グローバル設定を調整して、Site Recovery ManagervSphere Replication の連係方法を変更できます。

手順

  1. vSphere Client で、[Site Recovery] > [Site Recovery を開く] の順にクリックします。
  2. [Site Recovery] ホーム タブでサイトのペアを選択して、[詳細表示] をクリックします。
  3. 左側のペインで [構成] > [詳細設定] > [vSphere Replication] の順にクリックします。
  4. サイトを選択し、[編集] をクリックして、vSphere Replication の設定を変更します。
    オプション 説明
    Site Recovery Manager に、他のソリューションで管理されている仮想マシンのリカバリを許可する。デフォルト値は false です。 vSphere Replication により、ソリューションで仮想マシンのレプリケーションを管理できるようになります。デフォルトでは、Site Recovery Manager は自身が管理する仮想マシンのみをリカバリします。他のソリューションでレプリケーションが管理されている仮想マシンを Site Recovery Manager がリカバリできるようにするには、[vrReplication.allowOtherSolutionTagInRecovery] のスライダを true の位置に移動します。
    リカバリ時に複数の古い特定の時点 (PIT) のスナップショットを維持する。デフォルト値は true です。 保護された仮想マシンの PIT スナップショットを作成するように vSphere Replication を構成する場合、Site Recovery Manager は、リカバリが実行されるときに最新のスナップショットのみをリカバリします。リカバリ中に古い PIT スナップショットをリカバリするには、スライダを使用して [vrReplication. preserveMpitImagesAsSnapshots] の値を true に設定します。
    再保護操作時にリバース レプリケーションのタイムアウト期間を変更する [vrReplication.reverseReplicationTimeout] テキスト ボックスに別の値を入力します。入力する値は、設定するタイムアウトの時間の半分にする必要があります。デフォルト値は 7200 で、使用している同期タイムアウトの間隔(14400 秒)に対応します。再保護操作の期間に vSphere Replication がレプリケーション方向を反転させるときにタイムアウト エラーが発生する場合は、この値を変更してください。
    vSphere Replication 同期操作のタイムアウト期間を変更します。デフォルト値は 7200 です。 [vrReplication.synchronizationTimeout] テキスト ボックスに新しい値を入力します。入力する値は、設定するタイムアウトの時間の半分にする必要があります。デフォルト値は 7200 で、使用している同期タイムアウトの間隔(14400 秒)に対応します。リカバリ サイトで vSphere Replication が仮想マシンを同期させるときにタイムアウト エラーが発生する場合は、この値を変更してください。
  5. 変更内容を保存するには、[OK] をクリックします。