Site Recovery Manager では、リカバリおよびテスト リカバリ中にリカバリ サイトの仮想マシンをサスペンドできます。

リカバリ サイトの仮想マシンのサスペンドは、アクティブ/アクティブ データセンター環境を使用していて、リカバリ サイトで重要度の低いワークロードが実行されている場合に有用です。リカバリ サイトで重要度の低いワークロードをホストしている仮想マシンをサスペンドすると、Site Recovery Manager はリカバリされた仮想マシンのために容量を解放できます。Site Recovery Manager は、フェイルオーバーが逆方向に実行されるときに、フェイルオーバー処理中にサスペンドされた仮想マシンを再開します。

サスペンドする仮想マシンを追加できるのは復旧サイトだけです。

手順

  1. vSphere Client で、[Site Recovery] > [Site Recovery を開く] の順にクリックします。
  2. [Site Recovery] ホーム タブでサイトのペアを選択して、[詳細表示] をクリックします。
  3. [リカバリ プラン] タブをクリックし、リカバリ プランをクリックして、[リカバリ手順] をクリックします。
  4. [リカバリ サイトの重要度の低い仮想マシンをサスペンド] を右クリックし、[重要度の低い仮想マシンの追加または削除] をクリックします。
  5. リカバリ サイトでリカバリ中にサスペンドする仮想マシンを選択します。
  6. [保存] をクリックします。

結果

Site Recovery Manager は、リカバリ プランの実行中にリカバリ サイトの仮想マシンをサスペンドします。