Site Recovery Manager Server ログ ファイルのサイズ、数、場所を変更できます。
Site Recovery Manager Server の vmware-dr.xml 構成ファイルで、Site Recovery Manager ログの設定を変更できます。
手順
- Site Recovery Manager Server ホストにログインします。
- テキスト エディタで vmware-dr.xml ファイルを開きます。
vmware-dr.xml ファイルは /opt/vmware/srm/conf/ ディレクトリにあります。
- vmware-dr.xml ファイルの
<log>
セクションを探します。 - 保持するログの最大サイズをバイト単位で設定します。
ログの最大サイズを設定するには、
<maxFileSize>
セクションを<log>
セクションに追加します。デフォルトは 10,485,760 バイトです。<log> <maxFileSize>10485760</maxFileSize> </log>
- 保持するログ ファイルの最大数を設定します。
ログの最大数を設定するには、
<maxFileNum>
セクションを<log>
セクションに追加します。デフォルトのログ ファイル数は 20 個です。<log> <maxFileNum>20</maxFileNum> </log>
- (オプション)
<log>
セクションの<directory>
セクションを変更して、ログ ファイルを格納する Site Recovery Manager Server 上の場所を変更します。注: ログ ファイルの場所を変更する場合は、新しいディレクトリに書き込むために必要な権限が Site Recovery Manager ユーザー アカウントにあることを確認する必要があります。ログ ファイルのデフォルトの場所は /var/log/vmware/srm です。 - ログ ファイルのデフォルトのプリフィックスを変更します。
デフォルト プリフィックスを変更するには、
<log>
セクションの<name>
セクションを変更します。<log> <name>vmware-dr</name> </log>
- ログ レベルを変更します。
ログ レベルを変更するには、
<log>
セクションの<level>
セクションを変更します。可能なログ レベルは、エラー、警告、情報、詳細、および最詳細です。レベルを最詳細に設定すると、パフォーマンスが大幅に低下します。<log> <level>info</level> </log>
- (オプション) Site Recovery Manager Server コンポーネントのログ レベルを設定します。
該当する
<level>
セクションを変更すると、コンポーネントに特定のログ レベルを設定できます。たとえば、リカバリ コンポーネントのログ レベルを最詳細に設定できます。<level id="Recovery"> <logName>Recovery</logName> <logLevel>trivia</logLevel> </level>
- (オプション) ストレージ レプリケーション アダプタのログ レベルを設定します。
Site Recovery Manager ログ レベルを設定しても、SRA のログ レベルは設定されません。SRA ログ レベルを変更するには、
<level id="SraCommand">
セクションを vmware-dr.xml に追加して SRA ログ レベルを設定します。<level id="SraCommand"> <logName>SraCommand</logName> <logLevel>trivia</logLevel> </level>
- Site Recovery Manager Server サービスを再開して変更を有効にします。