Automation Orchestrator の vCenter プラグインを使用して、特定のオブジェクトの vCenter インベントリをクエリできます。
メソッドのクエリ
クエリを実行するには、vCSearchIndex 管理対象オブジェクト、または getAllDatastores()、getAllVirtualMachines()、findAllForType() などのプラグイン インベントリに含まれているオブジェクト ファインダ メソッドのいずれかを使用できます。
パフォーマンス
デフォルトでは、どちらの方法も検索クエリでメソッドのパラメータに対する引数として一連のプロパティを指定しない限り、それらのプロパティのいずれも指定せずにクエリ対象のオブジェクトを返します。
注:
getAll...() および
findAll...() のファインダ オブジェクトでは常にクエリ式を使用して、
Automation Orchestrator クライアントが返された大規模なオブジェクトのフィルタリングを実行しないようにする必要があります。これは、
Automation Orchestrator サーバの全体的なパフォーマンスに影響する可能性があります。
vCenter インベントリをクエリするには、2 つのタイプの式を使用できます。
式のタイプ | 説明 |
---|---|
名前の式 | クエリ パラメータの引数として名前を指定できます。
注:
vCenter プラグイン インベントリに表示されるプラグイン オブジェクトの名前に従って、指定した名前引数でフィルタリングします。
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XPath 式 | XPath のクエリ言語に基づいて式を使用できます。詳細については、vCenter プラグインを使用した XPath 式の使用を参照してください。 |
カスタム プロパティ、このオブジェクトへの各参照、ワークフロー、またはアクションを使用して vCenter のインベントリ オブジェクトを呼び出す場合は、主なパフォーマンスのオーバーヘッドを生成する vCenter にクエリを送信します。パフォーマンスを最適化し、ワークフローの実行中にオブジェクトのシリアル化/非シリアル化を何度も実行しないようにするには、オブジェクトをワークフロー属性や入力または出力パラメータとして保存するのではなく、共有リソースを使用して保存することをお勧めします。このような共有リソースには、構成要素またはリソース要素を含めることができます。