ストレージ設定を調整して、Site Recovery Manager と vCenter Server がストレージ レプリケーション アダプタ (SRA) との間で通信する方法を変更できます。
手順
- vSphere Client で、 の順にクリックします。
- [Site Recovery] ホーム タブでサイトのペアを選択して、[詳細表示] をクリックします。
- 左側のペインで の順にクリックします。
- サイトを選択し、[編集] をクリックして、ストレージの設定を変更します。
オプション 操作 リカバリしたデータストアにタグを添付するまでの待機時間(秒単位)を変更します。デフォルト値は 30 秒です。 [storage.attachTagsDelaySec] テキスト ボックスに新しい値を入力します。 SRA コマンドを実行するまでのタイムアウト(秒単位)を変更します。デフォルト値は 300 秒です。 [storage.commandTimeout] テキスト ボックスに別の値を入力します。 データストアの監視に関連する操作間のタイムアウト(秒単位)を変更する。デフォルト値は 30 秒です。 [storage.datastoreMonitoringPollingInterval] テキスト ボックスに別の値を入力します。 Site Recovery Manager がタグ カテゴリと、Storage DRS の互換性に必要な「レプリケート済み」のタグを作成できるようにします。デフォルト値は true です。 スライダを移動して、[storage.enableSdrsStandardTagCategoryCreation] の値を変更します。 Storage DRS との互換性のため、Site Recovery Manager がレプリケートおよび保護されたデータストアにタグを作成、適用できるようにします。デフォルト値は true です。 スライダを移動して、[storage.enableSdrsTagging] の値を変更します。値を false に変更すると、Site Recovery Manager はすべてのタグとタグ カテゴリを削除し、Storage DRS との互換性は失われます。 Storage DRS との互換性のため、Site Recovery Manager が、レプリケートまたは保護されたデータストア上の失われたタグまたは不正なタグを修復できるようにします。デフォルト値は true です。 スライダを移動して、[storage.enableSdrsTaggingRepair] チェック ボックスの値を変更します。 同時実行 SRA 操作の最大数を変更する。デフォルト値は 5 です。 [storage.maxConcurrentCommandCnt] テキスト ボックスに別の値を入力します。 ログに記録する SRA コマンドのコンソール出力の最大長(バイト単位)を変更します。デフォルト値は 1,048,576 バイト (1 MB) です。 [storage.maxSraCommandOutputLength] テキスト ボックスに別の値を入力します。 - 0 の値を指定すると、SRA 出力はログに記録されません。
- -1 の値を指定すると、出力の長さは無制限になります。
- 512 バイトから 10 MB までの範囲に収まらない、0 や -1 以外の値を入力すると、値は自動的にデフォルトの 1 MB に設定されます。
データストア グループの計算間隔の最小値 (秒) を変更する。デフォルト値は 0 です。 [storage.minDsGroupComputationInterval] テキスト ボックスに別の値を入力します。 進行中のデータ同期操作のステータス更新間隔を変更する。デフォルト値は 30 秒です。 [storage.querySyncStatusPollingInterval] テキスト ボックスに別の値を入力します。 Storage DRS のタグ付けに関連した操作の間隔を変更します。デフォルト値は 50 秒です。 [storage.sdrsTaggingPollInterval] テキスト ボックスに別の値を入力します。 ストレージ アレイの検出チェック間隔を変更する。デフォルト値は 86400 秒です (24 時間)。 [storage.storagePingInterval] テキスト ボックスに別の値を入力します。 データ同期操作が完了するまでの最大許容時間を変更する。デフォルト値は 86400 秒です (24 時間)。 [storage.syncTimeout] テキスト ボックスに別の値を入力します。 - 変更内容を保存するには、[OK] をクリックします。