Site Recovery Manager Server ログ ファイルのサイズ、数、場所を変更できます。

Site Recovery Manager Servervmware-dr.xml 構成ファイルで、Site Recovery Manager ログの設定を変更できます。

手順

  1. Site Recovery Manager Server ホストにログインします。
  2. テキスト エディタで vmware-dr.xml ファイルを開きます。
    vmware-dr.xml ファイルは /opt/vmware/srm/conf/ ディレクトリにあります。
  3. vmware-dr.xml ファイルの <log> セクションを探します。
  4. 保持するログの最大サイズをバイト単位で設定します。
    ログの最大サイズを設定するには、 <maxFileSize> セクションを <log> セクションに追加します。デフォルトは 10,485,760 バイトです。
    <log>
       <maxFileSize>10485760</maxFileSize>
    </log>
  5. 保持するログ ファイルの最大数を設定します。
    ログの最大数を設定するには、 <maxFileNum> セクションを <log> セクションに追加します。デフォルトのログ ファイル数は 20 個です。
    <log>
       <maxFileNum>20</maxFileNum>
    </log>
  6. (オプション) <log> セクションの <directory> セクションを変更して、ログ ファイルを格納する Site Recovery Manager Server 上の場所を変更します。
    注: ログ ファイルの場所を変更する場合は、新しいディレクトリに書き込むために必要な権限が Site Recovery Manager ユーザー アカウントにあることを確認する必要があります。
    ログ ファイルのデフォルトの場所は /var/log/vmware/srm です。
  7. ログ ファイルのデフォルトのプリフィックスを変更します。
    デフォルト プリフィックスを変更するには、 <log> セクションの <name> セクションを変更します。
    <log>
       <name>vmware-dr</name>
    </log>
  8. ログ レベルを変更します。
    ログ レベルを変更するには、 <log> セクションの <level> セクションを変更します。可能なログ レベルは、エラー、警告、情報、詳細、および最詳細です。レベルを最詳細に設定すると、パフォーマンスが大幅に低下します。
    <log>
       <level>info</level>
    </log>
  9. (オプション) Site Recovery Manager Server コンポーネントのログ レベルを設定します。
    該当する <level> セクションを変更すると、コンポーネントに特定のログ レベルを設定できます。たとえば、リカバリ コンポーネントのログ レベルを最詳細に設定できます。
    <level id="Recovery">
       <logName>Recovery</logName>
       <logLevel>trivia</logLevel>
    </level>
  10. (オプション) ストレージ レプリケーション アダプタのログ レベルを設定します。
    Site Recovery Manager ログ レベルを設定しても、SRA のログ レベルは設定されません。SRA ログ レベルを変更するには、 <level id="SraCommand"> セクションを vmware-dr.xml に追加して SRA ログ レベルを設定します。
    <level id="SraCommand">
       <logName>SraCommand</logName>
       <logLevel>trivia</logLevel>
    </level>
    
  11. Site Recovery Manager Server サービスを再開して変更を有効にします。