オプション] メニューで、[コンテンツ] タブを選択し、ポップアップ例外リストに vCenter Server の URL を追加します。

  • vSAN ストレッチ クラスタに使用できないフォルト ドメインがあると、テストおよびリカバリ操作が失敗する

    使用できないフォルト ドメインがある vSAN ストレッチ クラスタで仮想マシンのテストまたはリカバリを行うと、操作が失敗します。その原因は、vSAN のデフォルト ストレージ ポリシーを満たすことができず、ストレージへの Site Recovery Manager を使用する仮想マシンのプロビジョニングが失敗することにあります。

    回避策:リカバリした仮想マシンを vSAN ストレッチ クラスタに手動で登録します。仮想マシンは、フォルト ドメインが使用可能になると vSAN デフォルト ストレージ ポリシーに準拠するようになります。

  • 再保護の後、元の保護サイトのインベントリ内のデータストアが「非アクティブ」と表示されることがある

    拡張ストレージを使用していて、ディザスタ リカバリ後に再保護を実行すると、次の警告が表示されることがあります。

    The requested object was not found or has already been deleted.

    再保護の後、元の保護サイトのインベントリ内のデータストアが「非アクティブ」と表示されます。

    回避策:ストレージ アダプタを更新または再スキャンします。

    1. [構成] タブをクリックして、[ストレージ アダプタ] をクリックします。

    2. [更新] または [再スキャン] アイコンをクリックして、すべてのストレージ アダプタを更新または再スキャンします。

  • リカバリ サイトで暗号化キーを使用できない場合、暗号化された仮想マシンのリカバリがパワーオン手順で失敗することがある

    暗号化された仮想マシンのリカバリにおいて、保護サイトで使用されている暗号化キーをプロセス中にリカバリ サイトで使用できない場合、Site Recovery Manager が仮想マシンをパワーオンするときにリカバリが失敗します。

    回避策:次の手順を実行します。

    1. 暗号化された仮想マシンをリカバリ サイトのインベントリから削除します。

    2. リカバリ サイト上のキー管理サーバが使用可能であること、および保護サイトで使用されている暗号化キーをリカバリ サイトで使用可能であることを確認します。

    3. 暗号化された仮想マシンをリカバリ サイトのインベントリに登録します。

    4. Site Recovery Manager ユーザー インターフェイスで、暗号化された仮想マシンのリカバリ設定を開き、リカバリ中の仮想マシンのパワーオンを無効にします。

    5. リカバリを再実行します。

  • 仮想マシンが vSphere Virtual Volumes データストア上で保護されていると、計画移行がエラーで失敗することがある

    仮想マシンの計画移行において、仮想マシンが vSphere Virtual Volumes データストア上で保護されていると、リカバリ サイト ストレージを書き込み可能に変更する処理が次のエラーで失敗することがあります。

    Error - Storage policy change failure: The vSphere Virtual Volumes target encountered a vendor specific error. Invalid virtual machine configuration. A specified parameter was not correct: path.

    回避策:リカバリ プランを再実行します。

  • IP アドレスのカスタマイズまたはゲスト内呼び出し処理が次のエラーで失敗することがある - Failed to authenticate with the guest operating system using the supplied credentials

    回避策:

    [詳細設定] の recovery.autoDeployGuestAlias オプションが TRUE(デフォルト)の場合は、次の操作を行います。

    • 仮想マシンがリカバリされ、実行中である ESX ホストの時刻が、リカバリ サイトの vCenter Single Sign-On サーバと同期していない場合。

    • リカバリされた仮想マシンのゲスト OS が Linux であり、リカバリされた仮想マシンが実行されている ESX ホストよりも時間が進んでいる場合は、次の手順を実行して仮想マシンの構成パラメータを更新してから、失敗したリカバリ プランを再実行します。

