Horizon の主な要件は、クライアント XML 制御プロトコル、Horizon HTTPS セキュア トンネル、Blast/HTTPS WebSocket プロトコルのプロトコル処理を使用して、ネイティブの Horizon クライアントと HTML Access Horizon Client をサポートすることです。

TCP ポート 443 のクライアント XML、Tunnel、および Blast TCP プロトコル

Horizon の主な要件は、クライアント XML 制御プロトコル、Horizon HTTPS セキュア トンネル、Blast/HTTPS WebSocket プロトコルのプロトコル処理を使用して、ネイティブの Horizon クライアントと HTML Access Horizon Client をサポートすることです。

これらのプロトコルはすべて HTTPS TCP ポート 443 を使用してサポートできるため、[図 3-1] に示すように外部 [ファイアウォール 1] を介して、または DMZ ゾーンの [ファイアウォール 2] 間のファイアウォールを介して他のポートを許可する必要はありません。

TLS ターミネーションと URL フィルタリングでこの最小の一連の Horizon プロトコルをサポートするには、次のプロキシ パターンを使用してリバース プロキシ Edge サービスを有効にして、 [UAG 1] を Web リバース プロキシとして設定する必要があります。
(/broker/xml(.*)|/xmlapi(.*)|/broker/resources/(.*)|/ice/(.*)|/r/(.*)|/portal(.*)|/view-client/(.*)|/)

これにより、許可された URL の範囲が構成されたプロキシ パターンに準拠する URL に制限されるため、Web トラフィックが制限されます。

OPSWAT は、 Unified Access Gateway でサポートされているエンドポイント コンプライアンス チェックのプロバイダです。 OPSWAT MetaAccess on-demand agent は、 OPSWAT のクライアントです。 OPSWAT MetaAccess on-demand agent[UAG 2] で構成されていて、 [UAG 1]on-demand agent のダウンロード要求を Horizon Client から受信する場合、 [UAG 1] はそのような要求が [UAG 2] に到達できるようにする必要があります。このシナリオをサポートするには、 [UAG 1]Unified Access Gateway 3.10 以降のバージョンを実行し、 /gateway/resources/(.*) が含まれる次のプロキシ パターンを使用して設定されている必要があります。
(/broker/xml(.*)|/xmlapi(.*)|/broker/resources/(.*)|/ice/(.*)|/r/(.*)|/portal(.*)|/|/gateway/resources/(.*))

OPSWAT MetaAccess on-demand agent の詳細については、『VMware Unified Access Gateway の導入および設定』バージョン 3.9 以降を参照してください。

PowerShell を使用してデプロイ時にこれを自動的に構成するには、次の例のセクションを UAG.INI ファイルに追加します。

[WebReverseProxy1]
instanceId=Horizon-WRP
proxyDestinationUrl=https://192.168.2.101
proxyDestinationUrlThumbprints=sha1=c5 51 2f a8 1e ef a9
f8 ed fa 1b 80 05 a9 c8 bc 6e 2c 64 b1
proxyPattern=(/broker/xml(.*)|/xmlapi(.*)|/broker/resources/(.*)|/ice/(.*)|/r/(.*)|/portal(.*)|/)

Unified Access Gateway 管理ユーザー インターフェイスを使用している場合は、次の設定で [リバース プロキシ Edge サービス] を追加します。

表 1. Web リバース プロキシの Unified Access Gateway 管理ユーザー インターフェイス設定
設定
[リバース プロキシ設定を有効にする] このトグルをオンにします。
[インスタンス ID] Horizon-WRP
[プロキシ接続先の URL] https://192.168.2.101
[プロキシ接続先の URL サムプリント] sha1=c5 51 2f a8 1e ef a9 f8 ed fa 1b 80 05 a9 c8 bc 6e 2c 64 b1
[プロキシ パターン] (/broker/xml(.*)|/xmlapi(.*)|/broker/resources/(.*)|/ice/(.*)|/r/(.*)|/portal(.*)|/)
注: 「Web リバース プロキシ」セクションの残りの部分で説明されているその他のポートは、これらの追加プロトコルの要件に応じて使用するオプションです。