展開申請は、さまざまな理由で失敗することがあります。ネットワーク トラフィック、ターゲット クラウド プロバイダのリソース不足、または展開仕様の不備が原因となる可能性があります。また、展開は成功しても、それが機能していないように見えることもあります。Automation Assembler を使用して展開を検証し、エラー メッセージを確認して、問題が環境や申請されたワークロードの仕様にあるのか、または他に理由があるのかを判断できます。

このワークフローを使用して、調査を開始します。このプロセスによって、失敗の原因が一時的な環境の問題であったことが判明する場合もあります。条件が改善されたことを確認してから申請を再展開することで、このような問題は解決されました。他にも、調査で他の領域を詳しく確認する必要が生じる場合があります。

プロジェクト メンバーとして、Automation Assembler で申請の詳細を確認できます。

手順

  1. 申請が失敗したかどうかを判断するには、[リソース] > [展開] > [展開] の順に選択し、展開カードを見つけます。
    失敗した展開カード
    失敗した展開はカードに示されます。
    1. エラー メッセージを確認します。
    2. 展開名をクリックすると、展開の詳細が表示されます。
  2. 展開の詳細画面で、[履歴] タブをクリックします。

    [展開の詳細] の [履歴] タブ
    1. イベント ツリーを確認して、プロビジョニング プロセスが失敗した場所を調べます。このツリーは、展開を変更する場合に便利ですが、変更は失敗します。
      ツリーには、いつ展開アクションを実行したかも示されます。ツリーを使用して、失敗した変更のトラブルシューティングを行うことができます。
    2. [詳細] には、詳細なエラー メッセージが表示されます。
    3. ツリー内の各申請は、申請 ID によって具体的に識別されます。この ID を使用して、[インフラストラクチャ] > [アクティビティ] > [申請] 画面で申請を特定することができます。請求目的に ID を使用することもできます。
    4. 申請された項目が Automation Assembler のクラウド テンプレートの場合は、メッセージの右側にあるリンクをクリックすると、Automation Assembler が開き、[申請の詳細] を確認できます。
  3. [申請の詳細] には、失敗したコンポーネントのプロビジョニング ワークフローが示されるため、問題を調査することができます。

    申請履歴は 48 時間保持されます。

    削除した展開履歴は、削除後、最大 90 日間表示およびフィルタリングできます。


    申請の詳細と開発モード。
    1. エラー メッセージを確認します。
    2. [開発モード] をオンにして、単純なプロビジョニング ワークフローとより詳細なフローチャートを切り替えることができます。
    3. カードをクリックして展開スクリプトを確認します。
  4. エラーを解決し、クラウド テンプレートを再展開します。
    エラーは、テンプレートの構造内に含まれている場合もあれば、インフラストラクチャの構成方法に関係している場合もあります。

次のタスク

エラーを解決し、クラウド テンプレートが展開されると、[申請の詳細] に次の例のような情報が表示されます。申請の詳細を表示するには、[インフラストラクチャ] > [アクティビティ] > [申請] の順に選択します。

成功した展開の申請の詳細。