VMware Site Recovery Manager 9.0 Configuration Import/Export Tool プロパティ ファイルを使用すると、構成データのエクスポートおよびインポートを自動化できます。

オプションで、 srm_configuration.properties ファイルと スタンドアローン VMware Site Recovery Manager 9.0 Configuration Import/Export Tool を併用できます。
注: サービス アカウント認証を使用すると、 Site Recovery Manager 9.0 からデータをインポートまたはエクスポートできます。ソリューション ユーザー認証またはキーストア認証を使用して、 Site Recovery Manager 9.0 から構成データをインポートまたはエクスポートすることはできません。ソリューション ユーザー認証とキーストア認証は、 Site Recovery Manager 8.6.x 以前でサポートされます。
表 1. プロパティ ファイルに必要なパラメータ
パラメータ 説明
lookup.service.address vCenter Server アドレスです。IP アドレスまたは FQDN を指定できます。
local.srm.name ローカル Site Recovery Manager Server の名前。
local.srm.guid ローカル Site Recovery Manager Server の GUID。2 つ以上のローカル サイトで同じ名前を共有する場合に必要です。
local.auth.use.service.account サービス アカウントを使用してローカル サイトにログインするには、このパラメータを true に設定します。デフォルト値は false です。
local.auth.credentials.vc.username ローカル vCenter Server のユーザー名。local.auth.use.service.accountfalse に設定されている場合は必須です。
local.auth.credentials.vc.password ローカル vCenter Server のパスワード。local.auth.use.service.accountfalse に設定されている場合は必須です。
local.auth.sa.path サービス アカウントへのパス。local.auth.use.service.accounttrue に設定されている場合は必須です。
remote.auth.use.service.account サービス アカウントを使用してリモート サイトにログインするには、このパラメータを true に設定します。デフォルト値は false です。
remote.auth.credentials.vc.username リモート vCenter Server のユーザー名。remote.auth.use.service.accountfalse に設定されている場合は必須です。環境が連携されていない場合は必須です。
remote.auth.credentials.vc.password リモート vCenter Server のユーザーのパスワード。remote.auth.use.service.accountfalse に設定されている場合は必須です。環境が連携されていない場合は必須です。
remote.auth.sa.path サービス アカウントへのパス。remote.auth.use.service.accounttrue に設定されている場合は必須です。
array.manager.n.name アレイ マネージャの名前。n は数字です。すべてのアレイ マネージャを、少なくとも名前およびスキップ フラグで定義する必要があります。アレイ マネージャが使用環境内にある場合、インポートで必須フィールドです。
array.manager.n.skip アレイ マネージャをインポートするか、またはスキップするかを設定します。デフォルト値は false です。array.manager.n.name がある場合には必須。
array.manager.n.username アレイ マネージャのユーザー名。 array.manager.n.name があり、array.manager.n.skip の値が false に設定されている場合は必須です。
array.manager.n.password アレイ マネージャのパスワード。 array.manager.n.name があり、array.manager.n.skip の値が false に設定されている場合は必須です。
表 2. プロパティ ファイルのオプションのパラメータ
パラメータ 説明
port Lookup Service のポート番号。デフォルト値は 443 です。
continue.after.array.manager.errors 値を true に設定すると、アレイ マネージャが見つからない場合や、アレイベースのエラーが発生した場合でもツールは停止しません。デフォルト値は false です。

サンプル プロパティ ファイル

lookup.service.address=my.psc.address.com
port=443
local.srm.name=My local SRM
local.auth.credentials.vc.username=localAdmin
local.auth.credentials.vc.password=localAdminSecretPass
remote.auth.credentials.vc.username=remoteAdmin
remote.auth.credentials.vc.password=remoteAdminSecretPass
continue.after.array.manager.errors=false
array.manager.1.name=am_1
array.manager.1.skip=false
array.manager.1.username=am1AdminUserName
array.manager.1.password=am1AdminSecretPass
array.manager.2.name=am_2
array.manager.2.skip=true
array.manager.3.name=am_3
array.manager.3.skip=true
array.manager.4.name=am_4
array.manager.4.skip=true