管理者ユーザーのパスワードを忘れた場合、ユーザーは root ユーザー認証情報を使用して Unified Access Gateway コンソールにログインし、管理ユーザー インターフェイスのパスワードをリセットできます。

前提条件

root ユーザーまたは root 権限を持つユーザーとして仮想マシンにログインするにはパスワードが必要です。ユーザーは、root グループに属している必要があります。root パスワードの詳細については、root ログインの問題のトラブルシューティングを参照してください。

手順

  1. Unified Access Gateway コンソールのオペレーティング システムに root ユーザーとしてログインします。
  2. パスワードをリセットするには、次のコマンドを入力します。
    adminpwd [-e <true/false>] [-u <username>] 
    • [-e <true/false>] は、パスワードのリセットに使用される有効期限前フラグです。-e が指定されていない場合、有効期限前のパスワードはデフォルトで true に設定されます。
      注: 初めてログインするときに、管理者にはパスワードの変更を求めるプロンプトが表示されます。パスワードの変更を求めるプロンプトが表示されないようにするには、有効期限前のパスワード フラグを false に設定します。
    • [-u <username>] は、指定した管理者ユーザーまたは権限の低いユーザーのパスワードをリセットします。-u が指定されていない場合、デフォルトのユーザーは「admin」になります。
    注: root 以外の管理者が Unified Access Gateway OS ログイン用に構成されている場合は、sudo を使用してコマンドを実行します。たとえば、 sudo adminpwd のように追加します。

    パスワードは 8 文字以上で、大文字と小文字が 1 文字以上、数字が 1 文字以上、特殊文字(!、@ # $ % ^ & * ( )」が 1 文字以上含まれる必要があります。

    New password for user "admin": ********  
    Retype new password: ******** 
    次のメッセージが表示されます。
    adminpwd: 「admin」のパスワードが正常に更新されました

次のタスク

ユーザーは、最近設定した管理者パスワードを使用して Unified Access Gateway インターフェイスにログインできるようになりました。 adminpwd CLI コマンドを使用してパスワードをリセットした後、最初のログイン時にパスワードを変更するように求められます。
注: ユーザーは、パスワードの変更後の最初の試行でログインする必要があります。