デフォルトで Site Recovery Manager は、新しいリカバリ プランに含まれるすべての仮想マシンをリカバリ優先順位レベル 3 に設定します。仮想マシンのリカバリ優先順位は、上下させることができます。リカバリ優先順位は、仮想マシンのシャットダウンとパワーオンの順序を決定します。
仮想マシンの優先順位を変更すると、Site Recovery Manager は、この仮想マシンが含まれるすべてのリカバリ プランに新しい優先順位を適用します。
Site Recovery Manager は、設定した優先順位に従ってリカバリ サイトの仮想マシンを起動します。Site Recovery Manager は最初に優先順位 1 の仮想マシン、次に優先順位 2 の仮想マシン、という順番で仮想マシンを起動します。Site Recovery Manager は VMware Tools のハートビートを使用して、リカバリ サイトで動作している仮想マシンを検出します。この方法により、Site Recovery Manager は、優先順位を与えられたすべての仮想マシンが次の優先順位を持つ仮想マシンが起動する前に実行していることを確認できます。したがって、保護対象の仮想マシンに VMware Tools をインストールする必要があります。
注意: 拡張されたストレージの移行に適した仮想マシンの優先順位が、移行に適していない仮想マシンの優先順位よりも低い場合、移行に適した仮想マシンは移行されません。