      1. リカバリした仮想マシンを右クリックします。

      2. 設定の [編集] をクリックします。

      3. [オプション] タブで、[全般] をクリックします。

      4. [構成] をクリックして構成パラメータを更新します。

      5. [行の追加] をクリックします。[名前] テキスト ボックスに「time.synchronize.tools.startup.backward」、[値] テキスト ボックスに「TRUE」と入力します。

      6. [OK] をクリックして確定します。

    [詳細設定] の recovery.autoDeployGuestAlias オプションが FALSE の場合は、次の操作を行います。

    • 保護されている仮想マシンのゲスト OS とリカバリ サイトの vCenter Single Sign-On サーバ間で時刻が適切に同期されていることを確認します。

    • 保護されている仮想マシンに、リカバリ サイトの SRM サーバのソリューション ユーザーに対してゲスト エイリアスが適切に構成されていることを確認します。詳細については、「リカバリ設定の変更」の recovery.autoDeployGuestAlias オプションの説明を参照してください。

    詳細については、『Site Recovery Manager 8.4 管理』ガイドの関連するトラブルシューティングのセクションを参照してください。

  • vCenter Server の SSL 証明書を置き換えると、Site Recovery Manager で証明書検証エラーが発生する

    vCenter Server システムの SSL 証明書を置き換えると、Site Recovery Manager が vCenter Server への接続を試みるときに接続エラーが発生することがあります。

    回避策:vCenter Server 証明書の更新方法、および Site Recovery Manager などのソリューションが機能し続けるようにするための方法の詳細については、http://kb.vmware.com/kb/2109074 を参照してください。

  • テスト用のネットワーク マッピングが、対応するネットワーク マッピングが削除されるときに削除されない

    ネットワーク マッピングを作成するときに、リカバリ プランをテストするための特定のネットワーク マッピングを構成し、それに続いてメインのネットワーク マッピングを削除すると、構成したリカバリ サイトのネットワークが別のマッピングのターゲットでない場合でも、テスト ネットワーク マッピングは削除されません。例:

    • 保護サイトの Protected_Network_Main からリカバリ サイトの Recovery_Network_Main にネットワーク マッピングを構成します。

    • Recovery_Network_Main から Recovery_Network_Test にテスト ネットワーク マッピングを構成し、リカバリ プランをテストするためのネットワークとして使用します。

    • リカバリ サイトの Recovery_Network_Main は他のネットワーク マッピングのターゲットとして使用されません。

    • 完全なリカバリのために使用される Protected_Network_Main から Recovery_Network_Main へのネットワーク マッピングを削除します。

    • Recovery_Network_Main から Recovery_Network_Test へのテスト ネットワーク マッピングは削除されません。

    回避策:テスト ネットワーク マッピングを手動で削除します。

  • 2 台の仮想マシン(vMotion を有効化した仮想マシンと無効化した仮想マシン)間の依存関係が、移行ワークフロー中に拡張ストレージ上で失敗する

    回避策:仮想マシン間の依存関係を削除し、vMotion で計画移行を再実行します。将来のリカバリ ワークフローのために依存関係を手動で再度有効化します。

    仮想マシン間で依存関係を保持する場合は、vMotion を使用せずに計画移行を実行します。両方の仮想マシンが、依存関係の順序に従って標準の仮想マシンとして移行します。

  • Site Recovery Manager が vCenter Server インベントリからの重要度の低い仮想マシンの削除の追跡に失敗し、リカバリ、テスト リカバリおよびテスト クリーンアップ ワークフローで MONF エラーが発生する

    Site Recovery Manager は、保護サイトおよびリカバリ サイトの vCenter Server への接続を失い、重要度の低い仮想マシンの削除を監視することができません。

