Automation Assembler価格設定カードは、クラウド管理者がリソースを管理する際に、展開ごとの金銭的影響に対して価格設定ポリシーを定義して割り当てるのに役立ちます。
展開の価格が時系列で展開カードとプロジェクトに表示されます。価格は毎月の初めにゼロにリセットされ、当日までの値が表示されます。展開の詳細にコンポーネント コストの内訳があります。この情報を展開レベルで提供すると、クラウド管理者にその情報が通知されるだけでなく、メンバーの作業が予算および長期的な開発にどのような影響を与えるのか、メンバー自身が理解できるようになります。
Automation Assemblerおよび Automation Service Broker のユーザーに価格情報を表示するには、[価格情報を表示] ボタンを選択します。無効のままにすると、価格情報が Automation Assemblerおよび Automation Service Broker のユーザーに表示されません。
価格の計算方法
コンピューティング リソースとストレージ リソースの展開レベルに表示される初期価格は、業界標準のベンチマーク レートに基づき、時系列で計算されたものです。レートがホストに適用され、サービスが CPU レートとメモリ レートを計算します。サーバは、6 時間ごとに価格を再計算します。
新しいポリシー、割り当て、および初期価格は、次に実行されるデータ収集サイクルで価格設定されます。デフォルトでは、データ収集サイクルは 5 分ごとに実行されます。新しいポリシーまたは変更がプロジェクトと展開で更新されるまで、最長で 6 時間かかる場合があります。
展開およびプロジェクトの価格を見積もる方法
カタログ アイテムを展開する前に、展開の価格見積もりとして、初期価格を使用できます。Automation Assemblerで価格を表示するには、VMware Aria Operations 統合エンドポイントで価格計算を有効にし、通貨を事前設定する必要があります。
初期価格の見積もりでは、仮想マシン 1 台あたりの起動ディスクのサイズは常に 8 GB です。
展開の初期価格は、展開前の特定のカタログ アイテムに関する、リソースの割り当てに基づいた毎日の価格見積もりです。カタログ アイテムの展開後に、今日までの月間価格を初期価格の集計として、[展開] タブと タブに表示できます。初期価格の計算は、vSphereマシン、vSphere ディスク、Automation Assembler カタログ アイテム、および vCenter がプライベート クラウド用に構成されたクラウドに依存しないアイテムなどの、プライベート クラウド リソースでサポートされます。
展開のコストを見積もるには、[カタログ] でカタログ アイテムを選択し、[送信] をクリックします。
の順にクリックします。価格に問題がない場合は、プロジェクトの価格設定カードを使用して、すべてのプロジェクトの合計価格を見積もることができます。
プロジェクトのコストを見積もるには、[インフラストラクチャ価格設定カード] 画面の [すべての価格設定カードの適用先] 設定の横にある [編集] をクリックして、[プロジェクト] を選択します。
[すべての価格設定カードの適用先] の設定を変更すると、すべての既存の価格設定カードの割り当てが削除されます。コストベースのアプローチを使用して、価格設定カードと割り当てを作成します。