Unified Access Gateway 管理ユーザー インターフェイスで SNMPv3 を構成できます。SNMPv3 では、認証やプライバシーなどのセキュリティ機能が強化されています。Unified Access Gateway は、デフォルトのバージョンである SNMPv1 と SNMPv2c を引き続きサポートします。INI ファイルに特定の SNMPv3 関連の設定を追加することにより、PowerShell デプロイを使用して SNMPv3 を構成することもできます。

PowerShell を使用して Unified Access Gateway をデプロイし、SNMP を有効にした後、SNMPv3 設定を構成しなかった場合、デフォルトでは SNMPv1 と SNMPv2c のバージョンが使用されます。

PowerShell を使用して SNMPv3 設定を構成することもできます。これらのパラメータの詳細については、PowerShell を使用した Unified Access Gateway アプライアンスのデプロイを参照してください。

手順

  1. 管理ユーザー インターフェイスの [手動構成] セクションで、[選択] をクリックします。
  2. [詳細設定] セクションで、[システム構成] ギア アイコンをクリックします。
  3. SNMP サービスを有効にするには、[SNMP を有効にする] トグルをオンにします。
    注: Tunnel を構成する前に SNMP を有効にする必要があります。Tunnel の構成後に SNMP を有効にする場合は、SNMP 設定を有効にするために Tunnel 設定を再保存する必要があります。
  4. SNMPv3 として [SNMP バージョン] を選択します。
  5. [SNMPv3 USM ユーザー] の名前を入力します。
  6. [SNMP エンジン ID] を入力します。

    この値は、各 Unified Access Gateway アプライアンスで一意です。

    エンジン ID の最大長は 27 文字です。

  7. [SNMPv3 セキュリティ レベル] を選択します。
  8. 前の手順で選択したセキュリティ レベルに応じて、次のアクションを実行します。
    セキュリティ レベル アクション
    No Auth, No Priv

    (認証なし、プライバシーなし)

    [保存] をクリックします。

    これ以上のアクションは必要ありません。

    Auth, No Priv

    (認証あり、プライバシーなし)

    1. [SNMPv3 認証アルゴリズム] を選択します。
    2. [SNMPv3 認証パスワード] を入力します。

      パスワードは 8 文字以上にする必要があります

    3. [認証パスワードの確認] で、前の手順で入力した認証パスワードを確認します。
    4. [保存] をクリックします。
    Auth, Priv

    (認証あり、プライバシーあり)

    1. [SNMPv3 認証アルゴリズム] を選択します。

      サポートされる値は MD5SHASHA-224SHA-256SHA-384、および SHA-512 です。

    2. [SNMPv3 認証パスワード] を入力します。

      パスワードは 8 文字以上にする必要があります

    3. 前の手順で入力した [認証パスワード] を確認します。
    4. [SNMPv3 プライバシー アルゴリズム] を選択します。

      サポートされる値は、DES および AES です。

    5. [SNMPv3 プライバシー パスワード] を選択します。

      パスワードは 8 文字以上にする必要があります

    6. [プライバシー パスワードの確認] で、前の手順で入力したプライバシー パスワードを確認します。
    7. [保存] をクリックします。