js-io-rights.conf ファイルには、サーバ ファイル システム内の定義されたディレクトリに対する書き込みアクセスを許可するルールが含まれています。

js-io-rights.conf ファイルの必須の内容

js-io-rights.conf ファイルの各行には、次の情報を含める必要があります。

  • 権限を許可するのか、それとも拒否するのかを示すプラス (+) またはマイナス (-) の記号
  • 権限に対する読み取り (r)、書き込み (w)、および実行 (x) のレベル
  • 権限を適用するパス
    注: js-io-rights.conf ファイルのルート フォルダは常に /var/run/vco です。 Automation Orchestrator Appliance ファイル システムでは、このフォルダは /data/vco/var/run/vco に配置されています。 Automation Orchestrator ファイル システムへのアクセス権を持つすべてのコンテンツは、このルート フォルダでマッピングされている必要があります。

js-io-rights.conf ファイルのデフォルトの内容

Orchestrator Appliancejs-io-rights.conf 構成ファイルのデフォルトの内容は、次のとおりです。

-rwx /
+rwx /var/run/vco
+rx /etc/vco
-rwx /etc/vco/app-server/security/
+rx /var/log/vco/
デフォルトの js-io-rights.conf 構成ファイルの先頭の 2 行は、次のアクセス権を許可します。
-rwx /
ファイル システムへのすべてのアクセスは拒否されます。
+rwx /var/run/vco
/var/run/vco ディレクトリでの読み取り、書き込み、実行のアクセスは許可されます。

js-io-rights.conf ファイル内のルール

Automation Orchestrator は、js-i/o-rights.conf ファイルに記述されている順序でアクセス権を解決します。各行は前の行をオーバーライドできます。

重要: ファイル システムのすべての部分へのアクセスを許可するには、 js-i/o-rights.conf ファイルで +rwx / を設定します。ただし、これを行うとセキュリティ リスクが増加します。