Automation Assembler テンプレートを展開するときに、あるリソースの前に別のリソースを展開することが必要な場合があります。
重要:
矢印は、依存関係のみを示します。接続を示すものではありません。リソースを接続して通信する方法については、VMware Aria Automation でのクラウド テンプレートの作成とデザインの開始を参照してください。
明示的な依存関係
あるリソースの前に別のリソースを展開することが必要な場合があります。たとえば、アプリケーション サーバを作成してアクセスするよう設定する前に、データベース サーバが展開されている必要があります。
明示的な依存関係は、導入時の、またはスケール インまたはスケール アウト アクションのビルド順を設定します。明示的な依存関係は、グラフィカル デザイン キャンバスまたはコード エディタを使用して追加できます。
- デザイン キャンバス オプション:依存リソースから始まり最初に展開するリソースで終わる接続を描画します。
- コード エディタ オプション:依存リソースに
dependsOn
プロパティを追加し、最初に展開するリソースを特定します。明示的な依存関係では、キャンバスに実線の矢印が作成されます。
![明示的な依存関係](images/GUID-A39A4363-7B7C-452E-AE0A-9A69682F1AA5-low.png)
プロパティ バインド
リソースのプロパティに、別のリソースのプロパティの値が必要になることがあります。たとえば、バックアップ サーバはバックアップするデータベース サーバのオペレーティング システム イメージを必要とすることがあり、その場合はデータベース サーバが先に配置されている必要があります。
プロパティ バインドは暗黙的な依存関係とも呼ばれ、必要なプロパティが使用可能になるまで依存する側のリソースの展開を待つことによってビルドの順序を制御します。プロパティ バインドは、コード エディタを使用して追加します。
- 依存リソースを編集して、最初に配置されている必要があるリソースとプロパティを識別するためのプロパティを追加します。
プロパティ バインドでは、キャンバスに破線の矢印が作成されます。
![暗黙的な依存関係またはプロパティ バインド](images/GUID-EAA1D32E-B419-471B-B11E-8A93344B1D8D-low.png)