DevOps 管理者または開発者は、ユーザー インターフェイスを使用するのではなく、YAML コードを使用して Automation Pipelines でパイプラインを作成することができます。パイプラインをコードとして作成する場合は、任意のエディタを使用して、パイプライン コードにコメントを挿入できます。

パイプライン コードでは、環境変数やセキュリティ認証情報などの外部構成を参照できます。パイプライン コードで使用する変数を更新する場合、パイプライン コードを更新せずに変数を更新できます。

パイプライン YAML コードをテンプレートとして使用して、他のパイプラインをクローン作成および作成し、テンプレートを他のユーザーと共有できます。

パイプライン コード テンプレートをソース管理リポジトリに保存して、バージョン管理と更新の追跡を行うことができます。ソース管理システムを使用すると、パイプライン コードのバックアップを簡単に作成し、必要に応じてリストアすることができます。

前提条件

  • コード エディタがあることを確認します。
  • ソース管理リポジトリにパイプライン コードを保存する場合は、作業インスタンスにアクセスできることを確認します。

手順

  1. コード エディタで、ファイルを作成します。
  2. サンプル パイプライン コードをコピーして貼り付け、特定のパイプラインのニーズを反映するように更新します。
  3. エンドポイントをパイプライン コードに含めるには、サンプル エンドポイント コードをコピーして貼り付け、エンドポイントを反映するように更新します。

    パイプライン ワークスペースで Kubernetes API エンドポイントを使用する場合、Automation Pipelines は、継続的インテグレーション (CI) タスクまたはカスタム タスクを実行するために必要な ConfigMap、シークレット、ポッドなどの Kubernetes リソースを作成します。Automation Pipelines は、NodePort を使用してコンテナと通信します。

    Automation Pipelines パイプライン ワークスペースでは、継続的インテグレーション タスクとカスタム タスクで Docker と Kubernetes がサポートされます。

    ワークスペースの構成に関する詳細については、パイプライン ワークスペースの構成を参照してください。

  4. コードを保存します。
  5. パイプライン コードを保存してバージョン管理するには、ソース管理リポジトリにコードをチェックインします。
  6. 継続的インテグレーションおよび継続的デリバリのパイプラインを作成する場合は、Kubernetes YAML ファイルをインポートする必要があります。
    Kubernetes YAML ファイルをインポートするには、スマート パイプライン テンプレートの [継続的デリバリ] 領域で Kubernetes YAML ファイルを選択し、 [プロセス] をクリックします。または、API を使用します。

結果

コードの例を使用して、パイプラインとエンドポイントを表す YAML コードを作成しました。

例: パイプラインとエンドポイントの YAML コードの例

この YAML コードの例には、パイプラインの Automation Pipelines ネイティブ ビルド、ステージ、タスク、通知などのワークスペースを表すセクションが含まれています。

サポートされているプラグインのコードの例については、エンドポイントへの Automation Pipelines の接続を参照してください。

---
kind: PIPELINE
name: myPipelineName
tags:
  - tag1
  - tag2
 
 
# Ready for execution
enabled: false
 
#Max number of concurrent executions
concurrency: 10
 
#Input Properties
input:
  input1: '30'
  input2: 'Hello'
 
#Output Properties
output:
  BuildNo: '${Dev.task1.buildNo}'
  Image: '${Dev.task1.image}'
 
#Workspace Definition
ciWorkspace:
  image: docker:maven-latest
  path: /var/tmp
  endpoint: my-k8s
  cache:
    - ~/.m2
 
# Starred Properties
starred:
  input: input1
  output: output1
   
# Stages in order of execution
stageOrder:
  - Dev
  - QA
  - Prod
 
# Task Definition Section
stages:
  Dev:
    taskOrder:
      - Task1, Task6
      - Task2 Long, Task Long Long
      - Task5
    tasks:
      Task1:
        type: jenkins
        ignoreFailure: false
        preCondition: ''
        endpoints:
          jenkinsServer: myJenkins
        input:
          job: Add Two Numbers
          parameters:
            number1: 10
            number2: 20
      Task2:
        type: blah
        # repeats like Task1 above
  QA:
    taskOrder:
      - TaskA
      - TaskB
    tasks:
      TaskA:
        type: ssh
        ignoreFailure: false
        preCondition: ''
        input:
          host: x.y.z.w
          username: abcd
          password: ${var.mypassword}
          script: >
            echo "Hello, remote server"
      TaskB:
        type: blah
        # repeats like TaskA above
 
# Notificatons Section
notifications:
  email:
    - stage: Dev #optional ; if not found - use pipeline scope
      task: Task1 #optional; if not found use stage scope
      event: SUCCESS
      endpoint: default
      to:
         - [email protected]
         - [email protected]
      subject: 'Pipeline ${name} has completed successfully'
      body: 'Pipeline ${name} has completed successfully'
       
  jira:
    - stage: QA #optional ; if not found - use pipeline scope
      task: TaskA #optional; if not found use stage scope
      event: FAILURE
      endpoint: myJiraServer
      issuetype: Bug
      project: Test
      assignee: abc
      summary: 'Pipeline ${name} has failed'
      description: |-
        Pipeline ${name} has failed
        Reason - ${resultsText}
  webhook:
    - stage: QA #optional ; if not found - use pipeline scope
      task: TaskB #optional; if not found use stage scope
      event: FAILURE
      agent: my-remote-agent
      url: 'http://www.abc.com'
      headers: #requestHeaders: '{"build_no":"123","header2":"456"}'
          Content-Type: application/json
          Accept: application/json
      payload: |-
        Pipeline ${name} has failed
        Reason - ${resultsJson}
---

この YAML コードは、Jenkins エンドポイントの例を表します。

---
name: My-Jenkins
tags:
- My-Jenkins
- Jenkins
kind: ENDPOINT
properties:
  offline: true
  pollInterval: 15.0
  retryWaitSeconds: 60.0
  retryCount: 5.0
  url: http://urlname.yourcompany.com:8080
description: Jenkins test server
type: your.jenkins:JenkinsServer
isLocked: false
---

この YAML コードは、Kubernetes エンドポイントの例を表します。

---
name: my-k8s
tags: [
  ]
kind: ENDPOINT
properties:
  kubernetesURL: https://urlname.examplelocation.amazonaws.com
  userName: admin
  password: encryptedpassword
description: ''
type: kubernetes:KubernetesServer
isLocked: false
---

次のタスク

パイプラインを実行し、必要に応じて調整します。パイプラインを実行して結果を確認する方法を参照してください。