vSphere Cluster Services (vCLS) は、vCenter Server が利用できなくなった場合に、クラスタ内で実行されるワークロードのリソースと健全性を維持するために、クラスタ サービスを引き続き使用できるようにします。

vCLS は、エージェント仮想マシンを使用してクラスタ サービスの健全性を維持します。ホストをクラスタに追加すると、vCLS エージェント仮想マシン(vCLS 仮想マシン)が作成されます。各 vSphere クラスタでは、最大で 3 台の vCLS 仮想マシンをクラスタ内に分散して実行する必要があります。vCLS は、ホストが 1 台または 2 台のみのクラスタでも有効になります。これらのクラスタでは、vCLS 仮想マシンはそれぞれ 1 台、2 台です。

vCLS エージェント仮想マシンは、Site Recovery Manager によって管理される、レプリケートされたデータストアに格納することはできません。6 GB 以上の空き容量を持つ、レプリケートされていないデータストアが必要です。