Automation Assembler のシークレット プロパティは、プロジェクト ユーザーがクラウド テンプレート デザインに追加できる、再利用可能な暗号化された値です。

シークレット プロパティの一般的な例として、セキュア アクセス キーや認証情報などがあります。シークレット プロパティの値は、作成して保存した後は、暗号化解除することも、読み取ることもできません。

シークレット プロパティの作成

  1. プロジェクト管理者ロールの権限を使用して Automation Assembler にログインします。
  2. [インフラストラクチャ] > [管理] > [シークレット] の順に選択して、[新しいシークレット] をクリックします。
  3. プロジェクトを選択します。
  4. シークレットの一意のプロパティ名を入力します。スペースや特殊文字は使用できません。

    この名前は、シークレットの可視 ID です。

  5. シークレットの値を入力します。

    デフォルトでは、この値は入力時に隠されます。このため、画面が共有されていても、この値は保護されます。

    必要な場合は、目の記号をクリックすることにより、値を表示して確認することができます。ただし、シークレットの値は、保存されると、データベース内で暗号化されるため、再び表示できなくなります。

  6. 必要に応じて、シークレット プロパティの説明を入力します。
  7. [作成] をクリックします。
シークレットの作成

クラウド テンプレートへのシークレット プロパティの追加

プロジェクト ユーザーは、シークレット プロパティをクラウド テンプレート コード内でバインドとして追加できます。

'${secret. 文字を入力し始めると、プロジェクト用に作成されたシークレットの選択リストが表示されることに注意してください。

type: Cloud.Machine
properties:
  name: ourvm
  image: mint20
  flavor: small
  remoteAccess:
    authentication: publicPrivateKey
    sshKey: '${secret.ourPublicKey}'
    username: root

Terraform 構成にシークレット プロパティを追加するには、Terraform 構成での Automation Assembler のシークレット プロパティの使用を参照してください。