レプリケーション設定を編集して、仮想マシン プレースホルダの作成が完了するまでの Site Recovery Manager の待ち時間を変更できます。

手順

  1. vSphere Client で、[Site Recovery] > [Site Recovery を開く] の順にクリックします。
  2. [Site Recovery] ホーム タブでサイトのペアを選択して、[詳細表示] をクリックします。
  3. 左側のペインで [構成] > [詳細設定] > [レプリケーション] の順にクリックします。
  4. サイトを選択し、[編集] をクリックして、設定を変更します。
    オプション 操作
    アーカイブされたリカバリ設定のクリーンアップ タスクの実行間隔を分単位で設定します。デフォルト値は 1,440 分です。 [replication.archiveRecoverySettingsCleanupInterval] テキスト ボックスに新しい値を入力します。
    アーカイブされたリカバリ設定を保持する期間を日数で設定します。デフォルト値は 30 日です。 [replication.archiveRecoverySettingsLifetime] テキスト ボックスに新しい値を入力します。
    CD/DVD およびフロッピー メディア デバイスを保護から除外します。デフォルト値は true です。 この設定を無効にするには、スライダを移動して、[replication.autoExcludeMediaDevices] の値を false に変更します。
    プレースホルダ データストアの選択を自動的に試みます。デフォルト値は true です。 この設定を無効にするには、スライダを移動して、[replication.automaticPlaceholderDatastoreSelection] の値を false に変更します。
    プレースホルダ データストアを自動的に選択する場合に使用可能な空きディスク容量の最小容量(MB 単位)を設定します。デフォルト値は 50 MB です。 空きディスク容量の量を変更するには、[replication.automaticPlaceholderDatastoreSelectionMinFreeSpace] テキスト ボックスに新しい値を入力します。
    プレースホルダ仮想マシンを作成する場合は、最小限の CPU とメモリ リソースを使用します。デフォルト値は false です。 スライダを移動して、[replication.createPlaceholderVmWithMinResources] の値を true に変更します。
    計画移行中に保護サイトを無効にしている間、保護されていないレプリカ仮想マシンのチェックをスキップする。デフォルト値は false です。 スライダを移動して、[replication.disablePiggybackVmsCheckDuringDeactivate] の値を true に変更します。
    プレースホルダ仮想マシンを作成するときの待機時間のタイムアウト値(秒単位)を変更する。デフォルト値は 300 秒です。 [replication.placeholderVmCreationTimeout] テキスト ボックスに別の値を入力します。
    サイト全体のインベントリ マッピングが変更された場合は、個々の仮想マシン インベントリ マッピングを保持します。値が false に設定されている場合、サイト全体のインベントリ マッピングが変更されると、Site Recovery Manager は元の個々の仮想マシン インベントリ マッピングをオーバーライドします。値が true に設定されている場合、Site Recovery Manager は、明示的に変更されるか仮想マシン保護が再作成されるまで、元の個々の仮想マシン インベントリ マッピングを保持します。デフォルト値は false です。 スライダを移動して、[replication.keepOverridesOnInvMappingChange] の値を true に変更します。

    本番環境の仮想マシンが再配置されても、個々の仮想マシン インベントリ マッピングを保持します。[保護の構成] を使用して、仮想マシンに個別のインベントリ マッピングを構成できます。この値が false に設定されている場合、本番環境の仮想マシンが再配置されると、新しい本番環境の仮想マシンの配置に対するインベントリ マッピングの時点で、Site Recovery Manager は常に仮想マシンの保護を更新します。値が true に設定されている場合、Site Recovery Manager は、明示的に変更されるか仮想マシン保護が再作成されるまで、元の個々の仮想マシン インベントリ マッピングを保持します。デフォルト値は false です。

    スライダを移動して、[replication.keepOverridesOnVmPlacementChange] の値を true に変更します。
    リカバリされた仮想マシンについて、リカバリ サイトでの仮想マシン タグの保持を有効または無効にします。デフォルト値は true です。 スライダを移動して、[replication.preserveVmTags] の値を false に変更します。
    注: リカバリ サイトでリカバリした仮想マシンにタグを添付するには、リカバリ サイトの設定を true にする必要があります。
    インベントリ マッピングが変更された場合は、仮想マシンの保護を更新します。デフォルト値は true です。 スライダを移動して、[replication.updateVmProtectionOnInvMappingChange] の値を false に変更します。
    本番環境の仮想マシンの再配置は、新しい本番環境仮想マシンの配置にインベントリ マップを適用することで更新することができます。デフォルト値は true です。 スライダを移動して、[replication.updateVmProtectionOnPlacementChange] の値を false に変更します。
  5. 変更内容を保存するには、[OK] をクリックします。