管理者は、ログ レベルを Unified Access Gateway アプライアンス全体に適用することに加えて、特定の Unified Access Gateway コンポーネントまたはサブコンポーネントに適用することもできます。特定のコンポーネントにログ レベルを適用することで、生成されるログ情報の量を制御でき、関連する情報のみを保有できます。

ログ レベルに応じて、収集される情報のタイプが決まります。これらのレベルによって、Unified Access Gateway アプライアンスに関連する問題のデバッグに役立つ情報メッセージ、エラーと警告、およびイベントを収集できるようになります。

注: ログ レベルは、 Unified Access Gateway アプライアンスの特定の名前付きクラスまたはパッケージに適用することもできます。この機能は高度な設定であるため、VMware サポートの指示に従って使用する必要があります。

ログ ファイル、サポートされるログ レベル、および各ログ レベルで収集される情報のタイプの詳細については、Unified Access Gateway アプライアンスからのログの収集を参照してください。

手順

  1. 管理ユーザー インターフェイスの [手動構成] セクションで、[選択] をクリックします。
  2. [サポート設定] > [ログ レベルの設定] に移動します。
  3. [ログ レベルの設定] ウィンドウで、目的の Unified Access Gateway コンポーネントとサブコンポーネントのログ レベルを設定します。
    1. 最初のドロップダウン ボックスで、コンポーネントとサブコンポーネントを選択します。
      • All は、設定されたログ レベルが Unified Access Gateway アプライアンス全体に適用されることを示します。
      • Admin は、設定されたログ レベルが Unified Access Gateway の管理ユーザー インターフェイス コンポーネントに適用されることを示します。
      • Horizon Edge Service には、XMLAPIBLASTTUNNEL などのサブコンポーネントがあります。

        ログ レベルは、Horizon Edge Service-All を選択することで Horizon Edge サービス全体に適用できます。

      サポートされているコンポーネントとサブコンポーネントの完全なリストについては、Unified Access Gateway 管理ユーザー インターフェイスを参照してください。

    2. 2 番目のドロップダウン ボックスで、ログ レベルを選択します。
      DEBUG および TRACE ログ レベルは、パフォーマンスの低下と、詳細なログ メッセージの増大につながる可能性があるため、トラブルシューティング時にのみ適用する必要があります。DEBUG または TRACE ログ レベルを使用してトラブルシューティングを完了したら、ログ レベルを INFO にリセットするか、コンポーネントまたはサブコンポーネントを削除する必要があります。
    Unified Access Gateway のサポートされているコンポーネントおよびサブコンポーネントに対して、複数のログ レベル設定を構成できます。
    たとえば、コンポーネントとして All を選択し、ログ レベルとして INFO を選択できる場合は、アプライアンス全体の Unified Access Gateway サービスの進行状況を強調表示する情報メッセージを収集できます。この設定に加えて、 Horizon Edge サービス全体に対して、または BLASTTUNNEL などの特定のサブコンポーネントに対して、別のログ レベル ERROR を構成できます。
  4. [保存] をクリックします。