2016 年 11 月 29 日リリース | ビルド 4689690 |
最終更新日:2017 年 3 月 30 日
本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。
本リリースの新機能
VMware Access Point 2.8 は、次の機能および機能強化を提供します。
- 設定を構成および更新するための管理者ユーザー インターフェイス
管理者ユーザー インターフェイスを使用して、Access Point の構成設定、Edge 設定、および認証モードの構成と管理が可能です。
- リバース プロキシの認証(DMZ での認証)
ブラウザ ベースのクライアント向けに、DMZ 内で認証されたリバース プロキシがサポートされます。現在 Access Point は、認証されたリバース プロキシのユースケースとして、RADIUS 認証と RSA SecurID 認証をサポートしています。
- RSA Adaptive Authentication
RSA Adaptive Authentication は、Access Point を VMware Identity Manager の認証 Web リバース プロキシとして機能させることで、DMZ でのブラウザ クライアントの追加認証を実現します。
- vRealize Operations による Access Point の監視
Access Point のレポート情報に vRealize Operations からアクセスできるようになりました。たとえば、vRealize Operations から Blast や PCoIP の同時セッション数の情報を確認できます。
- 複数の Web リバース プロキシ Edge サービスのサポート
単一の Access Point インスタンスで、複数の Web リバース プロキシ サービスのサポートが可能です。たとえば、単一の Access Point インスタンスで、VMware Identity Manager と他の Web サービスをサポートできます。
- AirWatch SEG Gateway (Tech Preview)
Access Point 上で AirWatch Secure Email Gateway (SEG) をサポートします。
利用可能な言語
Access Point のユーザー インターフェイス、オンライン ヘルプ、製品ドキュメントは、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語(ブラジル)、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語でご利用いただけます。詳細については、VMware Access Point 2.8 ドキュメント センターを参照してください。
互換性に関する注意
VMware 製品の相互運用性マトリックスの詳細については、http://www.vmware.com/resources/compatibility/sim/interop_matrix.php を参照してください。
既知の問題
- Access Point の管理者ユーザー インターフェイスで、「設定のインポート」オプションを使用して Access Point 設定の JSON ファイルをインポートする際に、その JSON ファイルに RADIUS 認証または RSA SecurID 認証が設定されている場合は、JSON ファイルをインポートする前に、次の 2 つの変更を加える必要があります。
- JSON ファイルに RADIUS 認証が設定されている場合は、RADIUS 認証のすべてのパラメータが記述されているセクションで、次の JSON キーに正しい値を入力する必要があります。
"sharedSecret":""
"sharedSecret_2":"" (このエントリは、セカンダリ RADIUS サーバが有効な場合のみ存在します。)
- JSON ファイルで RSA SecurID 認証が有効になっている場合は、RSA SecurID 認証のすべてのパラメータが記述されているセクションで、次の JSON キーに正しい値を入力する必要があります。
"externalHostName":""
"internalHostName":""
- JSON ファイルに RADIUS 認証が設定されている場合は、RADIUS 認証のすべてのパラメータが記述されているセクションで、次の JSON キーに正しい値を入力する必要があります。
回避策:スマート カード ユーザー用に証明書テンプレートを作成するためのウィザードの [サブジェクト名] タブで、[この情報をサブジェクトの別名に含める] チェック ボックスの選択を解除してください。