    回避策:Site Recovery Manager サーバを再起動します。

  • リカバリ プラン ワークフローの完了後、最後のリカバリ手順が「実行」のステータスを表示し続ける。

    ステータスの誤りは一時的な UI の問題です。Site Recovery Manager は完了までのすべての手順を実行します。

    回避策:グローバル更新アイコンをクリックしてインターフェイスを更新します。すべての手順に完了ステータスが正しく表示されます。

  • リカバリ ビューの手順のリストでプロンプトとコマンドが表示されない。

    [リカバリ手順] > [リカバリ ビュー] でプロンプトやコマンドを追加した後、テスト ビューでこれらを表示できます。ただし、テスト ビューでプロンプトやコマンドを編集すると、リカバリ ビューに固有のプロンプトやコマンドが手順のリストに表示されないことがあります。

    プロンプトやコマンドが表示されないのは一時的な UI の問題で、リカバリ手順の詳細リストにのみ影響します。プロンプトとコマンドが手順の詳細リストに表示されない場合でも、Site Recovery Manager はテストまたはリカバリの実行時にすべてのプロンプトとコマンドを実行します。

    回避策:グローバル更新アイコンをクリックしてインターフェイスを更新します。すべての呼び出しが手順のリストに表示されるようになります。

  • 保護グループおよびリカバリ プランの削除後も引き続きリカバリ サイトのプレースホルダ仮想マシンが存在する

    リカバリ プランと保護グループを SRM インベントリから削除しても、プレースホルダ仮想マシンはまだリカバリ サイト上に表示されます。新しい保護グループを同じデータストアと仮想マシンで作成しようとするとエラーが発生します。手動でプレースホルダ仮想マシンを vCenter Server インベントリから削除しようとすると、エラーが発生します。Site Recovery Manager は仮想マシンを親なしとして示します。

    回避策:プレースホルダ仮想マシンを削除し、親なしの仮想マシンを削除してから同じ仮想マシンで保護グループを作成します。

  • メンテナンス モードからリカバリ サイトの ESXi ホストを再起動した 10 分以内にクリーンアップを実行すると失敗する。

    クリーンアップ操作はプレースホルダのスワップを試み、10 分の更新間隔を持つホストの復元力キャッシュに依存しています。10 分間の時間内で再起動した ESXi ホスト上でスワップ操作を試みると、Site Recovery Manager によって Site Recovery Manager ホスト復元性キャッシュ内の情報が更新されず、スワップ操作に失敗します。クリーンアップ操作も失敗します。

    回避策:10 分間待ってから、もう一度クリーンアップを実行します。

  • 保護サイトへの接続が失敗した後ではリカバリの進行が失敗する

    非アクティブ化操作中、または RemoteOnlineSync または RemotePostReprotectCleanup 中(どちらも再保護時に発生します)に保護サイトにアクセスできなくなると、リカバリ プランがそれ以上進行できなくなることがあります。そのような場合、システムは、保護サイトの一部である仮想マシンまたはグループが、それら中断されたタスクを完了するのを待ち続けています。再保護操作の際にこの問題が発生した場合には、元の保護サイトに再接続し、リカバリ プランを再起動する必要があります。リカバリの際にこの問題が発生した場合には、リカバリ プランをキャンセルして再起動するだけで十分です。

  • リカバリした VMFS ボリュームが次のエラーによりマウントに失敗する:データストアのリカバリに失敗しました。

    このエラーは、vCenter、ESXi、および Site Recovery Manager サーバ間の待ち時間によって発生する可能性があります。

    回避策:リカバリ プランを再実行します。

  • vCenter Server 接続を一時的に失うと、Raw ディスク マッピングを使用している仮想マシンにリカバリの問題が生じる可能性がある

    リカバリ中に vCenter Server への接続が失われた場合、次のいずれかのイベントが発生する場合があります。

    • vCenter Server は引き続き利用できず、リカバリは失敗します。この問題を解決するためには、vCenter Server との接続を再確立し、リカバリを再実行してください。

