エンドポイントは、Automation Pipelines に接続してパイプラインの実行に必要なデータを提供する DevOps アプリケーションのインスタンスです。データ ソース、リポジトリ、通知システムなどがあります。
Automation Pipelines でのロールによって、エンドポイントの使用方法が決まります。
- 管理者および開発者は、エンドポイントを作成、更新、削除、および表示できます。
- 管理者は、エンドポイントを制限ありとしてマークし、制限付きのエンドポイントを使用するパイプラインを実行できます。
- 閲覧者ロールを持つユーザーは、エンドポイントを表示することはできますが、作成、更新、および削除することはできません。
詳細については、Automation Pipelines でユーザー アクセスと承認を管理する方法を参照してください。
Automation Pipelines をエンドポイントに接続するには、次の手順を実行します。
- パイプラインにタスクを追加します。
- エンドポイントと通信するようにタスクを構成します。
- [検証] をクリックして、Automation Pipelines がエンドポイントに接続できることを確認します。
- パイプラインを実行すると、タスクがエンドポイントに接続されて、タスクが実行可能になります。
これらのエンドポイントを使用するタスクのタイプについては、Automation Pipelines で使用可能なタスクのタイプを参照してください。
エンドポイント | 提供する内容 | サポートされるバージョン | 要件 |
---|---|---|---|
Bamboo | ビルド計画を作成します。 | 6.9.* | |
Docker | ネイティブ ビルドでは、展開に Docker ホストを使用できます。 | パイプラインに Docker Hub のイメージが含まれている場合は、パイプラインを実行する前に、イメージに cURL または wget が組み込まれていることを確認する必要があります。パイプラインが実行されると、Automation Pipelines は、cURL または wget を使用してコマンドを実行するバイナリ ファイルをダウンロードします。 |
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Docker レジストリ | Docker ビルド ホストがイメージをプルできるようにコンテナ イメージを登録します。 | 2.7.1 | |
Gerrit | レビューとトリガーのために Gerrit サーバに接続します。 | 2.14.* | |
Git | 開発者がコードを更新してリポジトリにチェックインするときに、パイプラインをトリガします。 | Git Hub Enterprise 2.1.8 Git Lab Enterprise 11.9.12-ee |
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Jenkins | コード アーティファクトをビルドします。 | 1.6.* および 2.* | |
JIRA | パイプライン タスクが失敗したときに JIRA チケットを作成します。 | 8.3.* | |
Kubernetes | コンテナ化されたアプリケーションを展開、スケール、および管理するための手順を自動化します。 | Automation Assembler 8.4 以降でサポートされているすべてのバージョン Automation Assembler 8.3 以前では 1.18 |
パイプライン ワークスペースで Kubernetes API エンドポイントを使用する場合、Automation Pipelines は、継続的インテグレーション (CI) タスクまたはカスタム タスクを実行するために必要な ConfigMap、シークレット、ポッドなどの Kubernetes リソースを作成します。Automation Pipelines は、NodePort を使用してコンテナと通信します。 ワークスペースの構成に関する詳細については、パイプライン ワークスペースの構成を参照してください。 |
PowerShell | Windows または Linux マシンで、PowerShell スクリプトを実行するタスクを作成します。 | 4 および 5 | |
SSH | Windows または Linux マシンで、SSH スクリプトを実行するタスクを作成します。 | 7.0 | |
TFS Team Foundation Server | ソース コード、自動化されたビルド、テスト、および関連するアクティビティを管理します。 | 2015 および 2017 | |
VMware Aria Automation Orchestrator | ビルド プロセスのワークフローを配置して自動化します。 | 7.* および 8.* |
GitHub エンドポイントの YAML コードの例
この YAML コードの例では、Git タスクで参照できる GitHub エンドポイントを定義しています。
--- name: github-k8s tags: [ ] kind: ENDPOINT properties: serverType: GitHub repoURL: https://github.com/autouser/testrepok8s branch: master userName: autouser password: encryptedpassword privateToken: '' description: '' type: scm:git isLocked: false ---