Site Recovery Manager は、vCenter Server で定義されるコミュニティ ターゲットに SNMP トラップを送信します。SNMP トラップは、vSphere Client を使用して構成できます。localhost または 127.0.0.1 を SNMP トラップのターゲット ホストとして入力すると、Site Recovery ManagerSite Recovery Manager インストーラによって構成される vSphere Server の IP アドレスまたはホスト名を使用します。

表 1. SNMP トラップ
イベント 説明 原因
RecoveryPlanExecuteTestBeginTrap このトラップは、リカバリ プランがテストを開始するときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態。
RecoveryPlanExecuteTestEndTrap このトラップは、リカバリ プランがテストを終了するときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態、結果ステータス。
RecoveryPlanExecuteCleanupBeginTrap このトラップは、リカバリ プランがテストのクリーンアップを開始するときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態。
RecoveryPlanExecuteCleanupEndTrap このトラップは、リカバリ プランがテストのクリーンアップを終了するときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態、結果ステータス。
RecoveryPlanExecuteBeginTrap このトラップは、リカバリ プランがリカバリを開始するときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態。
RecoveryPlanExecuteEndTrap このトラップは、リカバリ プランがリカバリを終了するときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態、結果ステータス。
RecoveryPlanExecuteReprotectBeginTrap このトラップは、Site Recovery Manager がリカバリ プランの再保護ワークフローを開始するときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態。
RecoveryPlanExecuteReprotectEndTrap このトラップは、Site Recovery Manager がリカバリ プランの再保護ワークフローを終了したときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態、結果ステータス。
RecoveryVmBeginTrap このトラップは、リカバリ プランが仮想マシンのリカバリを開始するときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態、仮想マシン名、仮想マシン UUID。
RecoveryVmEndTrap このトラップは、リカバリ プランが仮想マシンのリカバリを終了したときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態、仮想マシン名、仮想マシン UUID、結果ステータス。
RecoveryPlanServerCommandBeginTrap このトラップは、リカバリ プランが Site Recovery Manager Server マシンでコマンド コールアウトの実行を開始するときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態、コマンド名。
RecoveryPlanServerCommandEndTrap このトラップは、リカバリ プランが Site Recovery Manager Server マシンでコマンド コールアウトの実行を終了したときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態、コマンド名、結果ステータス。
RecoveryPlanVmCommandBeginTrap このトラップは、リカバリされる仮想マシンでリカバリ プランがコマンド コールアウトの実行を開始するときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態、コマンド名、仮想マシン名、仮想マシン UUID。
RecoveryPlanVmCommandEndTrap このトラップは、リカバリされる仮想マシンでリカバリ プランがコマンド コールアウトの実行を終了したときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態、コマンド名、仮想マシン名、仮想マシン UUID、結果ステータス。
RecoveryPlanPromptDisplayTrap このトラップは、続行前にリカバリ プランがユーザー入力を必要とするときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態、プロンプト文字列。
RecoveryPlanPromptResponseTrap このトラップは、続行前にリカバリ プランがユーザー入力を必要としなくなったときに送信されます。 Site Recovery Manager のサイト名、リカバリ プラン名、リカバリ タイプ、実行状態。