カタログ アイテムは、展開用に申請できるインポート済みのテンプレートです。申請時に指定または設定する必要のある情報は、管理者によるテンプレートの設計方法によって異なります。アイテムを展開すると、そのアイテムは、選択したプロジェクトに関連付けられているクラウド リージョンまたはデータストアに基づいてプロビジョニングされます。

展開方法の一般的な確認手順については、Automation Service Broker カタログ アイテムの展開方法を参照してください。

フィルタと検索を使用したカタログ アイテムの検索

会社の目標やプロジェクト メンバーによっては、使用可能なカタログが広範囲にわたる可能性があります。[プロジェクト] ドロップダウン メニューのプロジェクトに基づいて使用可能なアイテムをフィルタリングするだけでなく、次のツールを使用してカタログ アイテムを見つけることができます。

  1. 検索: 検索語句を入力します。
  2. フィルタ: 左側のパネルが開き、コンテンツ タイプとプロジェクトでフィルタリングできます。
  3. 並べ替え: リストがまだ長すぎる場合は、昇順または降順に並べ替えることができます。
検索、フィルタ、ソートの 3 つの図中番号が付いている、フィルタが有効なカタログのスクリーンショット

[リソース使用量] ダッシュボード

[リソース使用量] ダッシュボードには、展開で使用されている仮想マシン、CPU、ストレージ、およびメモリの現在の数が表示されます。この情報は、別のカタログ アイテムを展開する前の使用量を把握できるようにするために提供されています。数値が大きい場合は、未使用の展開の一部を破棄することを検討してください。

計算されたリソース使用量は、自分が所有している(複数のプロジェクトにまたがる)すべての展開の使用量です。

使用量は、クラウド テンプレートによってプロビジョニングされた次のリソース タイプのリソースについて計算されます。

  • VMware vSphere
  • VMware Cloud on AWS
  • Amazon Web Services
  • Microsoft Azure
  • Google Cloud Platform

次のいずれかの操作を行うと、使用量が計算されます。

  • vSphere、AWS、Azure、または GCP にプロビジョニングされたカタログ アイテムを展開します。
  • 自分が所有者になっている展開を管理者がオンボーディングします。仮想マシン、CPU、ストレージ、およびメモリは、オンボーディングされた vSphere の展開に対して使用できます。ただし、CPU とメモリはどのエンドポイントでも使用できるわけではありません。
  • Day 2 アクションを実行して、展開を変更します。たとえば、展開内のマシンに 2 つの CPU を追加すると、計算される CPU の数が 2 だけ増えます。

Automation Service Broker は、展開、オンボーディング、または Day 2 アクションなどのイベントを待機し、計算を行ってから、リソース使用量を更新します。変更が完了してから、この処理が終わるまで、通常は 1 ~ 2 分かかります。

展開を別のユーザーに割り当てた場合も、展開の変更に該当することがあります。所有者変更アクションが終了すると、リソースはリソース使用量ボードから差し引かれ、新しい所有者のボードに追加されます。