拡張性アクションをサブスクリプションと組み合わせて使用すると、仮想マシンのタグ付けを自動化および簡素化できます。

クラウド管理者は、拡張性アクションと拡張性サブスクリプションを使用することにより、指定した入力および出力で自動的にタグ付けされる展開を作成できます。タグ仮想マシン サブスクリプションを含むプロジェクトに対して新しい展開を作成すると、展開イベントによってタグ仮想マシン スクリプトがトリガされ、タグが自動的に適用されます。これにより、時間の節約になり効率が向上し、展開の管理も容易になります。

前提条件

  • クラウド管理者の認証情報へのアクセス。
  • Lambda 機能に対する Amazon Web Services ロール。

手順

  1. [拡張性] > [ライブラリ] > [アクション] > [新規アクション] の順に移動し、次のパラメータを使用してアクションを作成します。
    パラメータ 説明
    アクション名 拡張性アクション名。「TagVM」をプリフィックスまたはサフィックスとして使用することが推奨されます。
    プロジェクト 拡張性アクションをテストするプロジェクト。
    アクション テンプレート タグ仮想マシン
    ランタイム Python
    スクリプトの送信元 スクリプトの記述
  2. [メインの関数] として Handler と入力します。
  3. 拡張性アクションをテストするには、タグ付け入力を追加します。
    たとえば、 resourceNames = ["DB_VM"]target = world のようにします。
  4. アクションを保存するには、[保存] をクリックします。
  5. アクションをテストするには、[テスト] をクリックします。
  6. アクション エディタを終了するには、[閉じる] をクリックします。
  7. [拡張性] > [サブスクリプション] の順に移動します。
  8. [新しいサブスクリプション] をクリックします。
  9. 以下のサブスクリプションの詳細を入力します。
    詳細 設定
    イベント トピック 仮想マシンのタグ付けフェーズに関連するイベント トピックを選択します(例:コンピューティング割り当て)。
    注: タグは、選択したイベント トピックのイベント パラメータの一部である必要があります。
    ブロック サブスクリプションのタイムアウトを 1 分に設定します。
    アクション/ワークフロー 拡張性アクションの実行可能なタイプを選択し、カスタムの拡張性アクションを選択します。
  10. カスタムの拡張性アクションのサブスクリプションを保存するには、[保存] をクリックします。
  11. [デザイン] > [クラウド テンプレート] に移動し、空のキャンバスからクラウド テンプレートを作成します。
  12. 2 台の仮想マシン(Application_VMDB_VM)をクラウド テンプレートに追加します。
    クラウド テンプレート キャンバスには、2 台の仮想マシンと、各仮想マシン要素に追加されたコード スクリプトが含まれています。
  13. 仮想マシンを展開するには、[展開] をクリックします。
  14. 展開時に、イベントが開始されて拡張性アクションが実行されていることを確認します。
  15. タグが正しく適用されていることを確認するには、[リソース] > [リソース] > [仮想マシン] の順に移動します。