    • 稀に、vCenter Server が再び利用可能になり、仮想マシンがリカバリされます。このような場合、仮想マシンに Raw ディスク マッピング (RDM) がある場合、RDM は正しくマッピングされない場合があります。RDM を正しくマッピングできなかった結果として、仮想マシンの電源をオンにすることができない場合があり、ゲスト オペレーティング システムまたはその中で実行中のアプリケーションに関連するエラーが発生する場合があります。

      • これがテスト リカバリの場合、クリーンアップ操作を完了し、テストをもう一度実行してください。

      • これが実際のリカバリの場合、手動で正しい RDM をリカバリした仮想マシンに接続してください。

    Raw ディスク マッピングの追加に関する詳細は、仮想マシン設定の編集に関する vSphere のマニュアルを参照してください。

  • リカバリ プランのキャンセルが完了していない

    リカバリ プランが実行されたとき、仮想マシンを同期するための試みが行われます。リカバリ プランをキャンセルすることはできますが、同期が完了するか、有効期限が切れるまで、リカバリ プランの実施のキャンセルを試みても完了しません。デフォルトの有効期限は 60 分間です。次のオプションは、リカバリ プランのキャンセルを完了するために使用できます。

    • vSphere Replicationを一時停止する。同期が失敗します。リカバリがエラー状態になった後で、vSphere Client を使用して、vSphere Replication タブで vSphere Replication を再開します。レプリケーションが再開した後で、リカバリ プランを適宜、もう一度実行することができます。

    • 同期が完了するか、タイムアウトするのを待つ。これは大幅に時間がかかりますが、最終的には終了します。同期が完了するか、タイムアウトすると、リカバリ プランのキャンセルが続行します。

  • 保護対象の仮想マシンをシャット ダウンする際にリカバリ プランにエラーが発生する: Error - Operation timed out: 900 seconds during Shutdown VMs at Protected Site step.

    動的スワップをサポートするアレイでデータストアを保護するために Site Recovery Manager を使用する場合(たとえば CLARiiON)、保護サイトが一部ダウンしているとき、または強制リカバリを実行しているときにディザスタ リカバリを実行すると、保護サイトの操作を完了するために、リカバリ プランを再実行する場合に限り、エラーが起こる可能性があります。このようなエラーが発生するのは、保護サイトがオンラインに戻っても、Site Recovery Manager が保護対象の仮想マシンをシャットダウンできないときです。このエラーは通常、特定のアレイが保護された LUN を読み取り専用にする場合に発生します。パワーオン状態の保護対象の仮想マシンで ESXi が入出力できなくなります。

    回避策:読み取り専用の LUN によって影響を受けた保護サイトで ESXi ホストを再起動します。

  • 次のエラーで計画移行が失敗する:構成ファイルをコピーできません...

    クラスタ内の 2 つの ESXi ホストと 1 つのホストがストレージに接続できなくなった場合、他のホストは通常、レプリケートされた仮想マシンを回復できます。ただし、他のホストにより仮想マシンがリカバリされず、次のエラーが発生してリカバリが失敗する場合があります: Error: Unable to copy the configuration file...

    回避策:リカバリを再実行します。

  • テスト クリーンアップがデータストアのアンマウント エラーを出して失敗する。

    テスト リカバリ後にクリーンアップを実行すると、エラー Error - Cannot unmount datastore 'datastore_name' from host 'hostname'. The operation is not allowed in the current state.. が発生して失敗することがあります。この問題は、クリーンアップの操作を実行する前にホストがすでにデータストアをアンマウントしている場合に発生します。

    回避策:クリーンアップ操作を再実行します。

  • 保護サイトのユーザーの権限を、そのユーザーとしてログインしているときに削除すると、次のエラー メッセージが表示される:「権限データを取得できません。セッションはすでにログインされています。」同様のエラーが [詳細設定] タブに表示される。

    ユーザーが自分の権限をサイト レベルで削除しようとすると、このエラーが表示されます。メッセージには上記の代わりに、そのページを表示する権限がないことを伝える内容が表示されている必要があります。

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