Automation Config のインストール前の最後の手順は、インストール ファイルをダウンロードし、Salt マスター ノードに送信することです。
ファイルのダウンロード
Customer Connect から、お使いのディストリビューション用のインストール ファイルをダウンロードします。サポートが必要な場合は、営業担当者にお問い合わせください。
ファイルを転送
インストール オーケストレーションを実行している Salt マスター ノードにファイルを転送します。ファイルをルート フォルダに配置します。
インストール ファイルの確認
ベスト プラクティスとして、ダウンロードしたファイルが、VMware によって作成された後に変更されていないことを検証します。ファイルを検証するには、コピーの SHA-256 ハッシュを、そのファイルに対するリストの SHA-256 と比較します。
RedHat または CentOS のインストール ファイルを確認するには、次の手順に従います。
- ファイルが格納されているマシンでターミナルを開き、ファイルがあるディレクトリに移動します。
- 必要に応じて、
ls
を使用して正確なファイル名のリストを表示します。 - 次のコマンドを、確認するファイルの実際の名前に置き換えて入力します。
sha256sum file-name.tar.gz
- このコマンドは、ファイルの SHA-256 を返します。このコマンドの出力を、Customer Connect にリストされているそのファイルの SHA-256 と比較します。
ファイルの抽出
RedHat または CentOS でファイルを抽出するには、次の手順に従います。
- 必要に応じて、.tar.gz ファイルを抽出するアプリケーションをインストールします。例:
sudo yum install tar
- tar ツールをインストールしたら、次のコマンドを入力します。その際に、ファイル名をインストール ファイルの正確なファイル名に置き換えます。
tar -xzvf SaltStack_Config-<version>_Installer.tar.gz
.asc キーファイルのインポート
インストーラから RPM パッケージ システムに .asc キーファイルをインポートする必要があります。単一ノードへのインストールを実行した場合は、そのノードにのみキーファイルをインポートする必要があります。標準インストールを実行した場合は、各ノードにキーファイルをインポートする必要があります。
インストールに関連するすべてのノードにキーファイルをインポートするには、次の手順に従います。
ssc-installer
ディレクトリに移動します。- インストーラの .tar.gz ファイルから抽出した
.asc
キーファイルを RPM パッケージ システムにインポートするには、次のコマンドを実行します。sudo rpmkeys --import keys/*.asc
- すべてのノードで、この手順を繰り返します。
次の手順
インストール ファイルをダウンロード、転送、検証、およびインポートしたら、インストール プロセスを開始できます。